理髪師がほった穴

7月11日

最近雨が多いよな。

梅雨の始まりが早かったのだから、終わりも早くていいのに全然終わらない。雨が降る。

髪の毛が湿気でくるくるしてしまう髪質で不快感が凄い。

以上の文章が、さぁ！日記を書こう！と意気込んで書いた文章だ。つまらなくて驚いた。

日記と言っているのだから、やはりその日の事を書くべきだと思って書いたが、一体これを読んで誰が楽しいのか。

私が読んで楽しんでもらいたいのは自分自身である。数時間後の自分が「お、いい文章だな」とか「面白いこと書くじゃないか」とか思える文章が書きたいのだ。

こんなどこの誰が書いたかもわからない日記を読む人間は、かなり少ない。いやきっとほぼ居ないのである。1番読む読者は自分自身なので、書いた時点で面白くないと思う文章はその時点で没だ。

別の何かを書こう。

これを書くにあたって、いくつか他人の日記を読みにいった。数ページだが。

どれもこれもあまり興味がないなと思ってしまい、ほとんど読まずに次の作品へ乗り移った。

多分私以外もそんなもんなんだろうと思う。

他人の日記を読みたいと思って読む人は、かなり奇特な人だ。日記を書く人物が元々有名な人であればもちろん話は変わってくるが。

こんにちは奇特な人。あなたのような人は私の周りにいません。ぜひお友達になりましょう。

嘘です。どこかの世界で平和に暮らしていてください。私なんかのところに来る暇があれば別の何かを見たほうがずっといい。

あなたの人生で有益だと思える何かをするべきだ。