キラーマシンが現れた

「俺、 仕事辞めるわ、 辞表も書いた」

「トレーナー!! 危ない!!」


キラーマシンが現れた!!


「な、 何ィ!? こんな所でキラーマシンだと!?

しかも3体!! モルモット君!! ゴールドシップ!! 急いで逃げろ!!」


アグネスタキオンが叫ぶ。


「こうなったら・・・トレーナー!! 辞表は有るな!?」

「あ、 あるが・・・」

「使え!!」

「え」

「使うんだ!!」

「・・・・・」


トレーナーは辞表を使った。

戦闘から逃げる事に成功した。


「一体何だって言うんだ・・・」

「学園中にキラーマシンが徘徊している!! とりあえず私の部屋に!!」

「あぁ!! 行くぞ!!」

「うわぁ」


トレーナーを抱えて走るゴールドシップ。

アグネスタキオンの部屋にやって来た3人。


「しかし何でキラーマシーンが学園に居るんだ?」

「私が作ったからだと思う

たがしかし勝手に動き回るなんてありえないだろう・・・

一体何が原因なんだ?」

「あたしの推測では恐らくトレーナーが仕事辞めようとしたからだと思う」

「何でだよ、 も一度言うぞ、 何でだよ」

「俳句だな」

「風流だ」

「そんな事を言っている場合ではない、 如何にかしなければ

学園の外にも被害が及ぶぞ」

「安心しろ」


ゴールドシップが外に出る。


「そうか、 ニフラムを唱えれば・・・」

「ゴールドシップはニフラム習得しているのか?」

「この間覚えたと言ってたね」

「そうか・・・他の呪文の方が良いんじゃないか?」

「学園の被害を考えればニフラムの方が良いかと」

「うおおおおおおおおおおおおおおおお」


がしゃーん、 と外から音が響く。


「・・・・・」


恐る恐る外を見るとキラーマシンに対して

徒手空拳で挑むゴールドシップの姿が!!


「まさかのステゴロ!?」

「せめて道具を使いたまえ!!」

「武器は持たない!! カラテだ!!」

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