295 【カクヨム甲子園応援】変化の中で。

こちらの動きをすっかり忘れていまして、不覚!


●【オファーの瞬間】『同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました』|カクヨム短編賞発のコミックエッセイ! https://kakuyomu.jp/info/entry/offer_interview_dojin


こうしたインタビュー、コンテストの傾向の現状が見えたりして興味深かったりします。


カクヨムコンのエッセイ部門、わりと新しめの募集部門だったと思うのですが、どんな決め手で受賞作が選ばれたのでしょうか。書き手に求められている資質まで見えてくることもあり、つい読んでしまいます。


インタビューを受ける編集者のAさんの言葉から。


>いわゆるなろう系小説はあまり読まないです。なろう系作品もたくさん出ていて市場の需要が大きいことも理解しているのですが、投稿されている作品数も探している編集者も出している出版社も多いため競争が激しくて。そんな事情もあり、私自身は別のジャンルで勝負をしようと思っています。

>ですので、正直、カクヨムや他のサイトもふくめてWeb小説サイトを常にチェックしているわけではありません。小説サイト、SNS、ブログサービス問わず、話題となったものを探索して目についた作品を読んでみるという感じです。ツイッターで配信された作品に出会うこともありますね。


現在、商業出版ではやはり主流のなろう系ですが、そこから離れた面白さを持つ作品も一部、求められているようです。


どうせ、私はなろう系じゃないし。


というお悩みはよく目にしますし、私もなろう系は書けません(笑)そういう人は、自分の個性をいくらか見つけていると思いますので、それを大切にしてください。


しかし、高校生のみなさんとなると、


なろう系しか書いたことない。


というケースもあるのではないでしょうか? ないかなあ。


小説というものを書いてみたい、と思ったときに、その時の流行りのジャンルはよい練習のフォーマットになります。


なので、カクヨム甲子園エントリー作品のタイトルを見ていますと、ありますよね、流行りのキーワード。


私の中高生のときも、新井素子先生文体もどきがたくさんいました! そんなものです。


なろう系しか書いたことがない方もたくさん書くうちに、自分が決まったフォーマットで個性が発揮されるのか、はみ出ようとするのか、見えてくると思います。


そういうことを考えながら、みんながんばって! と思います。ひとつ作品を書き上げるだけで、偉いのです。


今年の挑戦が、様々な実を結びますように!

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