第254話【ネタバレあり】ドイツの教育制度とか説明できひんよ【解説編】

 ご覧いただきありがとうございます。

 以下、いささかのネタバレを含みます。

 ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。

 なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。





――ここから――



 卒業式とか入学式っていったらその一言で、桜吹雪が思い起こされる、それが和のかほりというものだと思うんですよ。

 でも、異国のそれ、をそれ風に書こうと思ったら全然ちがくて、ゼライヒ女王国は歴史的にドイツ北方十字軍とのつながりが強くて、土着の信仰も残る中、東正教会のしきたりも伝わる風にしたくて、そもそもどっちもしらねーよ、って話しなんですが、雰囲気作りは大事ぢゃろ。

 そもそもファンタジー小説を書きたいという思いが、私自身の原点にあったりしますので。

 

 もー徹攻兵を異界転生させたらいいのかなー。

 武器は光条武器を軸にすれば継戦可能だし。

 元の「自衛隊所属」に戻るための「扉」の噂を宛にしながら村から村へと渡り歩いては、その村を襲う名有りモンスターを狩り上げるみたいな感じで……。

 装甲ぶっ壊されたら鍛冶屋に頼む感じで…。

 で、だんだんやさぐれていって馴染んでいって、地域から「光条のゲオルグ」みたいな二つ名をつけられて「いや、おれ、本名鯨王(げいおう)何だけどな」とかぼやいて。

 当然快王の子供か孫当たりで…。

 光条の色は、もー、南の海を持ってきたんじゃないかって鮮やかな青で。

 あれ、これ、何か一つプロットできあがりつつあるんじゃないか。

 

 ゴブリンの一団、トロルの群れ、にはじまり、キクロプス、ゴーゴン、セイレン、マンティコア、コカトリス、バシリスク、繋がれたフェンリルとの会話、闇エルフ、巨大スライムことブロブ、ムシュフシュ、イスタル、ナベリウス、ウバオ・ア・クー、カクタン、コウゲイ、ウロン、ラスト一歩手前でアマツキツネと戦ってラストがヤクビのワダカマリシクチナワとか。

 すげえ、敵にはこまらねえーじゃねえーか。

 〇六式当たりで異世界に迷い込んでしまって、〇六式のスタイルで異獣を退治する間に、装甲服は世代を維持しつつ、出力は世代を上げちゃっててとか、そもそも近距離戦、格闘戦を前提としている異獣に対して二キロ離れた距離から遠距離砲でダメージを与えるところから始まって「卑怯なり」みたいなことを主張されて「お前の能力が低いのが悪い」とか嗤うとか。

 あー、そうなるとミスラ、ミロクとも戦わせて勝ちたいな。

 ミロクなんてファンタジーバトルにおいてはモンスターの一種ぢゃろ。

 

 違うんだよ、この話は異国の教育制度と季節が違いすぎて雰囲気が出ないという話しでして。

 くー、魔物と戦う徹攻兵。

 書きてー。

 鱗自慢の魔物にAPFSDS弾を何本も撃ち込む徹攻兵とか。

 異獣。「ぐおお、我に傷を与えるか」

 鯨王「お前も存在する以上は物質界にとらわれた存在ってことだ。

 物質界に留まる以上、物質で攻撃を加えられる」

 とか言い放つゲオルグこと鯨王、かっこええ。

 

 そして光輪を背負って直立する神々に等しいミトラ等の部位破壊をする快王。

 「なんたること、我が身の維持ができぬとは」

 「お前さんがなんだか知らんが、ぴかぴか光ってればお偉いってわけじゃないんだよ」

 とか言い放つゲオルグこと鯨王、かっこええ。

 

 違うんだよ、このはなしは、六月に卒業式を迎えるに当たって六月の樹の花と、十月に入学式を迎えるに当たって十月の草の花につつまれた美しい疑似姉妹の話が書きたいってことなんだ。

――――

 チーヤ。「これが私の最後の本音。

 そしてさようならリーエ。

 シュトラウス、あなたは私の本心の本心を知って、それでも寄り添うの」

 ナラパフタ・フォフォミラパフタの花の淡い青色の綿毛が二人を包み込む、そして……。

――――

 見たいな物語を書きたいんですよ。←なら書けよ。


 ……徹攻兵、もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。




二〇二二年三月五日追記、天狗、放たれましたね。

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