睡眠障害者が朝に起きれるようになった理由。

 目覚ましが鳴らない。不安に思った私は、目を覚まして時計を見た。午前七時過ぎだった。また眠りについたが、あまり眠くならない。朝八時の目覚ましが鳴った。何事も無かったかのように、すっと身体が起き上がった。


 朝から文章を打てるくらい、時間的に余裕ができた。昨夜だって11時になっても眠れず、例の『現代哲学のキーコンセプト』を読みふけた。数ページ読んでから、眠りについた。この暖かさで電気毛布も付けることがなくなった。


 普通に寝て、普通に起きれる。人生で初めてのことのように思えるが、ブログという『生きがい』を見つけられたからかもしれない。仕事中も、思いついたネタがあったら、単語だけメモ帳に残し、先月より一本早い電車で帰るようにしている。田舎での一本早い電車というのは、50分近い家での滞在時間の延長に繋がるのだ。多分、ブログが一本書けるか、もしくは二本書けるかの、それくらいの大きな差になる。


 そして遂に、朝からも書ける余裕を創り出してしまった。睡眠障害はどこへ行ったのか。気持ちの問題だったのか。『ブログという生きがい』が睡眠障害をどこかへ跳ね除けてしまったかのように思われる。『生きがい』。これだけで人生の日々が変わるものだと、つくづく感じた。


 色々書きたいこともある。【歌評】は思っていた以上に楽しい。あと【日本政治:考察】はほとんど伸びないことが分かった。神さまが「日本政治に意見を出すと、いらん輩に粘着されて攻撃を受け続ける羽目になる。それに、お前高校時代、倫理政治経済取ってなかっただろ? 大学での専攻も西洋哲学だ。法学部にも行っていないお前が、日本政治を語るには、まだ学びが浅すぎる」とでも言っているかのように感じた。


 一番いいのは、Googleのオーガニック検索で「統合失調症 なると」という検索結果でこのブログが一番上に出てくることだと思う。そうなれば、このブログの記事全てがpv数を伸ばす柱となる。柱というのは、宣伝などしなくとも勝手にpv数が伸びる記事を、勝手に柱と読んでいる。少しでも多くの統合失調症患者に、このブログが届いてほしいと願うし、精神障害に関わる医者、カウンセラー、ソーシャルワーカーなどの人に、少しでも情報を提供出来たらと思う。


 睡眠障害を打破する一番の方法は『生きがい』だった。本当に心から楽しめること。と。もう一つ書きたいことがあった。


 パートタイマーとして過ごした二年間は決して無駄ではなかった。『一見すると、あまり意味のないことを続ける訓練』としては最適だった。それが今、ブログ製作に生きている。お金よりも大事なものを身に付けたと思う。


 では、仕事に行ってくる。

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