2 読み返してしまう「國文學」2008年4月号

それで、はてなインターネット文学賞の応募作を、そんなふうに読んでいまして。


そういう、ネット読み物に入っていくモードになると、決まって読み返してしまうのが、この「國文學」2008年4月号なんですよ。もう、日本文学の専門誌はどんどんなくなって、本誌も今はないんですけど(涙)


特集が「ケータイ世界」で、なんかもう懐かしい話を振り返ることができるんですけど、あらためて読み返してみると、


・「ケータイ」が、書き手と読み手をどう変えたか。

・少女小説の系譜と「恋空」の文学史的位置付けについて。

・短歌、俳句とケータイの相性


などなど、今でも興味深い分析が載っていて、何年かぶりに読むけれど、参考になるなあ、と、いつものようにフムフムしていました。


「恋空」懐かしいぞ(笑)

画面がピンクで、というところまで作品世界、というのが当時の大事なポイントだったと今でも思っています。

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