タイトルに見ず知らずの人の名前を入れたり、ハッシュタグに有名なロックバンドを使ったりしていいのか迷いが生じている。

──『自分はたいした人間ではないという確認と、人と絡んでいいのかという葛藤』──

☆☆☆


 2023年8月19日(土)。12時23分。


 こんにちは。井上和音です。


 耳鼻科に行ってプールに泳ぎに行きました。耳鼻科が早く終わったのでプールにも悠々とした時間で泳ぐことが出来ました。


 1000m泳ぎました。泳ぐには寒すぎました。


 なんとなくやる気も出ませんでした。昨日の「2023アンパンマン新OPが過去一良い」(https://www.youtube.com/watch?v=vT_Y4R_ZNyw)が頭にちらついていました。


 リンク先も載せてしまいましたね。宣伝とかではないのですが、削除してくださいとメールが来ることもないでしょう。


 昨日の「2023アンパンマン新OPが過去一良い」という動画のup主様は「趣味で動画を作っています」とだけ書かれていて、特に儲けようとかそういうことは考えていないように感じました。アカウント名も「暇人∞」でしたし。


 ただクオリティがやっぱり素晴らしい。そもそもの土台の曲 MY FIRST STORY 「I'm a mess」も素晴らしい曲で間違いはないのですが、「I'm a mess」だけを単独で聴いてみても、「2023アンパンマン新OPが過去一良い」を観た時の圧倒的な感動というか、衝撃のようなものはありませんでした。


 後から作られたアレンジのほうが良いと感じることは往々にしてあることだと思われます。


 問題はこの動画を作った「暇人∞」というかたにはほとんどお金や人気などは入ってこないということです。強いてみれば趣味。お金を儲けてやろうとかの趣旨は全く感じられません。


 自分は、本当はこの「暇人∞」さんのような存在になりたかったのではないかと、思い始めました。誰も知らないけれど。どんな人なのか見当も付かないし、著作権とかタブーなところを超えても素晴らしいと思える作品を創れる謎の人。


 そういう人に憧れていたのかもしれません。


 顔を出すのを徹底的に嫌っている、素性を出すことを徹底的に嫌っている自分の根本には、「誰だか分からないけれど凄い人」のような人物になりたかったからそういうコンセプトが残っているのかもしれません。


 例えば。統合失調症にならずに、普通に就職していて、普通にそれだけで暮らせていたらそういう人間を目指していたのだろうなと思っています。文章を書いてお金が欲しいとかはあまり思わずに。ちょろっと書いた文章がなぜかバズっちゃったどうしよう僕は特に何もしていないのに。


 そんな感じでクール振っている人間になりたかったのかなと思いました。


 それを実現できている人が居て。プールで泳ぎながらもやもやが止まりませんでした。いつもは楽しいはずの水泳も、「水泳ごときしか出来ないのか」と不思議と楽しさが無くなっていました。気温が低かった、水温が低かったのもありますが。


 あと。あみきさんという自分が勝手に憧れてしまった人の記事を、たまたま note に移植してしまって、その note があみきさん本人が読んでくださって。それはそれは本当に嬉しかったのです。しかし、その note の内容もめちゃくちゃだとあみきさん本人が書かれていました。


 他人を馬鹿にするとか不正確な情報を載せて攪乱かくらんさせようとかそういう気持ちは一切なかったです。あみきさんも特に何とも思っていない様子でした。


 今日もまたツイッターであみきさんのツイートを見てみようと検索を掛けてみましたが、あみきさんはなんと講談社メチエから単独インタビューを受けていました。昨日、私の note をリツイートされた後に、講談社メチエのインタビュー記事をアップさせていました。


 5月頃の、あみきさんの写真と共に記事になっていました。こちらも「暇人∞」さんと同じように、「謝礼交通費等は一切不要です」と書かれていてお金のために動いていないことも分かりました。


 顔も出して活動する辺り、自分とは天と地ほどの差があると思いました。それと同時に、「インターネット上で有名な人のことを記事に書いたり、タイトルに入れ込んだりすることはやめたほうがいいのでは」という気持ちも持ってしまいました。例えば、昨日の記事で言うと MY FIRST STORY を略した #マイファス とかをツイッター上でハッシュタグを付けたり。MY FIRST STORY の情報を欲している人からしたら、途轍とてつもなく邪魔なハッシュタグになっているのではないかと悶々としてしまいました。MY FIRST STORY のツイッターのフォロワーも32万人くらいですし。自分はよく知りませんが、日本を代表するロックバンドなのかもしれません。本気のファンもたくさんいるでしょう。そういう人達から見たら、自分の記事にハッシュタグを付けられたら冷めた目線で見られるのは必至なのかなと思いました。


 インターネット上で人と絡んでいいのでしょうか。勝手にハッシュタグを付けてもいいのでしょうか。昔の自分ならば「弱小だから何をやってもいいし、なんの感想を付けてもいい」といった姿勢で臨んできましたが。どうなのでしょうね。こういう態度だから延々と誰からも褒められもせずに、一人でぽつぽつと続けているだけの趣味状態に留まっているのかもしれません。


 趣味だったらいいのかもしれない。そう割り切るか。でも格好良くはないですね。


 迷いの中で続けていきます。気にしなくていいのかもしれませんが。

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