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何かを忘れている

きっと大切だった何か

この胸の真ん中に、

パズルのピースみたいに填めることのできる何か

なかったら見つかるまで探すだろう

だけど僕は忘れている

あったのかなかったのかさえ

ただ、忘れているということしかわからない

あったのかなかったのかさえわからないけれど

この胸にある空洞は、

その忘れているもので埋められるべきなんだろう

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