第73話 東北の悪夢ほか

 話は前後しますが。というか忘れてました。

 第71話の話で、東北に行った時のこと。


 実は、悪夢が。


悪夢① 立ちゴケ

 まさかの立ちゴケです。いや、普段なら全然立ちゴケなんてしないんですが。この時は、ヤバかった。

 何がというと、前日の夜に全然眠れず、睡眠不足のまま、早朝というか深夜に出発し、やっと会津に着いたと思ったら、雨に降られ、疲労困憊の状態で、磐梯吾妻スカイラインに行きました。


 しかもその磐梯吾妻スカイラインが、物凄い強風で、バイクが倒れそうになるくらい。


 そこまではまだ何とかなったんですが、そこから山を下りる時に立ち寄った駐車場で、油断と疲労からコケました。

 しかも、その時に、バイクの左側のカウル(サイドカウル)が思いきり傷つき、ショック。


悪夢② 雨と強風

 バイクでは雨はもちろん「敵」になりますが、それ以上にヤバいのが強風。当初、福島県から山形県、秋田県に行く予定でしたが。

 すでに福島県の時点で雨に晒され、さらに山形県に入ると、一日中、雨と強風。

 もうヤバいくらいの雨と風でした。

 結局、山形県で行ったのは、「蔵王温泉大露天風呂」だけで、蔵王エコーラインは、霧が深すぎて何も見えず、途中で引き返しました。

 なので、早めに山形県の宿に入って、翌日の山形県観光と秋田県行きは断念(天気予報ではずっと雨)。

 その代わり、仙台方面に逃げて、太平洋岸を北上し、岩手県に行く予定に変更。


 幸い、仙台市に友人がいるので、泊めてもらうことが出来るので、1日早まったと連絡して泊めてもらうことに。


 ということで、翌日はさっさと雨を逃れ、宮城県に入りました。

 まあ、結果的にはこれが正解で、宮城県から岩手県まではひたすら晴れで、穏やかな天気でした。


 やっぱりバイクでは、悪天候時に無理をしてはいけないという教訓ですね。

 極端に疲れてたり、雨や強風の時は、日帰り温泉にでも逃げて、体力を回復し、天候回復まで寝てればいいのです。

 昔はそうしてたのですが、油断でした。


 ちなみに、帰京後に、バイク屋に行って、カウルを直してもらいましたが、幸い、カウルのサイド部分だけ傷ついただけだったので、工賃含めても意外に安くつきました。

 あれが、もっと全体的に傷ついていたら、数万円はかかります。


 宮城県からは、無料の三陸自動車道を北上。


 実は今回、岩手県に行ったついでに、映画「すずめの戸締り」の聖地巡礼に行ってみたかったです。


 で、実際行ったのは、「道の駅大谷おおや海岸」。劇中で飯を食ってたりした場所ですね。

 さらに岩手県に入り、山田町にある「山田湾展望公園」。


 ここには何と、「すずめの戸締り」を再現した、扉と椅子がちゃんとあり、扉は開きます。


 近くにある「織笠駅」。ここはラストに出てきた場所で、訪問ノートもあります。


 まあ、確かに素晴らしい場所でしたが。

 仙台からは遠かったですね。


 ちょっとナメてました。全然つかないくらい遠い。


 その後、少し北にある「浄土ヶ浜」にも行きました。岩手県は縦に長いのと、全体的に面積が大きいので、想像以上に距離があります。


 で、その後、来た道を戻って、仙台に着いた時にはすっかり夜に。


 友人宅に行って、一緒に飲みに行って、泊めてもらいました。


 帰りは、翌日に常磐道経由で。


 色々とアクシデントがありましたが、東北はいいところですね。何度でも行きたくなります。


 ということで、来年も東北に行くことでしょう。

 何よりも、行きたかった「秋田県」が雨で行けなかったのが、残念なので、リベンジしたいので。

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