第623話 実験3
「それで、今の名前を聞いて何か共通点ない?」
アマビエが問うてくる。
明日香、緋莉、八重花、九曜、紫花、プリムラ‥
全員の容姿を頭の中で思い浮かべて並べてみる‥
「あっ、わかった!
全員胸がデカい!!」
ガシッ!
首筋に何処から出したのか三又の槍が添えられていた。
「ふざけてるの?
さすがにキレるよ‥」
ヤバイ、アマビエから表情が消えている。
これはマジなやつだ。
「大変申し訳ございません。」
深々と頭を下げて真摯に謝罪する。
「次はないですよ。」
コワ!
アマビエさん、怖いです。
別にふざけて胸がデカいって言ったわけじゃないんだけどなぁ‥
胸がデカい=母性に溢れている
的な事を考えたんだけど‥
『それはイチロー君の伝え方が悪い。』
セオリにも怒られてしまうのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます