28 近くに感じる「地元感」のはなし
カクヨムをはじめて、不思議に思ったことがありまして。
日記やエッセイ、デジタルだと、どんなに知らない土地の話でも、すっと入って読める気がする……
こないだ、カクヨム文芸部でご当地小説の募集をしていましたが、そこに集まった作品も、面白く読んだなあ……
それだけ『スマートフォンで読む』ことが身近になっているから、ということなのか、社会の中での『情報』のあり方が変わって、地方の情報の距離感が昔とは違っているせいなのか、なんでしょうね。
で、また昔の話に飛躍するんですけど、私が中学高校あたりでは、コバルト文庫で新井素子先生の作品が人気でした。『星へ行く船』シリーズとか。
新井先生の作品て、地元東京が舞台のものも多いんですけど、なんか地方の中学生にも読みやすくて、特にその点、疑問にも思わず何年も過ごしてきました。
最近思い当たったんですが、新井先生の読みやすさの理由のひとつに、描かれている練馬区の地元感が、地方の中学生にもわかる感覚だったから、ていうのがあったんではないかと。敷居高くない生活感ある東京。(←それは宮部みゆき先生もそうなんじゃないかとセルフ突っ込み)
なんですかね。読みやすさと、地元感、生活感への共感て、関係あるんでしょうか。わかりません。
話題が散らかり、いつものように結論もありませんが、この話題はこのへんで。
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