戦闘世界:死神の目覚め

第1話:最弱者

この世界は弱肉強食の世界だ。誰も強制的に魔法学院に入れられて、卒業すると軍隊に3年間入れられる。そして人材を育つために学校内でのいじめ事件最悪死人が出ても先生から何も言われないらしい。さらに獣人族とよく戦うため死人は続出だ。そんな環境の中俺は今日から貴族しか入れない魔法学院に入学することになる。

　これから入学する新入生の皆さん、アリスト学院にようこそ!この学院は貴族の子供をより魔法を極めれるよう設置されました。1クラスは10人で合計2クラスで分けられましたので掲示板に貼られている紙を見て自分のクラスに行ってください。

「ここが俺のクラスか、めっちゃ豪華じゃないか」

「達也、早く着席をしてくれ!俺は今からホームをしたいから」

「わかりました、すみませんでした!」と俺は言ってから急いで自分の席に座った。

「生徒諸君、おはよう。俺はこのクラスを担当している長谷川と言います、よろしく。では、早速ですが君たちの魔法レベルを測りたいと思っている。では出席番号一番の人から前に出て自分の魔力をその水晶体に注入してくれ」

「(やばい、俺はまだ魔力を覚醒してないのに)」と俺は焦りながら前の方に行った。

「浅い達也です。よろしくおねがいします。」と言ってから自分の魔力を水晶体に注入したが、水晶体は何も反応しなかった。

「ん?達也、お前は魔力すら覚醒してないか、じゃあレベル1の校章だな。これをつけろ」と先生に言われた。もちろん他の人にも爆笑されたのである。

「では次の人来い」

次々と来たクラスメートは、火系レベル3、雷系レベル4などと出て俺だけがレベル1だった。

「では最後にクリスティナ」

「はい」

かわいい女子だ。きっと魔力がまだ覚醒してないと俺は心のなかで願ったが結果は

「おお~、クリスティナ素晴らしい!氷系レベル5が出たな。これがレベル5の校章な、よし、これでレベル分けが終わりだ。じゃあ学校の食堂でご飯を食べてから解散してくれ、以上」と言ってから先生は教室から出ていた。

　これはまずいと俺は思った。なぜかと言ったらこの弱肉強食の世界で魔力が覚醒している団体の中に魔力の覚醒していない人が入っていったら確実にその人がいじめられる対象となるからだ．