第9話 ひととき
愛しているよと囁けば
愛しているよと囁く声が聞こえる
裸の肩を抱き温もりを分けあい
きれいだよと言葉に落ちて
強く握りしめた両手
愛しき人の行く果てを見つめてる
重なる胸と胸の合間を
一筋に流れる滴
蜜に過ぎゆく密な時間
またこの身体に刻まれて
明日は明日の私に戻る
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます