【赤目クモのエッセイ】ネット作家がVtuberになった件について
@AkameKumoJPVtuber20190727
第1話 なにやってんだろ、人生
“作家たるは、文字を書いて金を稼ぐべし”
“あんたそんな仕事で食べていけるの?”
“お前は本当はなにがしたかったの”
あ、はい。聞き飽きてるんで、オッケーです。
どうも皆さんおはクモ、vtuberやっております。赤目クモと申します。
ネット作家を自称させていただいている者でございます。
趣味は読書――と、表向きはよく言ってはいたんですが、最近では「写真を撮ってる」とか、掃除とか、料理とかって適当なこと言ったりしてます。
ネット作家から、ライターをやったり。でもクリエイターが一本の仕事で食っていくには限界があるこのご時世、バーチャルとリアルを行ったり来たりしながら、社畜として日銭を稼いでいる身分であります。仕方ないじゃない、食っていけんのだもの。
バーチャルやったり、作家やったり。僕の活動目的には相応の理由があります。
まず一つ目は、“作家としての赤目クモ”の名前を広める。でも今現状、変なゲームとか映画の話とかしかしてない人って見られてるんだろなぁって自分でも思っています。
もう一つ。実は――これが一番大事。
人間、生まれてから安定した生活を送って、上司の顔色伺ったり、客にへこへこしたり。その他“定番のサムシング”を、社畜チュートリアルを受けていくのが大体のテンプレではあるのだが。
何か形を残しておきたかった。これが大きな理由。
作品を作るクリエイターとして、一個人の人間として。
そして赤目クモとして。
みんなが一番見ているYouTubeで配信して、生きている自分の記録を残したかった。
これから、もっといろんな方法で“自分”を広げていきたい。
チャンネル登録者も160人になれた。案外大変だった――著名人はみんなすいすい人を増やしていくから、簡単なのかと思っていた。
でも、結構大変だった。
でもそれと同時に、楽しくもなってきた。
雑談番組企画を作るのも楽しいし、ゲームするのも楽しい。
今後も、頑張っていきたい。
“何やってんだろ、人生”――溜息こぼしながらよりも
“何やってんだろ、人生”――って、ケラケラ笑いながら言いたい。
言えるかな、いつか。
いや、言えるよ、いつか。
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