あるパワーハラスメントの例:有給休暇の勝手な消化

 2023年7月4日(火)。21時26分。


 メモツイート:「昨日休んではいけなかったらしいですね。有給休暇として消化されました。電話では休んでいいと言われたので休んだのですが。社会は厳しいですね。」


 こんにちは。井上和音です。


 明日も雨だそうです。湿気が急激に高まっており頭が痛いのと汗が止まらないのと。


 非常に幻聴が厳しい。ツイッターの広告が自分のことを言っているように感じる。


 今日は短めにいきましょう。本当にきついしメンタルもやられたらしいです。


 親近者からも早く寝ろと言われています。地面がぐらぐらします。めまいで毎秒歩くたびに坂道を歩いているかのような感覚に襲われます。


 昨日。2023年7月3日(月)に熊本で線状降水帯が発生しJRの全てが止まりました。職場に電話したところ「電車が来たらそれに乗ってください」。


 「駅員さんに聞いたところ当分は路線が復旧しないらしいので家に帰ってもいいですか」「いいですよ」


 ちゃんとスマートフォンにはCallRecorderなるアプリが入っていたので音声もちゃんと残っています。


 結局帰ってインターネットを注視していたのですが、電車の運転が復旧することはありませんでした。


 次の日。今日。2023年7月4日(火)。


 普通に行きました。途中でめまいがしたので、一時間休暇を取って横になりました。


 持ち場に帰ってきたところ、個別に呼び出されました。


 なんだろうかと思えば、特別休暇にはならない。有給休暇にしてくださいと言われました。


 別になんとも思っていなかったのではい。はい。わかりました、と頷くことだけをしていました。


 その間に色々なことを言われました。「大雨が降ろうと地震が起ころうと来るものなのです」「歩いて来れると判断出来たら歩いてでも来るべきなのです」「社会人として当然だと思います」「前の職場では大雪の時に自動車でスリップしながらでも職場に行きました。30分遅れた先輩がいたのですが、上司にひどく怒られていました。『社会人なんだから大雪と分かっていたらいつもよりも早く起きて余裕で間に合うように行動するのが社会人だろ』と」「JRが動いていなかったらバスで来れないのですか」


 「バスは分からない」と言いました。「自動車で駅まで行ったので、次回からJRが運転見合わせの場合は自動車で職場まで来ます」と言いました。


 「では有給休暇でいいですね」と問われ「はい」と答えました。有給休暇が今日だけで一日と一時間が消えてしまいました。残り有給休暇は五日しかありませんね。めまいがしたときや頭痛が激しい時のために取っておかないといけない貴重な有給休暇なので、少しショックは大きかったです。


 昨日は「家に帰って良い」と言われ、今日は「職場に来なかったのは社会人としてよくないです」と言われ。家に帰って冷静に考えてみれば「有給休暇を勝手に消化されたのはおかしくないですか。労働者の権利とかどうなっているのですか。そもそも昨日の判断は人事に聞かずに勝手に判断されたということですか」と色々な疑問が湧いてきました。


 何よりも。この叱責しっせきにより、JRが止まった場合には電話して地震だろうと大雨だろうと自分から職場に行く姿勢を見せなければいけない。もしくは、職場の始業時間に間に合うように大雨が降ると予想出来たら、いつも以上に早く起きて、職場に間に合わなければいけないのかと、未来の自分を一気に追い詰めるような叱責だったので、そちらのほうがショックが大きかったです。


 私はパートタイマーで時給制でお金をもらっている人間なのですが、正職員と同じような責任感で働くべきなのでしょうか。私がいるのといないのとでは何か職場では変わるのでしょうか。そういう問題では無いのでしょうか。社会人ならば普段の交通手段が無くとも、どんな手を使ってでも就業時間に間に合わなければいけないのでしょうか。


 私の髪が長いとか、見た目が良くないから社会人っぽくないとか思われているのでしょうか。そんな感じの雰囲気で物事を決められているような気もしてきました。


 こうやってうつ病っぽくなっていって職場から辞めていくのでしょうね。「他人の意見は変えられない」と思っているので議論する気も起きずに、有給休暇は勝手に消えていきました。弱者男性ですかね。


 社会人って大変ですね。明日、2023年7月5日(水)も熊本では大雨の予報が流れているので、早速JRは止まり、自動車で職場まで行かなくてはいけない未来がすぐそばにやって来ています。時給900円でここまで責任を負わされるのですかね。バスに乗っていたらバス代だけで1000円くらいは消えるでしょう。


 こうやって自分の中にもやもやとした気分を貯め込んでしまい、人は「精神薄弱」とレッテルを貼られて辞めていくのでしょうね。


 私は辞めませんが! はい! 辞めません! ドが付くほど卑屈に生きてやります。人間関係なんて知ったこっちゃありません。私は生きるために働くのです。ちょっとした思い付きでうつ病にされるくらいだったら、電話で指図を受けながらバスで時間的経済的に大損しても職場に噛みついてやります。統合失調症閉鎖病棟隔離室の地獄を知っているので、例えば職場が戦場でも噛みついて行き続けるでしょう。「どれだけだよ。どれだけお前は卑屈なんだよ」と陰でののしられても自分で辞めることは絶対にしません。雇用保険で損をします。相手が暴力を使いけがを負うくらいまで私は辞めません。相手が問題を起こすまで私は耐える。だから今日は早く寝る。私は甘い人生を歩んでいたわけではないのですよ。閉鎖病棟隔離室の地獄を知っているので。攻撃はしないけれど負けもしない。そういう人生を歩んでいきます。

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