【マスメディア:考察】日本のワイドショーは情報が不正確で偏っており、海外メディアと比べて情報が非常に遅い。

 いつも平日は朝は八時くらいに起きます。フリーターなので朝は遅いです。

 今までは、ずっと朝の報道番組ではNHKの朝イチを見ながら、出勤の準備をしていました。しかし、昨日、たまたま、父親が午前中に休暇を取り、朝が遅かったので、テレビをつけたらBS1の、『キャッチ 国際報道』が流れていました。


 フランスのメディアはこのご時世、ロシア関連のニュースを報道していました。内容は民主主義系のラジオ番組「モスクワのこだま」が廃業に追い込まれた、というニュースでした。


 今日はたまたま私が休みで、お昼も家でカクヨムを書くなりしていて、お昼ごはんをとると同時に、日本のワイドショーを見ました。その時に流れたニュースでは、ウクライナを称賛する内容ばかりで、かつ、ロシアの言論弾圧が強まっているとして、民主主義系ラジオ番組「モスクワのこだま」も弾圧を受けている、という内容でした。


 フランスのメディアでは、すでに「モスクワのこだま」は解散状態になっているという報道でした。二日ほどフランスのメディアのほうが早く現状を報道していました。


 フランスのメディアが正しい情報を流しているという確証はありませんが、日本のワイドショーの報道とはえらい違いだなと思いました。


 昨日の岸田首相の演説の際に質問したフランス人の女性が思い浮かびました。「日本はウクライナに渡航することを禁じていますが、これは報道の自由を脅かしているのではないのでしょうか」というものです。ああ、そうか。日本のマスメディアが報道しているのは、数日遅れた報道だったのかもしれないなと思い知らされました。


 NHKは国際的に連携を図り、他の国々のニュースを切り取って、正しい情報だけを流すことに注力しているように感じます。しかし、他の局のお昼のワイドショーは憶測を流していることが多いような気がしました。とにかくウクライナは頑張っている。大国ロシアに対して市民戦を繰り広げている、みたいなのばかりで、ウクライナのなかの、どの地域が既にロシアに占拠されていて、ロシアはどこまで侵略を続けているのかという、空からの目線というか、そういう報道が極端に少ない気がしました。情報が弱いというのが、ここ数日でわかってしまったことです。今まで、職場の昼休みなどはお昼のワイドショーくらいしか見ることができないので、この情報の弱さに気付いた時には、かなりショックを受けました。テレビだけじゃダメだし、ましてやネットだけでもダメなんだと感じました。何が正しい情報で、何が素早い情報で、何が役に立つ情報なのかもわからなくなりました。


 これからの朝は、『キャッチ 国際報道』を見ていこうと思いました。また、お昼のワイドショーは適当に流すくらいの気持ちで見ていこうと思います。

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