このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(60文字)
面白いです!私は七夕なんて特に何も考えたことは無かったですけどこんな切ない物語が書けるなら七夕も悪くないなと思いました。正直言って晴れだろうが雨だろうが私は「会いたければ会いに行けば?」みたいな感じに昔から思ってました(^_^;)
この夏、じめじめと熱い期間が続いている。まるでそのうっそうとした気分を代弁するかのようなくらい小説かと思いきや、読み終えると一気に爽やかな清涼感のある胸の締め付けをもたらしてくれる良い小説。純文学をほうふつとさせる文章力もとても魅力的。