第88話 雨男伝説、再び
お盆休みもまったく関係なく、ひたすら働いていたので、ようやく1週間後から遅い夏休みを取って、北海道に行く、というか帰るんですが。
その前に、先週の金曜日(8月16日)に、最強台風が関東に襲来。
焦りました。
過去に例がないくらい強力とニュースで言ってたので、自宅マンション駐輪場に置いてあるバイクのカバーをロープで縛り、さらに重しとして、サイドバッグに荷物を積んで吊るし、様子見。
結局、ウチの近所は思ったより全然大した風が吹かなかったので、無事でしたが、同じ千葉県でも沿岸部はかなりやられました。
元々、関東地方はそんなに台風が来る方ではなかったはずですが、地球温暖化の影響で、台風自体が南より北で発生するようになり、関東、東北、北海道まで来るようになったようです。
ちなみに、北海道出身の私は、地元にいた頃は一度もまともな台風を味わったことがなく、上京してすぐの頃に住んでた埼玉県で、台風に襲われた時、わざと外に出て、
「おお! これが噂の台風か!」
と感動してました。
アホですね。
まあ、それくらい北国に台風は無縁でして、そもそも来る頃には温帯低気圧になってるので。
子供の頃、テレビで台風の中、リポートしてる現地中継の人を見て、
「すげえ」
と思って、妙な憧れがありました。南国の人が雪に憧れるのと同じようなものです。いや、ちょっと違うかもですが。
まあ、さすがに今はそんなアホなことしないですが。
雪には強いけど、台風には極端に弱いのが北海道。ちょうど、雪に弱い関東、首都圏に似てますね。ちょっと来ると大騒ぎです。
そして、やっと北海道に行けるかと思いきや。
天気予報では、曇りか雨。
まあ、雨男だからいつものことですね。
ついこの間まで、散々晴れてて、SNSなどでは晴れた北海道をツーリングして「最高!」とか言ってるライダーが多く見受けられたのですが。
私のような雨男が行くと、まあ大体、雨か曇り。
でも、実はそんなに悲観してません。
理由は、「近年、北海道でも暑い」から。雨や曇りの方がかえって涼しいでしょう。
いや、むしろ道東や道北に行くと、雨が降ると逆に「寒い」くらいの気候になるんですが。下手したら、朝晩の気温が15度とかになります。
ちなみに、天気予報などで「猛暑」、「熱中症注意」と言ってる範囲に、ほぼ含まれない地域が、北海道と北東北の一部。
私の体感的に、北海道、青森県、秋田県、岩手県あたりまでは、だいぶ涼しいです。
最近では、たまに最高気温が35度近くまで行くことがあるそうですが、それも一瞬。
常に35度以上の関東以西より全然いいです。
ということで、近年の温暖化を考えると、6月中旬から9月中旬までは、西に行けない、が正しいのかと。
とにかくどこも暑すぎる。
標高が1000m以上の山か、北東北か北海道に逃げるのが正解。
逆に関西方面に行くなら、冬の方がいいです。
去年、9月頭に関西に行って、痛感しました。あまりにも暑すぎると。暑さが頭に先行して、楽しめないんです。
まあ、雨予報とはいえ、1週間前の天気予報なのと、「北海道は広い」から、札幌の天気予報で雨と言ってても、他の地域に行ったら、全然晴れてる、ということはよくあります。
それに、台風直撃でフェリー欠航した17日出発より良かったのかも。
8月24日出発、9月1日戻りです。
8月末頃にまた台風が来るという予報もあるので、本当にヤバそうなら、別ルートの小樽~新潟に船を変更するか、苫小牧発を早めに変更するか、函館から青森に渡り、東北道を南下するか、のどれかで帰ります。
まったく近頃は、この時期でさえ台風がどんどん来て、全然落ち着かないですね。
今回は、あくまでも「自分の大型バイクで北海道を走りたい」というのが一番の望みなので、それが達成できたら、来年からはLCCの飛行機で北海道に行って、現地でレンタルバイクを借りてちょっと走る程度にします。
バイクで数日など、長期間走らなければ、その方が安上がりなんで。
往復フェリーとバイクで、7万円以上はかかってるので。あと、フェリーの時間、無駄に長いから暇なんですよ。
今回、携帯にアマゾンプライムのアニメをダウンロードしたので、それを見ます。
雨降ったら、キャンプは面倒なんですけどね。設営も撤収も。まあ、キャンプスキルが上がりますが。
それと、去年買ったのに、全然使ってない「ワークマン」の新しいカッパをようやく試せるかもしれないので、もう雨でも仕方ない、と思い始めてます。
ただ、雨だと走行動画が全然楽しくないのが問題で、撮る気がしなくなります。
曇りの時を狙って、撮るしかないですが。
あと、6日で出発です。
キャンプ用品を積むので、バイクに荷物満載ですが、楽しみ。
24日の出発日は、早朝から出発し、大洗に向かいますが、めちゃくちゃ時間余るので、漫画喫茶で時間潰すか、大洗で船内で飲む酒とつまみでも買います。
暑すぎて、できるだけ走りたくないので。
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