【考察:ウクライナ情勢】不都合な真実を報道すること──双方向的な報道こそが大事。

 2023年4月19日(水)。21時07分。


 こんにちは。井上和音です。


 ツイッターはダークモードにしています。


 ツイッターをふと見なければいけない時に、ダークモードにしていると、自分の顔が鏡のように写ってしまいます。ふとした時に自分の顔を見てしまうと、残念な顔だなあとか思ってしまい、勝手に落ち込んでしまいます。落ち込むことって、文章で何か書いていたり、別に文章で何か書いているだけでなく、普通に色々していく中で、落ち込むことでプラスになることはほぼ無いのですね。「自分はどうして無意味に落ち込むのだろう」と考えてみたところ、確実にツイッターのダークモードに写る自分の顔を見た時だと判明したので、ツイッターのダークモードをブラウザ版では解除しました。


 ツイッターが真っ白になりました。ツイッターが輝いているのん!


 どうでもいいような話は置いといても、実は話のほとんどはどうでもいいことなのかもしれないので、どうでもいい話も、まあ、たくさん置いておいていいんじゃないの、とか思ってしまいます。


 今日の統合失調症のコーナーっぽい話をしようかなと思っていたのですが、これは統合失調症でもなんでもなく、実際に言われたらしいっぽい話なので、統合失調症のコーナーと区切ることはしません。


 今日は精神科に行って、薬局に行きました。


 薬局には新人さんが居ました。新年度ですね。


 私が薬局で薬を貰った後に、出ていこうかと思いましたが。


 背中を向けた、レジの方というか、薬局特有の棚がたくさんある方向から。


 「そうだよね。格好良いし、優しいし」


 とか聞こえてきましたね。お客というか、患者は私一人だったので、私に対する感想なのかもしれません。


 統合失調症初期の自分で勝手に「展示会」と呼んでいた、知らぬ人からすれ違いざまに散々褒められる、という謎の経験をしていた私にとって、謎の知らない人が私を褒めるという体験に会ってしまうと、「んん。展示会か」とか思ってしまいます。なので、「今の声は聞いていないことにしよう」と心の中で思いながら、薬局を出て行きました。


 統合失調症って怖いね。というか、本当に言われていた感想だったのかもしれないので、統合失調症のコーナーに分類することはありません。陰で褒められるのがダメって、統合失調症ってきついですね。統合失調症になる前ならば「よっしゃ」とか思うと思うのですが、あの展示会を経験してしまった私には……ヤバいんすよ展示会は。展示会で散々褒められたと思ったら、閉鎖病棟の中では「全部妄想だと思いますよ」で終わってしまいましたし。展示会の頃は本当に、何かの宗教団体が一斉に街に派遣されて、私のために何かしらの演出がなされているのではないかと本気で思っていました。就職活動で大阪の中之島辺りで展示会があったのですが、地獄ですよ。全ての人が私を知っているかのような素振り。「選ばれるなんてすごい!」みたいなのを延々と聞かされるわけです。それで、閉鎖病棟隔離室に監禁され、閉鎖病棟隔離室外でぼけーっと暮らしていて、最終的には「あなたがおかしいです」で終わるのです。絶望感と言ったら半端じゃないですよ。


 まあ、私は本物の統合失調症ということで。


 統合失調症はハッキングや展示会や関連性妄想や幻聴やら、病気の一言では片づけられないような多大な外部要因──全ては偶然だったと割り切る他は無いのですが──その外部要因が偶然に重なり合って起こる、どうしようもなく避けられない病気であることは間違い無さそうです。


 お医者様から出されるお薬は、頭の回転を鈍くして、そういった外部的要因に対して、いちいち反応しなくなる薬を出すだけでしか、現代の医療では対処が出来ないそうです。


 いちいち反応しない、というそれだけしか対処療法はありません。治療というより我慢の補助ですね。


 「こんにちは。年賀いやがらせです。別に私が出る幕でも無いような気がするのですが、お風呂の中でどうでもいいようなことを思い付いてしまったとか。早く言いなさい。井上和音に関する語呂合わせみたいな感じらしいのですが」


 井上和音。


 異能いのうへ、かずね。


 異能になるには、数をとにかくしていかないといけないよ、みたいな感じでしょうか。


 くだらね。井上和音の本当の意味はこれではありません。「異能へ、数ね」ってよく思い付いたなとは思います。後から思い付いたにしては上出来なのではないのでしょうか。充分充分。


 今日は仕事が休みで、午後から精神科に行ったので、午前中はまるっと何も予定がありませんでした。


 というわけで、久々にNHKの「キャッチ 世界のトップニュース」を観ることが出来ました。ウクライナの報道が凄まじかったです。さあ。国際情勢ではウクライナへの対応はどうなっているのでしょうか。NHKnews7では流れませんからね。


 フランスの報道機関F2が凄まじかったです。ポーランド等のウクライナと国境を接するヨーロッパの国々では、ウクライナからの農産物の輸入を一方的に停止したらしいです。ポーランド等で、ポーランド以外は覚えていないのですが、ポーランド国内では、ウクライナから大量に輸入される小麦のせいでポーランド国内での小麦価格が下落。ポーランド国内の農家が全く生計が立たなくなったそうです。というわけで、ポーランド等の国境を接する国々が一斉にウクライナからの農産物の輸入停止を突然に決めました。黒海の港の一部並びに、黒海そのもの警備は全てロシアが掌握しているのでウクライナ産の農産物は、ポーランド等への陸路でしか輸出が出来ません。ウクライナの主要な財源が一気に失われてしまいますね。


 EUとしての組織はもちろんポーランド等へ猛反発を繰り広げています。しかし、まあ、国内の農業が大きく打撃を受けてしまっている国境沿いの国々からしたら、自国の農業が倒れてしまうわけで。難しい問題ですね。こういう不都合な真実がもっと報道を通して流れてほしいですね。


 不都合だからこそ、みんなに報道し、考える力を養うというか。これこそが本当にやるべき報道の仕方なのかなとか思ってしまいます。


 情報の一方的な垂れ流しでは無くて、双方向的な報道の在り方。一方は情報(インフォメーション)を与え、受け取る側は考察(インテリジェンス)を考える。そんな報道の仕方が増えるとしたら、そちらのほうが良いのかなとか思ってしまいます。


 ちなみに、F2での報道で、ウクライナの地図が流れていましたが、地図上でクリミア半島はロシアの国土と同じ色で塗られていました。日本の報道では有り得ません。フランスってやべぇなと思ったのと同じくして、フランスという国家というか、政治の姿勢と国内情勢と、日本の中での政治と国内情勢では少し齟齬があるのかなと思いました。


 国が違えば文化も変わるし、ある事象に対する見方も変わるし、現実は一つでも常識は数多くあるのだなと思いました。

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