第74話 首都高ダンジョン攻略に行こう

 昨日(12/29)、年内最後のツーリングに行ってきました。


 当初、「プチツーリング」のつもりで、横須賀と三浦半島に行く予定でしたが。気が付けば西湘バイパスを走り、小田原に行き、箱根湯本の温泉に入り、道の駅すばしりから山中湖へ行き、道志みちを走り、中央高速から首都高で帰るという、結局400キロ以上も走るツーリングになってました。


 まあ、それはともかく。


 千葉県に移住してから、首都高を走るたび、毎回のように「道を間違えて」別ルートに入ってました。


 結果として、「首都高は複雑で苦手」という意識が根付いてしまったんですが。あれは、一種の「ダンジョン(迷宮)」ですね。


 ただ、何回も走ってるうちに、不思議と愛着が出て「攻略してやる」と、妙な対抗心みたいのが芽生え始めまして。


 何よりも、「夏の夜は涼しい」、「冬の夜は暖かい」のが首都高のいいところ。今日なんか、山中湖や籠坂かごさか峠は、夕方の気温が1度や2度という極寒。しかもバイクで走行していると、体感温度的には、軽く氷点下です。北海道と変わらない。


 ところが、首都高に入ると、夜なのに気温13度。10度以上違うから暖かい!


 ただでさえ寒がりなので、これから冬の間は、首都高をメインで走るかもしれません。


 もちろん、日中は混むので、夜しか走りませんが。


 右から合流があったり、道幅が狭く、次から次へと案内版が出る、分岐から分岐まで短いなどなど、ある意味、「恐怖の首都高」。


 なんですが、やっと少しだけ攻略の糸口を掴みました。


 つまり「ナビにばかり従ってはダメ」ということです。


 そりゃ、ナビは便利ですけどね。

 ナビに意識を取られすぎて、分岐で間違ってしまったことが何度かあり、昨日は案内標識をメインで、「先読み」をしたところ、成功。


 つまり、ウチは千葉県の松戸市にあるので、西から走る場合、C1の都心環状線から6号向島線、7号小松川線を目指せばいいわけで(その先は外環道に入るだけで迷わない)、案内版をよく見て、その数字を目指せば間違えないわけです。


 今まで、案内板よりナビにばかり集中していて、よく間違って湾岸線に入ってました(湾岸線でも帰れるけど、遠回り)。湾岸線はBで表記されるので、それを頭に入れておけば間違えないわけです。


 まあ、それでも交通量が多く、分岐で焦ると間違えるんですけどね。


 なので、練習を兼ねて、深夜の首都高を走るのが一番いいのです。交通量少ないし。


 ただ、深夜はたまに「リアルワイルドスピード」か「リアルイニシャルD」な走りをしている、某スポーツカーとかいますけどね。


 見てる分には面白い。(関わりたくはないですが)


 ということで、しばらくは首都高練習に専念するかもしれません。

 元々、交通量が多い道は苦手ですし、深夜なら走りやすいし、ガソリン代の節約にもなるし、首都高もPAがいっぱいあるので。


 もっとも、深夜に徘徊する怪しい人に思われてしまいますが。


 それでも、首都高で一番好きな道は、やっぱり湾岸線なんですけどね。理由は単純に道幅が広くて走りやすくて、飛ばせるから。


 C1とか、下手にかっ飛ばしてると、カーブを曲がりきれなくて死にますからね。


 いやあ、首都高って、なかなか奥が深いなあ、と今さらながら感心しました。(良い子はイニシャルD的な走りをしないように。警察に捕まるか、死にます)

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