13
小さな幸福の想い出だけ抱き締めて、眠りの中へ入っていこう。
温かい氷で包んで。
誰にも奪わせない。
僕だけの想い出。
僕だけの為の幸福。
さあ、祝福の鐘が鳴る。
船に乗ってその鐘の鳴る場所へ。
遠くで僕を待つ先に着いた僕が、
笑顔で手を振っている。
鳴り響く鐘の中、告げよう。
大きな声で。
僕は幸福だったと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます