第52話 第二回イベント本番 その3

「あっ、また見っけ!」

「おお! 嬢ちゃんやるな!」

「だね! シュカちゃん凄いっ!」

「えへへ。でしょー?」


 シュカは笑顔で答えながら宝箱を拾い、中に入っていたメダルを回収した。

 これで22枚目だ。


「――おーい!」

「シュカちゃーん!」

「結構、順調だなー!」


 直後、別行動していた三グループがそれぞれ手を振りながら近寄ってきた。

 そうして合流したところで各々収集したメダルをシュカに渡し、皆で話をしていると――


「――シッ! 何か近くに居ます」


 突然、メンバーの一人が口に人差し指を当てながら小声で言った。

【はぴねすとろんぐ】の面々は瞬時に静まり返り、耳を澄ませていると確かに数人の話し声が聞こえてきた。


 シュカ達は一斉に武器を構え、攻撃に備える。

 そのまま少し待っていると、その声の主達が姿を現した。


「――むっ!」

「敵かっ!」

「よっしゃ! ようやくバトれるぜ!」


 ルシファー・デストロイ・レイリー。【ダークフェイス】の三人だ。

 本選で初となる対人戦に、シュカ達に一気に緊張が走る。


「よしっ! 来たれ亡者達よ! 今こそその怨みを――」

「待て待て待てっ!」


 シュカが地面を蹴ろうとした瞬間、早速詠唱を始めたデストロイの前にルシファーが慌てた様子で立ちはだかった。

 予期せぬ行動に【はぴねすとろんぐ】のメンバー達は、一体何事かと目をしばたかせる。


「あっ? 何だよ?」

「貴様は馬鹿か! いきなり戦闘を始めるなど野蛮にも程があるぞ! 我らは高潔であるべきだといつも言っているだろうが! なあ、レイリーよ!」

「ん? ああ、そうだ! ルシファーの言う通りだ!」

「……あー、はいはい。初めて聞いたけどもういいや。じゃ、待っててやるから早くしろよ」


 デストロイが肩をすくめながら言うと、ルシファーは一歩前に出た。

 そして咳払いをすると、右足を引き、右手を胸に添え、左手を横に水平に伸ばしてから頭を下げた。


 西洋の貴族がするお辞儀――ボウ・アンド・スクレープだ。


「我が友が失礼した。では仕切り直して挨拶といこう。我らは闇に魅せられし暗黒のギルド――」


 そこまで言うと、ルシファーはその場でクルッと一回転した。

 さらに腕を交差させたかと思えば、両手をバッと大きく広げる。


「【ダークフェイス】だっ! 覚えておくがよい!」


【はぴねすとろんぐ】の面々はぽかんと口を開けたまま固まった。

 ――ただ一人を除いて。


「ねえねえ、ナナお姉ちゃん。あのお兄ちゃん、何を言ってるの?」


 シュカが隣に立っているナナにそう尋ねると、ナナは慌てた様子で話し始めた。


「え、えーっとね、あの人達は【ダークフェイス】っていうギルドなんだって。それで、えー、『対戦よろしくお願いします』って言ってる……のかな?」

「そっか! シュカ達は【はぴねすとろんぐ】って言うの! 絶対負けないよ!」


 純粋なシュカの言葉に、その場になんとも言えない空気が流れる。

 少しして、ルシファーはもう一度咳払いをしてから杖を構えた。


「【はぴねすとろんぐ】か。消えゆく者に興味はないが、良かろう。その名、我が頭に刻み込んでおいてやる。いくぞっ! デストロイ! レイリー!」

「「おうっ!」」

「みんな、いくよっ!」

「「「「おー!」」」」


 直後、シュカ含む【はぴねすとろんぐ】の前衛は地面を蹴った。

 ナナを始めとした残りの後衛部隊は一歩後退してから、各々詠唱を口ずさむ。


 一方、【ダークフェイス】はデストロイが斧を片手に前に出た。


「闇より来たれ、漆黒の牙ッッ! あだなす者を喰らい尽くせぇ! ダークネスバイトッッ!」

「紅蓮の業火よ! 仇なす者を飲み込み、灰燼かいじんへといざなえ! インフェルノブレイズ!」


 さらにルシファーとデストロイがそれぞれ闇と火の第三魔法を発動。

 黒い牙と巨大な火球が【はぴねすとろんぐ】の前衛に襲いかかる。

 広範囲の攻撃により、先頭にいた三人が被弾。

 ダメージ量に驚いたのか「うおっ!」と声を上げた。


 それと同時、ルシファーとレイリーにもナナ達の魔法が直撃した。

 しかし、二人は倒れず涼しい顔を浮かべたまま。


「ヴァイオレントターン!」


 間合いを詰めたデストロイは斧の第三特技――ヴァイオレントターンを発動。

 両手で斧を握り、身体の軸を中心に回転しながら進む。


 そのまま先頭に居た三人にぶつかると、既にルシファーとレイリーの魔法を喰らっていたこともあって、彼らは粒子となって消え去った。


「えっ……?」


 数的有利により楽勝を確信していたシュカ達は、想像以上の強さについ足を止めてしまった。


「闇より来たれ、漆黒の牙ッッ! 仇なす者を喰らい尽くせぇ! ダークネスバイトッッ!」

「紅蓮の業火よ! 仇なす者を飲み込み、灰燼へと誘え! インフェルノブレイズ!」


 好機と捉えたか、ルシファーとレイリーは再び第三魔法を発動。今度はシュカとガイアに向かって放たれた。


 そうして直撃する寸前――


「「岩石よ、せり上がりての者を守る堅牢けんろうな盾と化せ! ストーンウォール!」」


【はぴねすとろんぐ】の後衛二人が唱えた地魔法――ストーンウォールにより、シュカ達の前に岩の壁が二枚現れた。

 一枚目の岩壁が火球を、二枚目の岩壁が黒い牙を代わりに受け止める。


 それを確認したガイアは、隣に立つシュカに向かって真剣な表情で言った。 


「嬢ちゃん! 俺らじゃ、あいつらには勝てねえ! ここは俺に任せて、嬢ちゃんはみんなと逃げろ!」

「えっ? やだよ! シュカも戦う!」

「言うことを聞け! ……父ちゃんと母ちゃんのためにも、優勝したいんだろ?!」

「……うん。で、でもそうしたら、ガイアお兄ちゃんが!」

「俺なら大丈夫だ! 嬢ちゃん達を逃したら俺も追いかけて、後で絶対に合流する!」

「ほんと?」

「ああ、ほんとだ! 約束する! だから行け!」

「……わかった。待ってるから絶対に来てね!」


 シュカはそう言うと、ナナ達後衛のほうに走り出した。


「――あっ、おい!」


 他のメンバーをキルした直後、走り去るシュカに気付いたデストロイは逃すまいと地面を蹴った。

 その瞬間――


「よせ、デストロイ!」

「はあ? 何でだよ?!」

「いいからジッとしてろ!」


 デストロイは溜め息を吐きながらも、ルシファーの言葉に従い足を止める。


「お前ら! 嬢ちゃんのこと任せたぞ!」


 ガイアは大声で叫んでから、【ダークフェイス】三人の前で両手を広げた。


「この先は行かせねえ! 行きてえなら俺を倒してからにしな!」 



 ☆



 その頃、配信スタジオでは――


(ルシファー君はともかく、ガイア君もノリノリだな……)


 前に【はぴねすとろんぐ】のギルドホームに顔を出した時、ガイアは『少年漫画が好き』と話していた。

 だから一連の行動は熱血主人公の影響を受けているんだろうなと、映像を見ていた勇は心の中で苦笑した。


 まあ、放送的にこの展開は美味しい。

 きっと勅使河原が盛り上げてくれるだろう。

 ガイア君に感謝だな。


 そんなことを考えながら勅使河原の実況を待つも、中々話し始めない。

 不審に思った勇はディスプレイの映像から、勅使河原に視線を移すと――


(えっ!?)


 勅使河原は肩を小刻みに震わせながら、指で目頭を押さえていた。


(泣ける要素あったか!? ……って、ヤベっ! このままじゃ放送事故だ!)


 どうすればいいのか、勇はあたふたしながらも必死に頭を働かせる。

 やがてこの場を凌ぐ唯一の方法を思いついた。


(こうなったら仕方ない……!)


 勇は深呼吸してから口を開く。


「これは中々アツい展開っ! 我々も目が離せません!! ……おっ、ルシファー選手が前に出ました! さて、どうなる!?」



 ☆



 ルシファーは杖を下ろし、一歩前に出た。


「貴様……いや、貴公と呼ばせてもらおう。名は何という?」

「名前だあ? 俺はガイアだ!」

「ガイア、か。一つ問おう。本当に貴公一人で我ら三人を足止めできると思っているのか?」

「ああ。俺だって伊達にゲームをやってねえ! 嬢ちゃんを逃すくらいの時間は稼いでみせるぜ」


 ガイアが言うと、ルシファーは嬉しそうに「ククク」と笑った。


「さしづめ姫を守るといったところか。……気に入った! ここは我が一人で相手をしてやろう」

「そいつはありがてえ! でもいいのか? そんな余裕ぶってると痛い目みるぜ?」

「フン。好きなだけほざくがよい。デストロイ! レイリー! 手を出してくれるなよ」

「……はぁ。ほんとお前って自由だよな。……わかったよ。ただMP使いすぎるなよ」

「仕方ねえな! その代わり、次は俺にやらせろよ!」

「うむ、いいだろう。ならば――」


 ルシファーはそう言って、メニューウインドウを開いた。


「出でよっ! 魔剣ブラッディ・ジャッジメントッ!」


 指を動かしながらそう叫ぶと、手に握っていた杖が消え、代わりに刀身が赤く染まった片手剣――クリムゾンエッジが彼の目の前に現れた。

 ルシファーはそれを手に取り、ガイアのもとにゆっくり近づいていく。


 このクリムゾンエッジは、前に勇とデストロイで【試練の洞窟】を周回していた時に獲得したものだ。

 これまでルシファーは闇魔法に特化していたが、『それだとMPの消費が激しく、イベント中盤でガス欠してしまう』という考えにより、イベント前に数ポイントだけ片手剣に割り振っていた。


 なお、魔剣ブラッディ・ジャッジメントというのは、もちろんルシファーが勝手に名付けた名称である。


「では、ガイアとやら。――いくぞ!」

「おう、来やがれ!」


 ルシファーは地面を蹴り、ガイアとの間合いを詰めていく。


「ハァッ!」


 剣を大きく振りかぶってから、左斜め下へと振り下ろす。

 も、ギリギリのところでガイアは回避。


「ライジングアッパー!」


 飛び上がりながらアッパーを放つ、手技の第二特技――ライジングアッパーを発動した。

 見事命中するも、ルシファーに慌てる様子は見られない。


「ほう、初めて見る特技だな。しかし、さほど脅威ではないようだ。それともレベルに差があり過ぎるか?」

「ライジングアッパー!」


 淡々と語るルシファーを無視して、ガイアは二度目のライジングアッパーを発動させた。

 自動操縦が働き、ジャンプの予備動作として屈みの動作に入る。

 直後、腕を伸ばしつつ飛び跳ねると――

 

「何っ!?」


 ルシファーは寸前のところで後ろに飛び退き、アッパーを回避した。


「フン、まさか同じ技で来るとはな。我も舐められたものだ。……さて、次は我の番だ!」


 ルシファーはそう言うと、剣を真横に振るった。


「せいっ!」


 今度は腕を大きく引いて、ガイアの胸部に突き刺す。


「まだだ! 刹那せつな双撃そうげき! ダブルスラーッシュッ!」


 さらに片手剣の第一特技――ダブルスラッシュを発動させ、二回斬りつける。


「ちっ!」


 ガイアは顔を険しくさせながら、数度バックステップして距離を取った。


「その様子からして、もう残りHPは多くないようだな。やはり貴公と我では、レベルに違いがあり過ぎたようだ」

「……みてえだな。でも、まだ終わってねえぜ! 荒れ狂う水よ! 仇なす者に蒼き鉄槌てっついくだせ! アズールガイザー!」

「ぬっ?」


 ガイアが発動させた水の第二魔法――アズールガイザーにより、ルシファーの足元と頭上に魔法陣が描かれる。

 直後、足元の魔法陣から間欠泉のように水が勢いよく噴出。

 水に運ばれ、ルシファーは空中に放り出される。


 そして今度は上空の魔法陣からルシファー目掛けて水が放たれ、水圧によって地面に叩きつけられた。


「ふむ。中々やるではないか……と、言いたいところだが残念だったな。まだ我のHPはたんまりと残っている」

「くっ!」

「しかし、貴公はよく戦った。敬意を表して、この暗黒魔法で黄泉よみへと送ってやろう。闇より来たれ、漆黒の牙ッッ! 仇なす者を喰らい尽くせぇ! ダークネスバイトッッ!」


 ルシファーはお馴染みの魔法を発動させた。

 魔法陣から現れた黒い牙がガイアに向かっていく。


「さらばだ、勇気ある者よ。次に会う時は……ん?」


 両手を広げながら話している最中、ガイアの頭上後方に一本の矢が現れた。

 その矢は真っ直ぐガイアに向かっていき――


「なっ!?」


 直撃した瞬間、ガイアは粒子となって消え去った。


「……い、一体何が?」

「あー、あれはホーミングショットだな」

「ホーミングショット?」


 呆然と立ちすくむルシファーのもとに、レイリーとデストロイが話しながら近寄る。


「ああ、弓で三つ目に覚えられる特技でな。矢を撃ったら、一番近くに居る敵目掛けて勝手に飛んでくんだ。まあ、威力はそんなに高くねえけどな」

「へえ、そんなのあるんだ。横取りされて残念だったな、ルシファー」

「……なるほど、な」


 ルシファーは拳をわなわなと震わせながら呟く。

 直後、矢が飛んできた方角に向かって走り出した。


「あ、おい!」

「ん? どうしたんだ、ルシファーは?」

「さあね! わかんないけど、一人で行動するのはまずい! 僕達も行こう」

「だな! おーい、ルシファー! 待てよー!」



 ☆



 しばらく走り続けていると、ルシファーは先のほうにプレイヤーの集団を見つけた。

 ぱっと見でも二十人以上はおり、かなりの大型ギルドであることがうかがえる。


 それでもルシファーは引くことなく、プレイヤー達のもとに近付いていった。


「この辺りにはもうメダルなさそうだな。そろそろ次の――って、おい! 敵だ!」


 ルシファーに気付いた集団の一人が声を上げる。

 直後、プレイヤー達は一斉に武器を構えた。


「あん? まさかとは思うが一人か?」

「うそー。もしかして一人であたし達に挑む気じゃないよね?」

「ははは。そんな訳ねーだろ。だとしたらどんだけ馬鹿だよ!」

「確かに!」


 プレイヤー達は全く警戒する様子を見せず、ルシファーを小馬鹿にする。

 しかし、ルシファーはまるで聞こえていないかのように表情一つ変えずに歩みを進めていく。


 そうして残り数メートルまで近づいたところで口を開いた。


「……一つ聞いてもいいかな。さっき、ホーミングショットって技を使ったのは君達?」

「そだよー! あたしが撃ったの! あっ、もしかしてさっき当たったのって、あなただったり?」

「……そうか。じゃあやっぱり、君達が魔王と勇者のアツいバトルを邪魔したってことだね」

「あぁ? 何言ってんだお前? 頭大丈夫か?」


 ごもっともな意見を無視し、ルシファーは集団に向けて手を伸ばす。


「命に飢えし死の神よ。我が呼びかけに応じ、その渇き、今こそ満たせ。グリム・リーパー」


 そして普段とは異なり、淡々とした口調で詠唱を述べた。

 プレイヤー達の足元に巨大な魔法陣が描かれ、そこから鎌を持った死神が現れる。


「おい、何だこれ!」

「やべえ、逃げろ!」


 直後、死神は両手で鎌を振るった。

 広範囲の攻撃により、その場に居た3分の2が被弾。内、半分が粒子となって消え去った。


「おっ、居たぞ! おーい、ルシファー!」

「お前、一人で勝手に……って、めちゃくちゃ敵居るじゃん! しかもグリム・リーパー使ってるし!」


 ルシファーのもとにレイリーとデストロイが駆け寄ってきた。

 ルシファーは背中越しに二人に言う。


「……いい所に来てくれた。お願いだ、力を貸してほしい。あいつらは絶対に許す訳にはいかない」

「えっ? ああ、それはもちろんいいけど……。っていうか、もう相手もやる気満々みたいだし」

「だな! しかし、数が多過ぎる! これはMPケチってる場合じゃなさそうだ!」

「確かに! こうなったら仕方ない! レイリー、やろう!」

「おう!」


 そう言うと、デストロイとレイリーは手を伸ばした。


「命に飢えし死の神よ! 我が呼びかけに応じ、その渇き、今こそ満たせ!」

たけき真紅のほむらよ! 地に降りて、森羅万象を灰塵とせ!」


 プレイヤー達の足元と上空にそれぞれ巨大な魔法陣が描かれる。


「グリム・リーパー!」

「クリムゾンボーライド!」


 術名を発したことで、足元の魔法陣からは死神が、上空の魔法陣からは直径十メートルはある巨大な火球が出現した。


 死神の攻撃により、残っていたプレイヤーの半数がデス。

 その直後、火球が地面にぶつかり、大爆発を起こした。


 次の瞬間、その場にプレイヤーは一人も残っていなかった。

 全滅、【ダークフェイス】の大勝利だ。


「ふぅ。やったみてえだな!」

「うん。でも、これでMPがもうすっからかん……。おい、ルシファー! お前、何考えてんだよ!」

「……ごめん。ついカッとなって」


 デストロイが詰め寄ると、ルシファーは俯いたまま呟いた。

 普段とは違うルシファーの姿に、デストロイとレイリーは顔を見合わせる。

 そして、デストロイは大きく溜め息を吐いた。


「ま、まあ、今のでメダルもかなり集まったし? 別にいいっちゃいいんだけど!」

「そうだな! 女神の腕輪もあることだし、MPが回復するまではぼちぼち集めようぜ!」


 その言葉に肩の荷が下りたのか、ルシファーはホッとした表情を浮かべる。

 直後、大きく咳払いすると、両腕をバッと広げた。


「フン、口ほどにもない相手だったな! さあ、我らは次なる獲物を求めて行くとしよう!」

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