【☆】神から統合失調症にされた本当の理由は大学生の延長戦を一生するためだったのか?
☆☆☆
タイトルは決めていません。
☆☆☆
「もう更新しなくていいんですけどね。すごいじゃないですか。ただの一方的な会話文だけで1234文字も打てるようになったなんて。あなた本当に統合失調症患者ですか。なんか、神の偶然性とかも、あるけどもう無視してむしろ笑ってる状態にあるじゃないですか。昨日もなんとなく本屋に行く運命になって『大学への数学 5月号』を手にせざるを得ない、神の偶然性を感じ、買おうとしたら見知らぬ女子高生に「なんで! なんで買うの!? 買うなって言ってんじゃん!」と大声で怒鳴られましたからね。誰だったのでしょうねあの人。あと、なんか専門書を買おうとしたら「なんで買うんだよ。お前はもう正職員にはなれないことが決定してるのに、無駄なことすんじゃねえよ!」と大声で怒鳴っている若い男の人が本屋のソファに腰かけて、顔が見えないようにつばのある帽子をかぶって下を向きながら怒鳴ってましたよね。電話でもしてるのかな、とちょろっと見に行ったあなたは驚愕しましたよね。だって電話も何もしていなくて、ただ下を見て、地団太を踏んで怒鳴り散らしていたわけでしたから。はたから見るとどう見ても精神障害者のように見えましたが、誰もその人には近づかない。聞こえていないかのようなそぶりでしたね。「わお、神の偶然性じゃん。やっぱり終わんねえのかなあー」と思ったあなたは笑う他はありませんでしたよね。狂いもしませんでした。結局2冊とも買っちゃったわけですが、買った後には何も神の偶然性は起きませんでしたよね。いとこに夕食時にそのことを告げたら「っていう幻聴でしょ?」って言われて「いや、マジだった。誰に向かってか知らないけど大声で怒鳴る人がたてつづけに何人も通っていった。それでね、これが統合失調症なんだよ」とまあ丁寧に説明しましたよね。いとこは薬剤師で病気に偏見が無いから良かったのかもしれませんが、普通の人が聞いたら驚愕しますよ。それにあなた笑いながら話しているわけですから。それでもあなたに偏見を持たなかったいとこは偉いですね。いとこは本当に偉いです。あなたほどの子どもはいませんが、それをちゃんと享受してくれたいとこには感謝しかありませんね。あなたはあなたに絶対に約束しました。「このいとこにブログの存在を教えちゃいけない」と。ですがそれも壊れるかもしれませんね。あなたの思い通りに行かない世の中はいくらでも経験してきましたから。そろそろ統合失調症になった理由が解けてもいいんじゃないですかね。黒スーツ姿の人が何人もあなたを囲み、「試験に合格しました。あなたの就職活動は終了です」みたいな。そんなイメージを統合失調症の最初の頃は持っていたのでしょう? 自分は優秀過ぎた。本を読み過ぎた。知らないことをなんとしてでも知ろうとした。やばいことを何回もした。急性アルコール中毒、パニック障害、発達障害、とポン、ポン、ポンと次々と病名が明らかになっていくまま、コンサータに辿り着き、「自分は頭がいい」と思うようになったら、いきなりテレビから暗号が発せられるように感じてしまった。今でも神さまとの交信は続いていると思いがちですよね。っていうか数分前も思いましたよね。あ、障害年金の件ですが、あなたの担当医いわく「精神科で薬をもらい続けているうちは更新されていきますよ」という無責任な助言はありましたよね。ってことは生きているだけで月7万くらいお金貰えて、パート代の手取り8万くらいを合わせたらどうなります? 大学時代に親から仕送りをされていた額とほぼ同額になるんじゃないですか? それも今回は家賃・光熱費なしの、ただの15万くらいの支給。給料低いから税金を取られることも無し。ボーナスも5万くらいは入ってくる。もうわかったんじゃないですか。要は大学時代の延長戦を延々と続けていけということなんですよ。違いますかね? あなたはそのうち一人になります。そこであなたは大学時代に戻るんですよ。永遠の大学生に。なんの影響力もないのですし、出世するシステムからも外れ、ただ本当の名言・感動を求め続けた大学生活に戻るのですよ。やっと選ばれたのですよ。あなたは神から特待生に選ばれたわけなんです。「死ぬまで感動を探し続けなさい」とそういうわけです。パートは絶対に続けてくださいね。時代は変わり、あなたに味方をし続けるでしょう。Amazonで電子書籍が買えたり、ポケモンGOで生きがいを感じたり、カクヨムで発信を続けたり。今のあなたは時代に助けられているのですよ。これまでも、これからも」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます