シナリオを装飾する
セッションという部屋を飾る装飾品。
それらの総合的な構成により、物語は完成する。
シナリオを構成する材料とは装飾品。
出来上がるであろう部屋のデザイン図、予想図が、
<シナリオの種>
シナリオ、そしてGMが用意するのはあくまで装飾品に過ぎない。
その装飾品の並べ方を設計図を使いどれだけ指定するか、
誘導するか、案内するかが各々のスタイルとなる。
また改めて書いておくが、
セッションの過程において、
元々予定していた種が上手く育たないこともあると認識した方がよい。
たとえ違う種であったとしても、
綺麗な花か咲けばそれでいいと、
わたしは考える。
話が逸れた。
セッションを飾る材料、装飾品を準備するにあたり意識するべきことがいくつかある。
まず一つ目、欲される事。魅力的である事。
その装飾品(演出など)をシナリオ中に飾りたい、大事にしたいと思ってもらえるようにするという事。
二つ目に、飾りやすさ。
その装飾品(出来事など)に関わりやすいようにする事。
そして三つ目、わかりやすさ。
その装飾品を何のためにどう使うのかを分かりやすくする事。
これらの条件を整えていくことで、
ある程度はシナリオの製作者の意図に沿って装飾品を配置してもらえる可能性は高まる。
設計図と合わせて大事な要素と言えるだろう。
次回は自分に必要なこと…
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