墨染めの徒花

あるびのビート

前編

 母なる大地を穢す醜い臓物。女子供の悲鳴。森を焼くナパーム弾に鼻を曲げるような火薬の匂い。

 気高き戦士は顔をしかめた。戦いとはこうも下劣なものだったかと。これではかつて身を賭して戦ってきた英霊達に我々は顔向けができない。

 憂いだその瞳を閉じ、刹那、蛇の睨みの如く鋭い眼光をその身に宿した。

 

 決戦の地シャオ・ローイ。国の中央都市であるこの地で、戦士は決着をつけようとしている。

 1750人の村人+1 VS 7万5000人の兵士

無謀とも思えるこの決戦。しかし、人の数など問題にはならない。

 その戦士は強さを誇った。人智を超えた肉体を余すことなく戦場で発揮するその姿に、人々はその身に鬼神を宿しているのではないかと噂をした。


 戦士は戦う。己の信念を貫くために。

 

 戦士は軽蔑する。白い肌を持ち我々を軽蔑する軍人達を。

 

 戦士は思い起こす。あの、浮世離れた純白をその身に纏う我が友を。


 戦士は回想する。友との出会い、そして共に暮らした日々を。





其少女、抱大志十五也。

ーその少女、十五にして大志を抱く者なり。ー




ーーーーーーーーーーーーーー




 「ご覧ください女傑様…。卑しき外の国の者共の手により散らされた、この村を…ッ。」

 

 そう言って案内役を買って出ていた青年は泣き崩れた。無理もないだろう、街に出稼ぎに出ていた間に自身のの住まう村で起こったこの惨状をみれば。 

 

 いわゆる虐殺(ジェノサイド)というものだった。

至る所に血液や臓物が飛び散っており、全員身体に蜂の巣のような弾痕を抱き殺されているその異様な光景。今足元にいる屍の顔には酷い打撲痕、爪が故意に剥がされている挙句に指も数本足りないではないか。そんな状態の者達が男や子供、老人に至って見られる。

 しかし、鼻を通る匂いの中には血だけじゃない…精液の匂いも混じっていた。

 若い女達の殆どは衣服を剥がされ、股を開いたまま肉塊となっていた。つまり、強姦だ。

とてもじゃないが気分のいいものじゃあない、歳半ばいかぬ女児さえ巻き込まれているじゃないか。胸を渦巻く敵への憎悪と嫌悪に拳を強く握りしめた。


 村人達の血塗れの顔から伺える泣き腫らした顔が、全てを語っている気さえした。

女傑様と呼ばれるその少女、クォイニャンは胸に熱い決意の炎を燃やした。こんなことがあってはならない。と。

 

 声を殺し震えながらうずくまる青年に一言、「仇は、必ず。」と言い残しその場を去った。今はそっとしておいた方が良いと判断したからだ。

 その後、少し歩き出したあたりで背後から泣き声が聞こえた。目を伏せたくなるほど悲痛なものだった。

 俺は出来ぬ約束を結ぶような奴ではないしその約束を違える気はない。心の中で青年にそう語った。






ラナー・ダ・ル

太陽神が寵愛した大地との意味合いを持つ我が祖国では今、内乱が起こっている。簡単に言うならば、王の圧政に耐えられなくなった国民との戦争だ。


…いや、王の居る中央都市に住む者たちと郊外やもっと外れの土地に住む者たちと言った方がいいだろう。

元々内乱は幾年も前から度々起こっていた。しかしそれは中央都市の国民と王同士の争いであって、それ以外の地域の者は少し被害を被ることはあれど手を出すことはしなかった。それは政治の手は一極集中であり、そこから外れたものは法令や身分、王の顔すら知らない者が殆どだったのが理由の一つにある。実際俺もそうだった。


しかしそれは少し前までの歴史の話。その流れが変わってしまったのは、外つ国から派遣された白い肌を持つ軍人という名の駄犬が我が国に介入したあたりからだった。


 当時の愚かな王は、文化の発展と謳い外つ国と外交を重ねた。が、側から見ればそれは少しいい条件を提示され自ら先進国の植民地となりにいく愚行そのものだった。目先のことに囚われ飛んで火に入る夏の虫のように彼奴らが進んだ先が、今のこの現状を引き起こしている。

 外つ国の者共は我が物顔でこの土地を踏み荒らす。それは中央都市だけじゃない、今まで何もなかった端の地域にも。

 しかし王どころか中央都市の住民は動かない。目先の利便性のある文明機器に囚われ先進国の傀儡となれ果てたからだ。それどころか外つ国側に回り我々と敵対するようにさえなってしまっている。

 

 彼らは知らないのか。白い肌を持つあの軍人どもが、我々を差別していることに。太陽神に愛された証である我々の肌の色を嘲笑ってることに!そのせいもあってか、俺は白色が嫌いになっていった。

 全くもって愚かなものだ、これを我が国の歴史に刻もうと言うのか。恥ずかしさのあまり歯を食いしばる。

 

 帰路に就く途中だった俺は無意識に足を早く運んだ。少しでも早く帰って今日見た惨状を忘れたかった。記憶というのは厄介なもので、一つ思い出すと芋づる式に他の事も思い出していく。あの手の光景を見たのは一度や二度じゃない、それが何を意味するのか考えるだけで気が滅入っていく。


「悲しい事だ。これは。」


 だから俺は戦うのだ、こんな馬鹿げた戦いを終わらせるために。

…この国に革命を起こすために。



ーーーーーーーーーーーー




俺は決まった場所に家を構えてはおらず、大体は野宿をしている。軍人の魔の手から退けた村々からここに住んでも良いと厚意を受けたこともあるが、それは出来ないと断った。敵に顔が割れている俺が住む場所など、場所が知られたら真っ先に狙われてしまう。無辜の民を危険に晒す真似はできない。

しかし、ここを抜ければもうすぐ俺の縄張りに入る。一時的なものなのだが、そこら一帯の森は水源が近くにあり尚且つ村も無い格好の場所なのだ。


そこではた、と気付いた。

ここら一帯に仕掛けていた罠が発動しているではないか。日も暮れ辺りが赤く染まるなか、その槍の先に付いている赤はあまりにも鮮やかなものだった。だが、あたりを見回してもそれらしき死体は見当たらない。


(早く帰りたかったのだが、面倒なことになったな…。)


 場所が割れたか、相手が大部隊で生き残りが多数もいないことを祈りながら、転々と続く血溜まりを追っていった。





 不幸中の幸か、敵はほんの7人の歩兵小隊だった。しかもその先に仕掛けておいた罠により全滅しているときたものだから、俺も罠の精度を上げたか、と得意気な笑みを浮かべた。

 死体は野犬にでも喰わせておけばいいだろう。普段ならある程度しているのだが、今の俺には死体の後処理は至極面倒なものに思えてならなかった。

 踵を返し本拠点に向かう。といっても藁を敷いた簡易的な寝床と薪があるだけの場所だが。

…いや、まず水浴びをしようか。足の裏についた血痕が不快だ。





 数刻も経たぬうちに、鬱蒼とした木々の隙間から水の流れる音が聞こえる。近くなってきたな、と悟る同時に異変に気づいた。


ーー誰か、居る。


 今日は何なのだ。あまりに出来事が起こりすぎると小さく溜息を吐く。俺の縄張りに人が入ってくることなど稀なのに、どうしてこういう日に限っていっぺんにやってくるのだろうか。

 愚痴を言っても仕方がない。気持ちを切り替え、その正体を探るべく足音を消し近づいていく。

先程の生き残りか?何をやっているのか?川に毒でも流して下流に住む人々を殺す気か。しかし人数は多くない。では、何を?


 その後、すぐに俺はその警戒を緩めることとなる。近付くにつれ聞こえてくるその鼻歌は、若く幼さすら感じ取れる女のものだったからだ。


(どういうことだ。この近くに村など無いはず。

なのに何故。)


 女が1人でこの森にきたのか。しかし理由が見当たらない。俺を尋ねにきたのかとも考えたが、誰にも居場所を話したことはないのだ。

 迷い人の説が濃厚だな。影が伸びきっておりもうすぐ日が暮れる、その中を1人で歩かせるのは危ない。

 囮の線も考えたが、その鼻歌に恐怖の念はみられない。というより、ずっと聴いていたいような、そんな心地の良い声だった。


 草木をかき分け、水源に近付く。一応警戒をして草むらに身を潜め、そっと顔を覗かせる。

 その瞬間、目を見張った。予想だにしない光景に、夢と現実の区別を疑うほどには。





ーーーーーーーーーーーーーーー



 ー第一印象は、"神様"だった。ー

 


 神様はどうやら水浴びをしているらしい。

その人の身体に、色はなかった。肌の色も髪の色もそこに無いかのように。

言うならば、純白と表現した方がいいだろうか。

 ふくよかな肉付きに整った傷一つない身体の造形。西洋の彫刻とみまごう程に好ましい肉体。あの人は全身に純白を素の身に纏っている。


 己が嫌う白い肌の軍人のことなど、その時の俺の頭からはすっかり抜け落ちていた。ましてや、白色が嫌いなことなど。

 この世にはこんなに綺麗な白があるのかと、ただ感銘を受けていた。


 かさり、と俺は音を立ててしまったらしい。

それは神様の耳にも入ったらしく、鼻歌を止めこちらに視線を向ける。名残惜しいと思った。

 

 神様は俺の姿を目に留め、目を見開いている。近づがなくてもわかるその長いまつ毛をパチパチと動かしながら。

それにしても、白色の神様は目も白いらしい。いや、正確に言うと薄い灰色なのだが、そんな目の色は今まで見たことがなかった。


 長い沈黙が流れる。動いているものは、水浴びをしていた神様の身体から伝う雫だけ。

 のち、先に言葉を発したのは神様からだった。


「…ぁ。君、私の姿が見えるのかい?」


と。あぁやはり、この人は間違いなく神様だなと確信した発言だった。









「だーかーらぁ!私神様じゃないよぉ!」

そう言って神様…いや、シオンと名乗る者は焦りながら主張をしていた。うーうーと唸りながら必死に弁解しようとするその姿勢は、見た目の割に幼い印象をうける。


 あれからというもの、俺はシオンに馬鹿正直にも「貴方は神様ですか?」と問うたのだ。そして数コンマあとに、驚きの声と共に先程のような否定の言葉を返した。だが、目に見えてその返答を疑う俺に彼女は動揺しながら必死に誤解を解こうと努めている。


 そして今に至るのだが、問題が一つあった。

 

「…服、着ないんですか。」


今の今までずっと裸で弁論されているのだ。同性といえど、身体つきが良いだけに流石の俺も目のやり場に困る。しかしその返答が珍妙なもので、

「ふく…私も着なきゃダメ?」

というものだった。いや着なきゃだめだろう。人間の尺度で物を言うのはどうかとも思ったが、どうも危ないと私の直勘がささやいている。襲われても身を守る術がなさそうだと。神様なら人智を超えた技を使いそうなのだが、どうも目の前の神様にそのような能力があるとは思えなかった。


その心の声をどうやら神様は感じ取ったらしく、むっとした顔をこちらに向ける。どうも人らしい感性を持った神様だな。ところが、


「というか…君、人のこと言えるの?下半身を隠していないじゃないの。」

とその思わぬ切り返しに

「着なきゃダメか?」

と先程と同じような流れの発言を返してしまった。

 上はまだいい。しかし、ズボンは邪魔だ。動きずらさは戦場では命取りであるから履かないのだ。

ましてワンピースなど論外だ。俺は一生着ない、絶対に。


「ほら!別に着なくていいんじゃない服なんて!だからそんな異質なモノを見るような目で私を見ないでよ!」

「そういうことじゃない!俺は別にいいが貴方は着なくちゃいけないんだ!」

「何で!?というか持ってないよ服なんて…」

「あーーもう!!!!」



ーーーーーーー




 ひとしきり騒いだのち、そういやあたりが暗いなと気付いた。もう日が暮れてしまっているではないか。考えるのち、熱りが冷めていくのを感じた。そして、(もういい…諦めよう)という気持ちが勝った。相手は人外、お節介を焼くのは無粋だと自分に言い聞かせた。


 そういや、神様の住居は何処だろうか。ここら辺に祠などはあったか?

「なぁ、神s…シオン、サマ?」

「呼び捨てでいい(食い気味)」

「…シオン、帰る場所は?ここら一帯は俺の罠が仕掛けてあるから危ない。だから、俺が送ってく」


「…家?あぁ、定住する場所か。決めてないからないよ。」


「…」

 人の事を言える立場ではないが、この人は雨風凌ぐ家もないのか。いったい今までどうやって生きてきたのかと純粋な疑問を抱く。体付きからしてサバイバルの経験や技術がないのは明らかだった。

 

 ほっとけない。そう思った。そして、この出会いをここで終わらせるわけにはいかないと己の頭がそう言っていた。

 何故この人を引き留めるのか、どうしてそこまでこの人に執着するのか。自分でも理解できぬその思いは、自分の理性の制御を超え己の体を動かした。

 

 「ありがとう、良い出会いの機会を持てたことを誇りに思うよ。また、いつか何処かで。

 

 ………?」


 別れの言葉を紡ぐ彼女の言葉を、手首を掴むことで遮った。ここまで無意識だった。

自分の行動に驚いているものの、手を離そうとはしない。できない。己の奇行ゆえ、相手の顔を見ることすらできなかった。

 痛いだろうかと少し理性を取り戻し、手首を掴む手をそっと神様の手のひらに移動させる。少し冷たくて、柔らかくて、触り心地が良かった。

 


「俺に、ついてこい」



 口を突いて出たその言葉を反芻する。

自分でも最初わからなかったその意味が、次第に質量を持って胸に沈んでくる。

それは、つまり、一緒に暮らすということか?此奴と?

 

 ここでようやく、俺はシオンの顔を見る。

豆鉄砲を喰らったような顔で俺を見ていた。無理もない、初めて会ってまもない奴に一緒に暮らそうなどと。その顔を見て俺はようやく己の体を制御できるようになり、その手を離した。一言「すまない。」と謝罪の言葉を添えて。

 そして、早急にこの場を去りたいという衝動に駆られた。自分の痴態を隠すためだろう。

何をやっているのだろうと自嘲しながら挨拶も無しに場をさろうとしたその時


「行く」


と一言、俺に返ってきた。

バッと振り返る。貴方は正気か?と言わんばかりに、勢い良く。

神様はえらく無垢な笑みを浮かべていた。




ーーーーーーーーーーーーーーーー




 焚き火を囲み、2人の影が放射状に伸びている。いつもならひとつだったその影は、今日これからずっとふたつなるだろう。


「火、綺麗だね。」

「素手で触るなよ」

「…ん。」


 しゅんとした様子の声色だった。光源は焚き火しかないはずなのだが、どうもその雰囲気が鮮明に伝わってくるので多少の罪悪感を抱く。

 先程火を焚いた時、彼女はあろうことが素手で触ろうとしたのだ。あまりに突拍子もない行動に身体が反応できず、己の体が動いたのは「うわッ!」という声が耳に届いてからだった。

 思わずその手を叩き、思い切り叱った。何をやっているのかと。

それにしても、終始何もわからないと言った反応だったが大丈夫だろうか。危なさを理解しているだろうか。本当に、大丈夫だろうか。


「これ、何?」

「鉈。危ないから触れるな、絶対。」


触れるなとは言ったものの、何か起きてからでは困る。手の届かない場所に置いてこようか、近くの食料庫にでも。

…まるで幼児の世話をしているようだと頭を抱えた、あまりにも無知がすぎるのではないかと。我々は同い年のような風貌なのだが。


 火は不規則な音を立て弾けている。煌々と照らされる地表はいつ見ても飽きない。火は太陽のかけら。我が国では太陽と同等に尊ばれている。

 焚き火の周りには串焼きの魚があり、いい焼き目をつけた川魚が皮の割れ目から透明な油を垂らしている。そろそろ食べごろだろうか。


「今日の晩飯。お前も食え。」

「…それは君の食料。だから君が、食べて。」

「……食事を取らんでどうするんだ。」

 


 ずいと目の前に差し出してもそっぽを向き一向にに受け取ろうとはしない。


「遠慮するな。来いと言ったのは俺、責任は取る」

「……い、要らない」

「何故そんな頑ななのだ。」


語気を強めシオンを見る。頬杖をつきもはや顔を見ようとはしておらず、その態度が苛立ちを募らせる。さらに言葉を重ねかけた時、ポツリと一言


「人は食事を取らなきゃ死ぬんだろう」


 当たり前だろう、そんな事。

そう言いかけたが、何か話そうとしているのを感じ取り勢いを削がれたので口をつぐむことにした。シオンの目は泳いでいる、どのような事情があるのだろう、生物として基本の食事を取ると言う行為を拒む事情とは。


「君にとって、ありえないような話なんだけどね。私は、食事を取らなくても生きていける。そうじゃなきゃ今まで生きてきてない。けど人間は、食べなきゃ死ぬ。

…私は飢えを知らない。けど、飢えに悶える者を見るのは苦しい。から。」


 目を伏せ言葉を静かに紡いでいく。にはかには信じられないような話だが、異形の風貌の彼女だから信じられる。とりあえず、今目の前にいる者は明らかに人ではないというのは改めて理解した。


 食事をしない、というよりした事がないであろう彼女。そう思うと、それはとても悲しいことのように思えてならなかった。


「食事を取らなくてもいい身体だとしても、取れないことはないのだろう?」

「?まぁそうだけれども…」

「ならやはり、食え。」


予想外だったのだろう。えっ?と声を漏らしこちらに顔を向ける。話を聞いていたのか、と言わんばかりに。


「お前が何者か私は知らん。が、この国では食事という行為自体が大切なものなんだ。神の恵みに感謝し、いただいた糧を体に取り込み神へ返す。いわば神への恩返し。だからこの国では食事を5回に分けて行う、少しでも神にそれができるようにと。


…お前に神だの語るのはおかしな話かもしれないけれど、郷に入れば郷に従え。いい経験だろう?これも。」


「…」


 ふふっと彼女は笑った、それはまるで花のようだと本気で思った。

そして彼女は魚を受け取り一言、Gratias tibi と語る。その時はその言葉の意味がわからなかったが、のちにそれはありがとうの意を持つのだと教えてもらった。


俺はこの日此奴を友と認めた。シオンもまた、この瞬間きっと俺に心を開いてくれたのだろうなと思った。不思議と、心が温かく感じた夜だった。



ーーーーーーーーーーー




ほんの小さな出来事達。だけども鮮明に覚えている。

お前が初めておかえりと言ってくれた日、名前を呼んでくれた日、お前の髪に初めて触れた日、一緒に水浴びをした日。


忘れられないんだ。どこにいても、お前のことを考えると頬が緩む。けど苦しいんだ。お前のことを考えると。


この気持ちはなんだ、なんなんだ。

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