238 観測:第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト

今回特別ルールがいろいろあるので、目についたことを書き残してみます。


【ピックアップ】


小説のコンテストですとランキングがくるところに、「ピックアップ」があります。PC画面ですと「ピックアップ」をクリックすると、トップページが入れ替わり、ランキングではなく様々な参加者の作品を見つけることができます。


【キャッチコピー】


>キャッチコピーには、ぜひ自信のある一首/一句をご記載ください。


応募要項ではこういうことでして、キャッチコピーのところに、特に読んでほしい一首、一句を書いてよかったのですが、あえて入れていない方もいらっしゃる。真っ白なので、どうしたのかなと思いましたが、特に必須ではなさそうなので、いいのかな? 審査員による投稿サンプルなどを見たら書いてあったので私はそれに倣いました。


【詞書】


詞書なんて聞いたの、学生のとき以来だよ!


公式のQ&Aではこうでした。


>Q.連作部門について、詞書等を付けて応募しても良いでしょうか。


>A.連作部門においては、エピソード本文には応募される短歌または俳句のみをご記入ください。詞書を加えたい場合は、「紹介文」や「章のタイトル」等の機能をご活用ください。章立ての方法についてはこちらのヘルプページをご覧ください。


詞書、使ってる方いますね! なんだかかっこいいぞ……


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「ランキング」じゃなくて「ピックアップ」なのが新鮮で。


やっぱり読者の読みたい「今」のものを書いて星と注目を集めて書籍化、もいいんですけどサイクルが速すぎて。ゆっくり味わったりするものが目立ちにくいのはこの先つまらなくなると思うんですよ。


今回の特別ルール、ネットでの文芸活動へのいろんな評価をどうしていくか、の試みでもあると思いました。


また観測結果があったら本稿で取り上げます。

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