シナリオの設計図

こと設計図においては、

奇をてらう事はしなくてよい。

むしろ、

誰にでも分かりやすい物語の設計図にしておくことが、

説明を減らすコツと言える。


始まりの出来事があり。


変化があり。


PC達の行動による影響があり。


物語が収束してゆく。


これらシンプルな流れの中に、

PCたちに置いて欲しい装飾品の置き場所を確保していく。


このあたりにこの壁紙を貼って欲しいな

このあたりにタンスを置いてほしいな

テーブルはこの辺かな


部屋を使うPCたちが、

部屋の中のデザインをイメージしやすいように、

あらかじめ起きやすい場所を用意しておくのが、

設計図作りの本質なのかと、

わたしは考える。


それら装飾品の一貫性や、

出来上がった部屋そのものこそが、

シナリオの種であり、

作者として表現したかったことになる。


次回は装飾品について・・・

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