クマの家 改訂版

増田朋美

第一章

クマの家 改訂版

第一章

暑い日だった。何処かの地方では大雨で土砂崩れがあったようで、みんな安否を確認するために、電話したり、ラインのような通信手段で連絡を取り合ったりするのだった。時には、現金を被災地へ寄付する人もいるし、食品などを、被災地へ寄付する人もいるようであった。まあ、いずれにしても、必要な支援は、現金を送るというのが実用的ではあるのだが、実は意外にそうでもなく、ほかの物が役に立つ場合もあるわけで。それは人によりけりというか、難しいところだろう。

それでも、被災された人も、されなかった人も、みんな、食べることだけは変わらないということだ。

これを、吉とするか、凶とするか、あるいはなにかの手段にするかは、人によって又違うことだろう。でも、いけないことは、それを金儲けのとして利用してしまうか、それとも、教育手段として、何か思想を植え付けてしまう事である。それは間違っても、やってはいけないことであるから。

今日も杉ちゃんは、水穂さんにご飯を食べさせようと、また何か作戦をたてたらしい。由紀子が製鉄所に行ってみると、杉ちゃんがちょうど、台所で、水穂さんに何か食べさせようと、料理をしていたところだった。

「あら、杉ちゃん何を作っているの?もしかして、カレーライス?」

と、由紀子は聞くと、

「おう、ちょうど、診察に行ったら、病人向けのカレーライスの作り方のレシピを配っていた人がいてな。」

と、杉ちゃんは答えるのだった。

「ちょっと聞いてみたんだけど、何でも、精神をやんでしまって、糖尿とか、そうなってしまった人のための、カレーライスなんだって。本来は透析をやっている人のために開発したそうだが、精神をやんだ人にも大好評ということで。」

杉ちゃんのいうことだ。多分間違いはないだろう。まあ確かに、そういうひとでもカレーライスが食べられるということは幸せなことだ。そういうひとたちもカレーライスを食べることができるようになれば、又、精神関係も変わってくるということだ。

「でも、杉ちゃん、文字読めないのに、よくレシピからカレーを作れたわね。」

と、由紀子がいうと、

「おう、わかりやすくプロセス写真をつけてくれてあったもんでな。それで大体のところは分かったので、やってみたのよ。」

と、いう杉ちゃん。まあ確かに、精神に障害を持っている人向けのレシピなら、わかりやすく書くのは必須だ。それに杉ちゃんのような勘の鋭い人であれば、写真でもすぐにわかってしまうことだろう。

「そうなの。それは良かったわね。それでは、水穂さんも喜んで食べてくれるかしら。」

「多分食べるだろう。だって、もう何日食べモノを食べていないと思ってんだよ。」

由紀子がそういうと、杉ちゃんは、すぐに言った。ということは、水穂さんがご飯を食べない日が何日も続いているということであろうか。ちょうどこの時、火にかけてあった、電気やかんが音を立ててなった。

「お、これで良し。あとは水穂さんに食べさせよう。」

と、杉ちゃんは急いで鍋のふたを開けた。琥珀色というのだろうか、とてもおいしそうな色のカレーが、鍋の中に入っているのだった。これでは幾らなんでも、どんなに嫌がっている人でも、食べたくなるような色のカレーだった。いや、逆によほど意思の強いダイエッターでもない限り、これを食べないのは難しいのではないかと思われる位、おいしそうであった。

「それでは、水穂さんに食べさせよう。」

と、杉ちゃんは、炊飯器からご飯を取り出して、器に盛り付け、そこにたっぷりのカレーをかけたのであった。

「きっとうまくいくわ。それくらいおいしそうなカレーだもの。杉ちゃんの作るカレーはほんとおいしいわよ。それは私もそう思うから。」

由紀子は、器にご飯を盛り付けている杉ちゃんにそういう事をいった。幾らなんでも、これだけうまそうなカレーであれば、反論も何もしないで、食べてくれるのではないか。由紀子は、そう思っていたのであるが。

「それでは、食べさせるか。由紀子さん、悪いけど、お皿持ってきてくれるか?」

と、杉ちゃんに言われるよりも早く、由紀子は杉ちゃんに渡されたお皿をもって、水穂さんがいつも寝ている四畳半へ直行した。

「おい、起きてくれ。カレーを作ったから、お前さんも食べてくれよ。当たる食品は一切いれてないし、野菜がいっぱいあって、さっぱりしたカレーだよ。ほら、食べてよ。」

由紀子は、杉ちゃんの指示通り、水穂さんの枕元にカレーの皿を置いた。

「さあ、水穂さん、食べよう。」

杉ちゃんに言われるより早く、由紀子は水穂さんの口もとにカレーの入ったおさじを持って行ってあげたのだが、水穂さんは、カレーを食べようとしないのだった。幾ら、カレーを食べてと口もとへおさじを持って行っても、反対の方を向いてしまうのである。

「もう!杉ちゃんが一生懸命作ってくれたカレーなのよ。手をかけて作ったカレーなのに、なんで食べてくれないのよ!」

と、しまいには、怒ってしまった由紀子だったが、それでも食べないのだった。

「食べる気がしないという言い訳は飽きたよ。其れよりも、その食欲のなさにびっくりする。なんでそんなに食べようという気がしないのかということに。」

と、杉ちゃんに言われてしまうほど、水穂さんは食べようとしないのだった。

「こうなると、僕たち素人では、とても食べさせるということはできないぞ。誰か専門家というか、特殊な能力を持っている人でないと食べさせられない。」

杉ちゃんも由紀子も大きなため息をついた。

ちょうどその時、玄関の戸が、ガラッと音を立ててなった。

「こんにちは、水穂さんも杉ちゃんも、皆さんも元気ですか。何か困ったことはありませんか?」

と中年の女性の声が聞こえてくる。多分、天童先生の声だと、杉ちゃんも由紀子もすぐわかった。まさしく、声の主は、天童あさ子先生で、天童先生は返事が無いからお邪魔するわねと言って、四畳半に入ってきた。

「水穂さん具合どう?杉ちゃんたちも元気してる?」

と言いながら入ってくる天童先生に、由紀子は嬉しいなと思うのだった。こうして、病人である水穂さんだけでなく、杉ちゃんをはじめとした介護人たちにまで気を使ってくださるのだから。

「元気じゃないよ。ご覧の通り、げっそり痩せちゃって、ご飯何て碌なもの食べてくれようとしないよ。」

杉ちゃんが、本当にがっかりした様子で言った。

「まあ、それは大変ね。それじゃあ、杉ちゃんたちも大変でしょうね。いつも食べさせるのに一苦労じゃ、気がまいっちゃうでしょう。」

そういってくれる天童先生に、

「全くだ。」

と、杉ちゃんが言った。この言葉が、杉ちゃんたちの苦労を物語っているような気がした。

「ねえ天童先生。何とかしてさ、こいつにご飯を食べてもらう方法というものはないだろうかな?なんでもいいや。まあ、多少荒療治になっても良いからさ、何とかしてやりたいだよ。」

杉ちゃんが、もうどうしようもない顔をしてそういうと、天童先生は、そうねとかんがえた顔をした。

「それでは、ちょっと、やってみようか。水穂さん、布団に座れる?」

「は、はい。」

水穂さんはそう言って、よろよろと布団の上に起きた。其れさえも苦労してんだから、もうしっかり食べない証拠じゃないか、と、杉ちゃんがぼそぼそ言っているが、天童先生は、其れはいわないであげてね、と言った。天童先生は、倒れそうになる水穂さんの体を左手で支えてやりながら、右手でその背中をさすり始めた。やりだしてしばらくは何も変化がないように見えたのだが、だんだん水穂さんがせき込み始めて、口もとから、赤い液体が漏れ出してきた。由紀子は、急いでチリ紙を水穂さんの口もとに持って行ってあげて、それを拭いてあげたが、水穂さんはそのまませき込み続けるのである。

「水穂さん大丈夫?苦しい?」

と、由紀子は思わず聞いてしまったが、天童先生は、質問はしないようにといった。そのうちに、水穂さんのせき込むのは、数分間続いたが、だんだん弱まってきて、しまいに内容物は出なくなり、咳も静かになった。

「よしよし、大成功よ。じゃあ、これまでの通り、布団に横になって。」

と、天童先生に言われて、水穂さんは布団に横になった。もう苦しそうな顔をしていない。紙のように白いとはいっても、おだやかな顔をしている。

「じゃあ、これをして貰ったおかげでさ、カレーを食べてくれるかな?」

と、杉ちゃんが改めておさじを持っていくと、今度はやっとおさじの中身を口にしてくれた。そこにいた全員、大きなため息をついた。

「どうだ、うまいか?」

杉ちゃんが聞くと、水穂さんははいと言った。

「じゃあ、頑張って、カレーを全部食べてくれないだろうか?」

と、杉ちゃんはつづけてカレーのおさじを水穂さんの方へ持っていくと、今度もカレーを口にしてくれる。もう一回やってみると、ちゃんと口にしてくれるのだ。おかげでカレーは、お皿の上からすっかりなくなってしまった。

「ばんざーい!完食だ!」

杉ちゃんは大喜びな顔をする。

「天童先生の施術のおかげです。ありがとうございます。」

と、由紀子は丁寧に御礼をした。でも、どういうメカニズムで、水穂さんが、カレーを食べてくれたのか、知りたくなった。

「水穂さんの体に何かしたんですか?何だか体をなでてあげているだけのように見えたけど。」

由紀子は、天童先生に聞いてみる。

「まあ、大したことはしてないわよ。強いて言えば、水穂さんの体の余分な物を吐き出させてあげて、気の巡りを良くしてあげただけなの。大事なことはね、水穂さんの体の、良くなろうという力を後押しすることよ。それを、直伝霊気という技法を使って、みちびき出してあげるの。」

「はあ、そうですか。そういうところを、扱うのは非常に難しいと思うけど、必要な事でもあるんだよな。なかなか口にするのはできない分野でもあるよねえ。とにかくな、水穂さんの体を何とかしてくれてありがとう。」

杉ちゃんは、カラカラと笑った。

「それにしても、直伝霊気とは、どういうものなんですか?何か、宗教とか、そういうものが関わっているのでしょうか?」

由紀子が聞くと、

「ああ、そんな風に宗教的な物じゃないわよ。ただ、日本で独自に開発された、体のエネルギーの循環をよくする手法なの。宗教が関わっているとか、そういうことは一切なしよ。戦前はよく日本でやっていたようだけど、戦後、GHQの指導で取りやめになってしまったの。それが、戦中に西洋に渡っていて、西洋人たちが霊気を行っていて、平成になってから、日本にも持ち込まれるようになったの。これが、西洋霊気という物なのね。直伝霊気というのは、GHQの指導から逃げていた日本の指導者が、細々とつづけていたもので、そのままの伝統的な日本独自のやり方でやっているわけ。」

と、天童先生は説明五してくれた。非常に難しい説明であったが、

「まあ、いわゆる、グルが、シャクティパットをするのと同じような物かあ。」

と、杉ちゃんが言った。

「うーん、其れとは違うかなあ。あたしたちは、そういう宗教的な物ではなくて、単に心がやんでいる人たちを、癒すための目的でやっているから。すくなくともあたしたちは、解脱をするとか、何か

思想を教え込むために、霊気を使うわけでも無いからね。」

天童先生は、そういうのであるが、由紀子は何か天童先生がからくりを持っているのではないかとうたがってしまうのであった。

「まあ、いずれにしても、シャクティパットのおかげで、水穂さんがご飯を食べてくれたことは

間違いないんだから、それは、忘れずに、感謝しよう。ありがとうございます!」

杉ちゃんというひとは、いつまでも明るいのだ。そういう風に、何でもいい方に解釈してしまう。それが、善と出るか、凶と出るかは、よくわからないけれど。

「先生、ありがとうございました。御礼にこれをお納めください。」

水穂さんは、その間に用意していた謝礼を、天童先生に渡そうとするが、

「いいえ、いいのよ。水穂さん。こんな事で、謝礼何て貰ってたら、ヒーラーが務まらないでしょ。」

天童先生は、それを受け取らなかった。

「じゃあ、あたしは、これで失礼するわ。又、何か困った事があったら、相談に乗るから。いつでも

連絡を頂戴。」

天童先生は、立ち上がって、軽く頭を下げ、四畳半を出ていった。由紀子も杉ちゃんもやっとカレーを

食べてくれたか、やっとほっとすることができた。やがて、疲れてしまったのだろうか、水穂さんが眠りだす音が聞こえてきた。杉ちゃんも由紀子もそれをとめなかった。

一方。

背中を預けてくれたお客さんを送り出して、ちょっと時間ができた蘭は、お昼までちょっと時間があったから、テレビでも見ることにした。どうせ、テレビは、先日起きた土砂崩れの事ばかり放送していることだろう。確かにその通りなのである。何処のチャンネルをひねっても、確かに土砂崩れのニュースばかりを報道している。蘭は、又この話題かあ、ほかに話題はないものか、と、別のチャンネルをひねったところ、

「それでは、次のニュースです。静岡県熱海市で、土砂崩れがあったことは、ご存じの事だと思いますが、今日はその被災地で、癒しの活動をつづけている、ヒーラーの方がいらっしゃいます。この女性を取材しました。VTRをどうぞ。」

老け込んだ顔をアナウンサーが、そんな事を言っているのが聞こえてきた。そのヒーラーの方ってどんな女性なんだろう、と興味を持った蘭は、その番組を見てみることにした。

「静岡県、熱海市にお住いの、大槻富士子さんは、数年前より自宅内で、霊気ヒーリングのサロンを開いてきました。彼女自身も、若い頃、精神疾患を患い、霊気ヒーリングに助けを借りなければいけない時期もありました。先日の大雨で、熱海市は壊滅的な被害を受けましたが、大槻さんの住んでいる地区は、深刻な被害は免れました。そこで、大槻さんは、自ら被災地に赴き、被災された方々をいやす活動をはじめました。」

アナウンサーがそう言っている間、ずいぶん美しい中年女性が、一人の老人の肩を触ってヒーリングを行っている映像が見えた。そして、暑そうなスーツに身を包んだインタビュアーが、その女性にインタビューをしている映像に変わる。

「大槻富士子さんですね。どのような手法で、被災された方を癒していらっしゃるのですか?」

と、インタビュアーが聞くと、

「はい。私は、霊気という方法で、被災された方の気持ちが楽になるようにしています。」

と、大槻富士子さんという人は答える。テレビ映りという事もあり、かなり着飾っていることは確かなのであろうが、それでも彼女はとても美人だった。女優みたいないい顔だった。

「霊気。それは、どのような物なんでしょうか?」

と、またインタビュアーが聞くと、

「はい。京都の鞍馬山で、臼井という方が発見した癒しの手法です。臼井先生は、多くの弟子をとって、今の言葉で言えば多くのヒーラー、あ、治療者ですね。それを、養成したんですが、戦後、GHQの指導により、日本での霊気は途絶えました。しかし、臼井先生のお弟子さんの一人が、海外にわたっていらしたことにより、海外で霊気は普及し、チャクラのかんがえ等とも融合し、海外では医療行為として、用いられるほど、有名ヒーリングの手段になりました。それが、平成になりまして、日本にも戻ってくるようになったんです。そういうわけで、霊気の事を、西洋霊気と呼ぶこともあります。」

と、彼女は解説した。

「はああ、なるほど。霊気ヒーリングか。」

と、蘭はテレビの前でつぶやく。確かに、霊気ヒーリングを受けたことのある客は、蘭の客にもいる。逆輸入で入っていたといっても、日本でも有名なヒーリング方法で、けっこう実践者は多いのである。

「そうですか、そのような由緒正しいヒーリング法で、被災された皆様を励ましたいという思いがあるのですね。その霊気は、どのような感じで施術するものなのでしょうか?」

インタビュアーの質問に、大槻富士子という女性はこう答えるのである。

「はい、単に、やってほしい人の体に手を触れるだけの簡単な手方です。よく、新宗教団体の偏見を持たれる事もあるんですが、そのような宗教団体とは全く関係ありません。手法は似ていますがそれだけの事です。私たちは、患者さんの体に触れることで、その気の巡りを良くして、心を癒してやることが、第一の目標です。」

「それは、病気を治すという物にもつながるんでしょうか?」

インタビュアーはまた聞いた。

「ええ。霊気は、残念ながら、医療行為ということではありません。国家によっては、認められている国家もありますが、残念ながら日本では。でも、心をいやす手段として、効果のある物であることは間違いありません。だから、被災地の人たちにも、少しでも楽になるように、施術してあげたいんです。」

と、にこやかに笑って、取材に応じる富士子さんに、蘭は、女性はこういう時は、得をするよなあと苦笑いした。自分だって、苦しんでいる人たちを相手にして、その人たちが、人生の分岐点を忘れないようにするために刺青を彫っている。でも、自分には取材がくるわけでもないし、テレビに出ることもない。

「やっぱり女性は得だなあ。まあ、僕が関わることは多分ないか。それにしても、霊気を使って、被災地の復興に役立てようとする人が出るとは思わなかった。」

と、蘭は、ため息をついて、テレビをとめた。そのまま、冷蔵庫から食事を出して、食事をしていると、自分のスマートフォンがなる。

「はい、伊能でございます。」

と、蘭が言うと、

「ああ、彫たつ先生のお宅でしょうか。あの、わたくし、斎藤というものですが、ちょっと、彫って頂きたい物があるんですけど。」

相手は若い女性だった。

「あの、先生は、リストカットとか、そういう傷跡を消すために刺青を彫ってくださると聞きました。私もどうしても消したいあとがあるんですが、それが、美容整形にいっても話を聞いてもらえなくて、それなら、花柄でも入れて、消して貰えないかと思いまして。」

「ああ、そういうことですか。分かりました。そういう事情がある方なら、喜んでお受けいたします。でも、ひとつ条件がありまして、刺青と言いますのは、消すことはできませんので、何を入れたいのか、しっかり考えてから、入れるようにしてください。もし、迷うようなら、一緒に考えましょう。」

と蘭が言うと、彼女は、

「ありがとうございます。では、今日の午後、先生のお宅へ伺ってもいいですか?すみません、体調が悪い日が多いので、今日でないと約束ができないのですよ。」

というので、蘭は少し驚いたが、

「分かりました。じゃあ、二時ごろ来てもらえますか?」

と言った。

「了解いたしました。じゃあ、先生よろしくお願いします。私は斎藤雅江と申します。住んでいるところは、五貫島です。先生のお宅は、田子の浦ですね。其れなら、バスでいけます。」

という彼女に蘭は、

「分かりました。じゃあ、その時刻にお待ちしていますから。お気をつけて、いらしてください。お待ちいたしております。」

と言って電話を切った。








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