悪党の教え

@acaisi

第1話

悪党の教え


家に入ったら血まみれの死体が二つ倒れていました。



「えっ」

私は驚いて、つい声を漏らしてしまいました。ナイフを持った髪の長い女性は振り向いてきて、私にびっくりしたような顔を見せた後、急に笑いかけてきました。

「ねえ!ほら、一緒に逃げましょう!!」

私は手を握られて、なすがままその場を離れました。



彼女は何が気分がいいのか、調子外れに鼻歌を歌っていました。私は意を決してあの、と話しかけました。

「ん?そうだ、貴方の名前はなんて言うの?」

「え、えっと、ロジーって呼ばれてます」

私は恐る恐る皆に言われてる名前を言いました。

「ふーん。じゃあロジーとトミー?んー、それともロジー&マイケル?」

「えっと」

「それより、バスが来ちゃうわ。急いでバス停へ向かいましょう?」

彼女はそう言って二本のナイフ(片方は包丁ですが)を下にしまいました。私は慌てて服を脱いで、彼女に重ね着させました。



バスの中は空調機と陽射しで程よい暖かさでしたが、タンクトップ姿の私には少し肌寒く感じられました。

「寒くない?」

彼女は柔和な微笑みを浮かべながら、そう言って私の腕に寄りかかって抱きついてきました。私は前の席のハンチング帽をかぶったおじさんのてっぺんをじっと見つめていました。

「いい加減、何故俺と一緒にいるのか教えてくれませんか?」

私はそのまま言いました。

「・・・・・・せめてこっちを向いて話さない?」

私は迷いました。というのもこの時点では、私は「大人しく、静かに、前だけ見てなさい」と教えられた事を信じていたからです。

「貴方が私の恩人に似ていたからよ」

しかし、彼女は特段腹を立てた様子もなく話し始めました。

「体格は貴方の方ががっちりしているけど、身長は貴方の方が大きいけれど、でも貴方は私の好きな人に雰囲気が似ているわ」

彼女がそう話し始めた瞬間、前の席のおじさんが立ってさらに前の方の席へと移動しました。私はこの時は自分がその人の代わりということに納得しました。

「貴方のように三白眼じゃないけれど、髪もそんなにつんつんしていないけれども、きっと貴方はあの人と同類だわ」

私は前のおじさんがいなくなったので、前方のぽっかりと空いた空間をじっと見つめていました。

「そろそろ降りましょう?歩きたい気分だわ?」

「わかった」



私達はバスを降りて、インターネットカフェでシャワーを借りました。彼女はどうやら初めてだったらしく、終始面白そうに辺りを見回していました。私はその間にコインランドリーも借りて彼女の服を洗濯することにしました。

「随分準備がいいのね」

「考えてましたから」

私がそう言うと彼女は楽しそうに笑いました。私は数分の間、洗濯機の前で彼女を座って待っていましたが、やがて無駄なような気がして、彼女の服を買いに出かけることにしました。育江さんに出会ったのは丁度この時のことです。



「ちょっといい?」

「はい?」

雑踏の中、私は呼び止められて困惑しました。

「私、こういうものですけど」

私はいきなりそう言われて警察手帳を見せられて内心かなり動揺させられました。思い当たることがとてもとても多かったからです。

「紙袋の中身を、見せてもらえるかしら?」

「あ、はい」

私はびくびくしながらも助かったと思いました。

「・・・・・・何故に、女物」

「え?あ、ああ!?それは、違くて!服が、え、えっと、服が汚れてしまった人がいて!俺が代わりに買いに来たんです!!」

「うーん」

育江さんは完全に私のことを疑っていたと思います。その証拠に、私と紙袋の中を交互に見比べていましたから。

「じゃあ貴方の分は?寒くないの?」

「あ、い、いや、俺の分は、その人に貸していて、今汚れてる間周りに見られるのもまずかったし、代わりに俺の服を着てもらっています」

「えっ」

「寒いです」

もう知っていると思いますが私は嘘をつきました。

「えっと、その」

育江さんが気まずそうにした後、急に睨んできたのはびっくりしました。

「ごめんなさい!!」

「え?あ、はい」

「私、その、勘違いしちゃって、薬物だと思っちゃって、うぅ今日非番の日なのにどうしよう」

私は内心のどきどきを隠すのに精一杯でした。

「じゃあ、俺はこれで」

「あ、待って!私もついて行きます」

「・・・・・・え?」

育江さんのそれは私にとって予想外のことでした。

「な、何でですか?」

「トラブルが起きたなら解決すべきだと思いますし、それに、えと。・・・・・・今の貴方の格好は結構怪しいですから、保証人がいた方がよろしいかと」

私は段々と尻すぼみになっていく言葉を聞きながら彼女を会わせる危険性を考えてかなり混乱していました。

「・・・・・・何か問題があるんですか?」

「あ、いえ」

「・・・・・・一応、身分証を提示してもらえるかしら?」

育江さんの目付きが険しいものへと変化していくのを感じました。

「どうぞ」

育江さんは私の財布を開きながら、半信半疑で胡散臭げに私の方をちらりと見てきましたね。私は失敗だったと思います。私は今でも財布を渡すべきではなかった。

「その、学生さん、よね?」

私は衝撃を受けました。私のことを一目でそう判断したのは育江さんが初めてだったからです。

「ってあれ?運転免許証。う、嘘!?ごめんなさい!!」

「あ」

私は先輩から渡された免許証の存在を忘れていました。私はそれが酷く憎らしいものに思えました。

「あの、もういいですから、待ってるんです。さっさと行きませんか?」

「え、あ、はい」

私は脳内で先輩を痛めつける算段を立てながら、このイライラした気持ちは何なんだろうと考えていました。



「あらロジー。戻ってくるのが遅かったから逃げちゃったのかと思ったわ。そっちの女性の人はだぁれ?」

私は育江さんを紹介しようとしたところ、育江さんが見るからに焦っているのがわかりました。

「ほ、本当に、二度も外すなんて、う、疑ってごめんなさい!!」

「・・・・・・私がいない間に一体どう外で引っ掛けてきたの?」

私は彼女に説明しようと思いましたが、面倒臭く、長くなるのでどう切り出したらいいか迷っていました。

「あ、あの!私警察でして、彼とは質問にご協力してもらっていたんです!」

「・・・・・・警察?」

「職務質問だよ。格好が怪しかったから」

私は不味いと思い咄嗟に取り繕うことにしました。彼女も意図を理解したのか、ただ笑みを深めるだけでした。

「生気のない顔だものね。あーでも、人のダーリン&ハニーを捕まえておいてそれは酷いんじゃなくて?」

「うっ」

「やめなよ」

私は何を言うのが正解なのかわかりませんでした。

「そうだわ。自己紹介といきましょう」

「え?」

「私はリサって言うの。りさと呼んで頂戴?」

「か、笠谷育江と申します」

彼女が何故そんな事をしたのかは私にもわかりません。彼女は死んでしまったので聞くこともできないと思います。でも、きっと意味はなかったと思います。

「もういいだろ。これで俺への疑いは晴れましたよね?」

「あ、はい。えと、確認ですがその着ている服が彼のですよね?」

「ええそうよ。見兼ねて彼が私にくれたの」

育江さんは納得していましたが、何処か腑に落ちない表情をしていました。

「ねぇロジー」

私はこそこそと耳元で内緒話をされました。

「貴方って意外とああいう真面目そうなのがタイプなの?ちょっと妬けちゃうわ」

「違う」

私は心が無になりました。

「ロジー、私が今からあの人を殺しましょうと言ったら貴方はどうするの?」

「やめろ」

私は反射的に彼女の言葉を否定していました。

「あらどうして?」

「暴力団と同じだ。関わりが薄いところなら本格化しないけど、それが身内なら優先順位が繰り上がる。全勢力を挙げられるとなると逃げ切れるとは思えない」

私はそう言いながら何故こんな事を言っているのだろうと思いました。

「ふふ、素敵ねロジー。貴方はちゃーんと私のことを考えているわ」

彼女はただ笑うだけでした。

「あの、どうやら彼が服を買ってきてくれたようだし、着替えたらどうかしら?」

「ん?嫌よ。私はこれが気に入ったの」

育江さんは困惑した表情をしていましたが、私は何となく知っていました。他所に目を向けると洗濯機がエラーのランプを点滅させていました。

「ねぇロジー?今度は私とデートしましょう。美味しい所に連れてってね?」

「・・・・・・うん」

「育江も付いて来たい?」

「いえ、結構です。その、色々とご迷惑をおかけしました。あとおなかいっぱいです」

あの後育江さんと別れた後、私は直ちにスタッフに手回しして故障中の張り紙を貼ってもらいました。そうして彼女と食事へ行くことにしました。



「ロジー、朝よ。起きて頂戴」

翌日、私は早朝から叩き起されました。私はどちらかと言うと夜型だったので相当辛かったのを覚えています。

「散歩に行きましょう」

しかし彼女の元気溌剌とした様子を見て、私に拒否権は無かったと思いました。



天気は良くて、空には所々割れたようなひつじ雲が浮かんでいました。彼女はるんるんとしながら私の手を引っ張って歩いていましたが、服が返ってこない私には早朝の刺すような寒さは堪えるものでした。

「おはようございまーす!」

彼女は道行く人に笑顔で一方的に挨拶していました。

「ほら、貴方も元気良くしてなくちゃ駄目よ?」

私は彼女の言う事に少々辟易しながらも、黙って彼女に付き添いました。

「きゃあ!?」

散歩の途中、犬に吠えられて彼女が腕を抑えながらしゃがみ込みました。飼い主らしき人が顔を青くしながら慌てたように私に沢山謝ってきましたが、私はどういう状況なのか把握できていませんでした。

「だ、大丈夫です」

彼女が弱々しい笑顔でそう言いました。私はそれを見て、やっと状況に理解が追いつきました。

「あの、もういいですから。早く行ってください」

私は彼女と犬の間に足を入れながら追い払うように言いました。

「・・・・・・行ったよ。立てる?」

「駄目よロジー。あんな角立てるような言い方は駄目。人には優しくだわ」

彼女はそう言って立ち上がりました。私は不思議に思いました。実は先日も食事の際に、

「美味しいわ!ロジー、そっちも美味しい?」

「ふ、普通だよ」

「あら、駄目よ。せっかく作ってもらったんだから美味しいと思わないと」

と同じようなことを言われたからです。

「でも、ありがとう。貴方は良い人だわ」

「・・・・・・トミーはどうして人を殺すんだ?」

私はずっと知りたかったことを聞きました。

「・・・・・・せっかく名前を呼んでくれたのにそんな事なの?」

彼女はつまらなそうに嘆息しました。

「けどいいわ。教えてあげる。私にとっては食事と同じなの」

彼女はそう言って歩き始めました。

「私、食べる事が好きよ。高尚な言い方をすれば命をいただくことが好き。必要だけど娯楽なもの、無駄だけど重要なもの、私にとって殺人はそれなの」

「・・・・・・それが必要なのか?」

「必要よ。ロジー、理由がない殺人は絶対に駄目。そんなのつまらないわ。美味しくない。せっかくいただくのなら美味しくなくちゃ」

私は半分程しか理解できませんでした。

「これは悪党の教えね」

私にふつふつと怒りに似た感情が湧き出てきました。

「トミーは逆に食べられても文句はないのか?」

「あら、嫌よ。誰だって牛や羊に食べられるのは嫌じゃなくて?」

私はそうじゃないと叫びたくなりました。私は頭に血が上って、自分が何を言いたいのかわかりませんでした。

「じゃあ、犬が二足歩行で、斧を持って殺しにくるのはいいのか?」

彼女は面食らったかのような表情をした後、吹き出すように笑いました。

「ロジー、貴方って本当に面白いわ!」

「・・・・・・何が」

「いいわ答えてあげる」

彼女はそう言ってにこやかに笑いました。

「犬は二足歩行で斧を持たないわ」



「こんな山沿いの道まで来てどうするの?」

「この山は隣町まで繋がっているんだ。交通機関が使えなくなった時のために確認しておきたくて」

私達はそういった理由で山近くの道路にいました。

「ま、待ちなさい!!」

「あら、育江」

だから育江さんが来た時私は口から心臓が飛び出そうになりました。

「・・・・・・よく、場所がわかりましたね」

「えっ!?いや、その、ひ、人の目に付く格好をしているから」

「あぁ」

私は納得しかありませんでした。

「・・・・・・鶴岡ろぜ君、署で話を聞かせてもらえるかしら?」

育江さんはまだ息をはずませていたので、多分相当探してくれていたんだと思います。

「貴方には黙秘権があります。またこの供述は法廷で不利な証拠として用いられる事があります。貴方には弁護士の立会いを求める権利があります。そして、もし経済的に自分で弁護士に依頼することができないのであれば、公選弁護士を付けてもらう権利があります」

育江さんはそう言いながら近づいてきて、苦しそうな顔をしていましたね。

「大人しくして。・・・・・・話は聞くから」

「それは無理ね!」

「っ」

私は何の考えもなく育江さんを押しました。飛んだスーツの切れ端と血が私の視界に映りました。

「あら?助けてしまったのロジー?」

「・・・・・・違和感の正体がやっとわかった。貴方が殺人犯ね!!」

育江さんが首を抑えながら、気にせず立ち上がったのを見て私はびっくりしました。

「そうよ。昨夜の殺人事件も犯人は私」

「・・・・・・ろぜ君、離れていて」

育江さんはそう言って両腕を前に出して構えましたが、私は無理だと思いました。ナイフ、出血、素手じゃ敵わないと思ったからです。

「ロジー、今度は邪魔しちゃ駄目よ?」

私はただただひたすら怖かったです。喧嘩慣れした踊りのようなナイフ捌きもそうだったし、育江さんの間近に迫っても一時も瞬きをしない胆気もそうでした。

「っ、執拗い!!」

「捕まえた!」

育江さんが彼女の腕をひねり上げるように背負った時、私は嫌な予感がしました。アスファルトに鈍い音が響いていました。

「はぁ、はぁ、こちら笠谷。犯人を捕らえた」

私は混乱していました。彼女が痛そうな表情をしていて、私はどうすればいいのかわからなかったんです。

「場所は、えっ?」

ただ、彼女を失う恐れと本部への連絡を聞いて、気づいたら取り押さえている育江さんを蹴飛ばしていました。私はそんな状態で彼女をおぶって走り出しました。

「待っ」

後ろで膝を着く音が聞こえました。



「ロジー!止まって!」

私は走っていました。

「ロジー!!止まって!」

私は走り続けていました。

「ロジー!!止まりなさい!!」

気づいたら山の中腹まで来ていました。(と思います)

「さっき通り過ぎたところに小屋があったわ。そこに向かいましょ?」

私は彼女の言う事に従って、小屋に向かい、そこで休むことにしました。

「痛たた、まったく、あっちの方が危険人物じゃなくて?」

私には言葉を言う気力がありませんでした。

「このままじゃ捕まるわね」

彼女が諦観したように言いました。

「その前に貴方を殺すべき?」

私は何も言えませんでした。

「これ、返しておくわ」

私はそう言われて、包丁を足元に投げ渡されました。

「貴方が私に会った時に持っていた包丁よ。ふふっ、あの時は本当にびっくりしたわ!」

彼女はそう言って笑って、楽しそうに話し始めました。

「どんな奇跡?どんな運命?殺人鬼同士が同じ時間、同じ家で鉢合わせるなんてどんな悪戯よ!」

彼女は楽しそうに笑いました。小屋の周りががさがさ五月蝿くなってきました。

「ねぇロジー、最後に殺し合いましょう」

彼女は言いました。

「お互いに端に行ってから始めるの。ほら包丁を握って」

私は理解できないまま壁に背を預けて立ち上がりました。彼女は私に背を向けながら端の方へ行き、くるりと振り返ってナイフを向けてきました。外では人質を解放して投降するよう呼びかける声がしていました。

「ロジー、私、どきどきするわ」

彼女が言いました。

「今までは皆『助けて!』とか『何故こんなことをする!?』とか怯えたり、錯乱したりするばっかりだったけど、ナイフを向けてきた人はいなかったわ。包丁を向けてきたのは貴方が初めてよ、ロジー」

私は彼女の腕が震えている気がしました。

「だから、私、凄くどきどきしているわ」

「・・・・・・トミー」

私が彼女の名前を呼ぼうとするや否や、彼女は身を縮めながら一直線に突撃してきました。

「・・・・・・あれ?何で?」

彼女のナイフは私の腹部に突き刺さり、私の包丁は彼女の身体を貫いていました。なんてことはありません。彼女には力がなく、私にはあった。ただそれだけの事です。彼女はそう言ったきりそのまま私に凭れかかって死にました。しにました。その後、私は中に入って来た人達に取り押さえられ、救出されました。



以上が事の顛末です。彼女は善人ではありませんでしたが、立派な悪人でした。彼女はいつも笑っていました。私は彼女を殺した時、筆舌に尽くし難い何とも恍惚とした感情が湧き出てきました。彼女のおかげで、私は人を殺すことが好きだという事に気づきました。あの朝も、二時間遅れのゴミを出し、家で料理をしている最中に指を切り、それを見て、私はなんとなくあの夫妻を殺そうと思いました。チャイムが壊れていたのは仰天しましたけど。私は麗らかな気分です。将来的にも人を殺したいと思います。だから私は死のうと思います。育江さん、私は善人ではありませんでしたが、悪人でもありませんでした。けれど獣じゃないです。私は人間であり、人間らしく死のうと思います。それが悪党の教えですから。あと、育江さんが私を守るために尽力してくれたと聞いています。ありがとうございます。もっと別の状態で、もっと早く会いたかったです。最後に、私はもうそろそろ死ぬのでこの日記が育江さん、貴方に届く事を願っています。

追記 私達のアジトの場所を記しておきます。捜査に役立ててください。



一人の男が椅子に揺られながらタバコをくゆらせている。男の名前は土田幾蔵。先程まで、日記を読んでいた人物である。

「・・・・・・こんなん見せられても困るっつーの」

男はそう独り言ちて、日記の裏を見た。日記の裏には彼らが行ったであろうネットカフェの場所が記されていた。男が求めているものはここにはなかった。男は徒労を認めるようにため息を吐き、ぐぐっと椅子から立ち上がった。そのまま部屋を出ていこうとしたが、何を思ったのか、それとも昔の部下や後輩のことを考えたのか、マッチに火をつけて日記を燃やす事にした。

「・・・・・・見せる訳にはいかねぇんだ」

男は日記に火をつけた。

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