第4話
(ナレーター)・・・次女有紗ありさの死因は
歩道橋からの転落死・・・考えられるのは自殺と
他殺・・・後は前回の様な不注意に寄る事故だ
・・・有紗は少し不良っぽい格好をしているが
・・・絶賛反抗期中である。
・・・和也は不自然にならないように有紗を見守る
・・・そうすると桃花が口を開く・・・
(桃花)・・・お兄ちゃん・・・人が来るよいっぱい
・・・
(ナレーター)・・・桃花が指す方向には如何にも
不良してますって女の子達が歩道橋を上がって来る
数は3人・・・その不良の1人が有紗に叫ぶ・・・
(不良A)・・・有紗!・・・この前はよくもやって
くれたな!
(ナレーター)・・・前に有紗にちょっかい出して
ボコボコにされた不良娘であった。
和也がここに飛んだという事は有紗が亡くなる
事故から時間が限られてる・・・
・・・その時、和也に蓮華の言葉が思い出される
・・・要は子供達を抱き締めて・・・惚れさせて
事故が起こるまでの時間を2人で過ごせば良い
・・・この場で誰をそうするのが確実か・・・
和也は叫んだ不良娘に近づく・・・
・・・そして何も言わず・・・不良娘を抱き締める
のだ・・・チャームの力は和也の込める想いの強さに比例する。
・・・悪意が確実に消える程の想いを込める。
・・・抱き締められた不良娘はビックリして
・・・突き放そうとしたが・・・
・・・直ぐに力が抜けて・・・その場に座り込んで
しまった。(腰が抜けた状態)
・・・そして残りの2人も和也は抱き締める。
その2人も力が抜けて座り込んでしまった。
・・・その状況を有紗は漠然とした顔で見ていた。
・・・そして念の為に有紗に和也が近付き
(有紗)・・・な・・・何だよ!?
(ナレーター)・・・和也は有紗も抱き締める。
・・・その瞬間に有紗も力が抜けて座り込んで
しまった。
・・・事故が起こるのは後・・・1分後・・・
・・・和也は事故の時間が過ぎるまで有紗の側に
・・・居ることにした。
・・・その間に不良達が動ける様になったが
・・・先程の事が気恥ずかしくて
・・・それぞれ走り去って行った。
有紗はボーっとした顔で和也の顔を見ていた。
・・・そして事故の時間も過ぎ・・・有紗が
・・・動ける様になったら・・・
・・・じゃあ気を付けてね!
・・・和也は一言だけ有紗に声を掛けて去って行く
・・・その後ろ姿を有紗はずっと見ていた
・・・(惚れてます。)
・・・有紗を助けた後・・・桃花と手を繋ぎ・・・
・・・次の未来に飛ぶ
・・・次は・・・三女恵美えみ・・・和也は力を
・・・発動させる
・・・妹の中の彼女(未来救済編4)・・・[完]・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます