エレベーターのアナウンスが変なことを言ってくる(職場での統合失調症の神秘的体験と怖さの具体例)

 紙の束を一重で結んでほしい、と頼まれました。


 しかし、私の悪い癖で二重にも三重にもがっちり結んでしまい、「これは無駄です」と正職員の方に軽く怒られました。


 国家公務員で税金で物を使っているため、消耗品の無駄遣いは厳しく指導されます。


 その後、正職員の方が、非常勤の中で最も勤務年数が長い人をこっそり呼んで、古紙が置いてある部屋へと二人で向かいました。


 私は「終わった」と思いました。厳しい指導がまた行われると思いました。


 しかし、後から正職員の方と作業する時間があり、何とはなしに話を聞いてみると「そもそもひもを結ぶ必要があるのか?」というのを、最年長の非常勤さんと相談していたようです。


 何かからの監視で「こいつはまだできてない」とか、そういうことではありませんでした。


 しかし、二人がこっそりと部屋を抜け出して、古書廃棄室へと向かったときは、動悸が止まらず、トイレでセパゾンを急いで飲みました。軽くおなかを壊しました。


 また、職場での統合失調症の神秘体験としては、エレベーターから「他の階へ移ります」というアナウンスが流れてくることです。大学の時と同じエレベーター制御会社だったので、こんなアナウンスは初めて聞きます。


 そして、不気味なことに、このアナウンスは、廊下に立っている私が“一人”の時、かつ、エレベーターの中が“無人”の時だけ流れてくるのです。「他の階へと移ります」がメッセージのように聞こえてくるのです。これは幻聴ではありません。


 「他の階へ」と移るんですかね。未来予想ですか? 気にはしてませんが、不思議な現象として感じ取っています。


 「あー、まだ統合失調症は続いているな」と感じます。不可思議なことが減ってはきたものの続いています。


 紙の束を結ぶことが苦手だと正職員の方に伝えると、「じゃあ、次は一緒に結びましょうか」と励ましの言葉を頂きました。ここに就職してよかったと感じています。優しいのは非常勤かつ障害者、だからかもしれませんが。


 ☆☆☆


 今、ウェルビー水前寺で一緒に通所していた方が地方の放送ですが、障害者枠で働いている方の代表として出ていました。ウェルビー水前寺の事務長さんも出ていました。ウェルビー水前寺がテレビ取材を受けることに驚きましたし、ウェルビー水前寺のエリート感は本当にすごかったです。


 テレビに出た人もエリートでした。頑張ってほしいです。LINEを送りました。あの人はすごかった。ウェルビー水前寺にはそんな人が何人もいて本当に尊敬する人ばかりでした。

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