魔王、魔王城を作る

『ここが新天地か、』

地球に降り立った魔王

『ここで暮らすにはお金がいるよな』

面接に向かう魔王

『どうやら、仕事をするには面接というものをするらしいな、ここだ』

『君がここで働きたいんだ』

店主が魔王姿をまじまじとみる

『そういう格好は自分が好きでやる分にはいいけど、こういう時はちゃんとした格好でまた来てね』

帰されてしまう魔王、近くの窓で確認する、頭から角が生えマントを纏った姿が映る

『角取れないしな』

途方に暮れていると見慣れた姿が

『魔王様!探しましたよ』

『お前たちも来たのか』

『心配しました』『そうか』

_

落ち着いて話せる場所にきた魔王たち

『どうやらここではこの格好は働けないらしい、そこでどうするかだ』

『魔王様、テーマパークというものに行ってきたのですがそういうのはいかがですか?』

『なに、観光してんの?』

『たまたまついた先にあったもので、それをやってみるというのは?』

『そうか、何か宝石を持っているか』

『いくらかなら』

『よしっあそこがいいな』

_

なんやかんやで地主に金など宝石をプレゼントし山を買った

『よし、ここに魔王城を建設する!』

ガガガガ、カンカンカン!

魔王の側近だけあってみなすごい魔法で建設を進め一晩にして魔王城が完成する

『ありゃま〜』

驚く地主

『みな、プロフェッショナルなもので』

『今は技術がすごいんだ〜』

『よっしゃ魔王城始めるぞ!』こうして魔王の新しい生活が始まった



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る