シナリオなりの答え

人は様々な意図(目的)を以てシナリオを書く。

その意図こそが〈答え〉であると考える。


もしPLに考えさせる事が〈意図〉であるならば、

考えた先にたどり着く場所はどこでもいい。

しかしながら、

その意図が明確に伝わらなかった場合はどうか?

PLは考えた先に見つかるものがあると考えるだろう。

GMが用意した「答え」があると考えるだろう。

何のヒントもなく「考えること」が答えだと気付ける者は稀だと思った方がいい。

そこに、GMとPLの認識のズレが生まれる。


ではどうすれば良いのか?

簡単だ。

GMはキチンと、シナリオの意図(目的)を伝えるべきなのだ。

時にはぶっちゃけても構わない。

自作のシナリオであれば、自身で意図を明確にしておこう。

人のシナリオであるならば、

事前に読み込む際にそのシナリオの意図を読み取り、それを伝える努力を惜しまないことが大切だ。


GM(シナリオ)の意図が読み取れない時、

人はそれを「脳内当て」と呼ぶだろう。


次回は、PCたちが全滅しそうな時の話。

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