悪人殺しの殺し屋ローズ
姫宮未調
プロローグ
「あたしはおまえに恨みはない。これも仕事なんでな。悪く思わないでくれ。───恨むなら自分の罪を恨みなさい」
フードを被った女性が光を帯びた魔剣を振りかざす。
辺りには、彼女に殺されただろう四肢の離れた屍が、四方八方に散らばっていた。
立っているのは、立つのもやっとの男性ひとり。彼らのリーダー。
ガタガタと震えながら、剣を構えている。
結果は見なくとも明らかな状況。
彼女の光る魔剣が男性に到達する瞬間、視界が光に閉ざされた。
急なことに両者瞳を閉じる。
男性が瞳を開くと、そこに居るはずの彼女、『悪人殺しの殺し屋ローズ』ことアメリア・ローズは消えていた───。
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