248 「Web読み物」の現在:じゃあ、「短編小説」はどうよ。②

前回、朝読で重宝される各社『五分で~』の短編小説シリーズについて、


>そこにWeb小説サイトのコンテストを絡めているのはカクヨムくらいなんじゃないかと思うので


と書きましたが、コメントで情報をいただきましたところ、河出書房とエブリスタも同様の取り組みをしているようです。黒石廉様、情報ありがとうございます!


さて、前回の続きです。


本稿は、カクヨムからプロを目指すぞー、ではなく、


「ここは、どういう遊び場なの?」


ということを主軸に考えたり野次馬をしたりしていますので、あっちこっち視点が飛んで見えるかもしれませんが、基本状況証拠集めですので、そりゃ飛ぶわ。


③「インターネット文学」界隈の短編


こちら、SNSの書き込みがバズる延長、のようなWeb環境を生かしきった短編作品が面白い、という新しいジャンルです。書籍化もされています。しかし出てきたばかりなのでまだいろいろ結論は出せないなあ。


Web小説長編みたいにわかりやすいバズるキーワードがなく、わりとその場のノリが面白かったりするので、紙の書籍になって読み返したとき、どうなのかなー、というのはあります。飲み会のときは楽しかったんだけどなー。


でも、書籍化する作品は紙でも面白そうなので多分書籍化の基準はできつつあるのかな。


私はケータイ漫画がスマホに移行した時も、


(ケータイで読んだ時の動作をスマホでも再現してほしい……)


とか、頭のおかしいことを考えたものですが、


(スマホで読んだ時の感覚を再現する電子書籍リーダーがほしい……)


てことに、「インターネット文学」、将来ならないのかなあ。なったら面白いのに。飲み会をまず再現。なんか話がそれてごめんなさい。


うわあ、お題のある短編を書くコンテストやイベントの話をしようと思ったら長くなりましたよ。


また次回にします。


よろしくお願いいたします。

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