第70話 行き当たりばったりも旅の醍醐味
と、確か「ゆるキャン」のリンちゃんが言ってたはずですが。
実際に、この間、夏休みの時に、最終目的地だけを決めて、後は本当に適当なルートを選択したら。
見事に面白かったです。
通常、ソロでも友人とツーリング行く時でも、あらかじめ5~6か所くらい立ち寄る場所を決めてから行くのが常ですが。
最終目的地だけを決め、後は気の向くままに旅した方が面白いし、その方が思わぬ発見があって面白いものです。
これは通常、日常生活の中で、我々が「時間」や「規則」に縛られているからでしょう。
特に、私の職業はどちらかというと、
「何月何日までにこの案件を処理しろ」
「どうしてスケジュール通り、出来ないんだ」
「遅れた理由を説明して、次は出来るようにスケジュールを立てろ」
と言われる世界なので。
休みの日くらいは、何にも縛られない生活をしたい、と思うのかもしれません。
今回、夏休みの西日本ツーリングで、有馬温泉を出てから、最終的に長野県の塩尻市まで行くつもりでしたが、宿は取ってなかったし、とにかく下道で行けるところまで行こう、くらいの気持ちでした。(一応、塩尻市にある、健康ランドで仮眠予定だけ立ててました)
まあ、その方が寄り道できるし、焦らないし、逆に良かったのかもしれません。
それに、思わぬところで道の駅で、バイキングに遭遇したり、新しい道の駅で美味いアイスを食べたり出来ました。
ということで、次回からは、今まで以上に行き当たりばったりの旅になるかもしれません。
そうすると、いつ帰るのかわからず、1泊2日なら、泊まる場所すら決めないことになります。
さて、宿はどうしようかと考えた時。「もう快活クラブでいいや」、と思うようになってきました。
最近、見てる某You Tuberのおっさんが、よく快活クラブに泊まりながら、ロングツーリングをやってまして。
1泊2000円前後で、シャワーがあり、そこそこ寝れればいいかな、と。そもそも最近、睡眠時間自体が短いし。
逆にキャンプ自体が面倒になってきました。そもそもキャンプ用具を用意し、それをバイクに積み込み、さらに不便なキャンプ場に行って、設営し、また解体し、という行為自体に面倒臭さを感じてしまうのがダメなんだと思います。
なので、キャンプはロングツーリングに行く時、特に北海道のような広大な土地を長く旅する時に、ベースキャンプとして使いたいと思うようになりました。
本当は車なら、車中泊を選びたいところですが(最近、車中泊ブームですし)、バイクだとそれが出来ないので、快活クラブか、健康ランドがベストだと思うようになりました。
要は、「面倒臭がり」な性格が出てしまうんですね。
でも、たまには「何も考えず」に旅をしたいものです。
ただ、「目的地すら決めない」まったくのあてずっぽうな旅は、難易度が高く、まだ出来ないですが。
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