第6話 6日目 海斗


----朝7時----


ピーンポーン


佐久間「また、未来さんじゃないだろうな。」


ガチャ


未来「やぁやぁ、早起きだね!」


佐久間「チャイムで起こされたんですよ!」


未来「そうか。まぁ、そう言う時もあるさ!」


佐久間「で?今度は、なんですか?」


未来「実は、私達は2人組で、捜査をしてるんだが、相方の海斗が殺されたんだよ。」


佐久間「あの海斗さんが、殺されたんですか!?

また、なんで?!」


未来「重要な情報を、手に入れたのかもしれない。私はこれから葬式に出る。海斗を殺した犯人は、絶対に許さない!何としても捕まえる!それじゃ!」


ガチャ


佐久間「何しに来たんだ?」


さとみ「もしかしたら未来さんも危ないかも!」


佐久間「どうした、さとみ!」


さとみ「とりあえず、未来さんの跡を、着いていきましょう!」


佐久間「なんか分からんけど、さとみも何か考えが、あるんだろう。分かったよ。行ってみるよ!」


こうして、佐久間は未来を追った。


佐久間「とりあえずは、葬式に出席したみたいだな。さとみは、なにが引っかかったんだろう。」


佐久間は葬式場の反対側で、未来が出て来るのを、

待つ事にした。


----30分後----


佐久間「あっ、未来が出てきたぞ!早くないか?

葬儀もまだだろ?とりあえず追うか。」


佐久間は、未来に気付かれないように、間隔をあけて歩いた。


未来がとあるビルへと、入って行った。


佐久間「ここは?探偵事務所?なんでこんな所に。とりあえず待つか。犯人の証拠になるかもだからな。」


----待つ事2時間----


佐久間「さすがに、遅くないか?」


ビルからは、3人の男性が、1人ずつ出て来ていた。


佐久間「これ以上待ってられないんだけど!未来はまだか!?」


佐久間は、ビルへと入って行く事にした。


----青木探偵事務所前----


佐久間「青木?偶然か?」


佐久間は、自分が、とんでもない勘違いをしていた事に、気付いた!!


カチャ


佐久間「あれ、開いてる?こっそり入ってみるか。」


ひとけのない事務所。


物音1つしない。


佐久間は、ゆっくり部屋に忍び込んだ。


トコ トコ


部屋の中に、もう一つ部屋があった。


その部屋に4人がけの机とイスがあった。


その机の上に書類が置いてあった。


佐久間は、それをひらいて、見てみた。


佐久間「借金?保証人?何だこの紙は?」


佐久間は、もう一つの部屋の扉に耳を付けて、中の音に聞き耳をたてた。


佐久間「何も聞こえないなぁ。もう、じれったい!中に入るぞ!」


カチャ


佐久間「え?!」


佐久間は、驚きのあまり声が出た!


未来がナイフで、心臓を一突きされていた。


床には、血で染まったカーペット。


そこに、駆け付ける1人の警察官!


警察「お前が、連続殺人事件の犯人だったのか。」


佐久間「えぇ!?ちっ違いますよ!」


佐久間は、警察官を押し倒し、走って逃げた!


佐久間「犯人は、未来じゃ無かったのか!?」


はたして結末は!


そして、本当の犯人は?!

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