幸運にも異世界転移出来たので『ユニークスキル：妖怪召喚』を使って、スローライフを実現させる！

第653話 解封4

神side

イブキは困っていた。

四凶からの質問に‥

「何で女なのだ？」

さて、どう説明しようか‥

まぁ、ここは少し誇張してもいいかな。

「私達の主が女性を望んでいるからです。」

確かにイチローは召喚を女性限定にしているので間違いではなかった。

「主って、お前達神だろ？

　お前達の主って‥

　そんな存在がいるのか‥」

四凶が困惑していた。

「なぁ、おかしいよ。

　コイツらより上位の存在が女を望むとか‥

　上位神がそんな俗物なわけないだろ？」

四凶の癖に正論を言いだした。

「確かに‥

　そもそも神って性別を超越した存在では‥」

チッ

コイツも正論を‥

思わず舌打ちしてしまった。

正論を言い出した四凶にイブキが困っていると背後から助け舟をだす者が現れる。

「悪神の癖に細かい事を気にするな。

　女子になるのか、ならないのか早く決めよ。

　ならないなら一生ここから出られないからな。」

イザナミが正論を暴論でねじ伏せる。

「それは困る‥」

「う〜ん‥」

「まぁ、ここはのむしか‥」

「別にそこまで反対はしないが‥」

四凶が渋々だが条件を承諾した。