第20話【氷砂糖】

 氷砂糖、梅、氷砂糖、梅、そしてもう一度氷砂糖。


 ばあちゃん直伝の梅酒を初めて漬ける。


 氷砂糖は多めに入れてホワイトリカーは少なめに──だってね、私はお酒は飲めないからね。


 琥珀色に輝く梅酒になったなら、カルピスに入れましょう。


 ほんのりほっぺを桜貝の色に染めて、懐かしいあの日を思い出す。



※お酒が飲めない私なので、10年物の梅酒が、キッチンの片隅にあります。

時折、思い出してほんの少しだけ飲みます。優しくて甘酸っぱい懐かしい味です。

こちらはピッタリ140文字になりました。( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎



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