鳩種族進化プロジェクト 1-7
まだ朝なので、いなくなった姫神様のことは考えず、鳩40羽の意思確認。200レベルまでのレベル上げ種族進化を一緒に目指す。今日は、勇者能力の把握をレベル上げしながら試してほしい。寝床の充実それぞれで・・・。
シラコバトのリーダー雪風とキジ鳩の戦闘リーダーのパックスと話し合う。ミツグ考える楽な戦闘方法を伝える。
ミツグ「アイテムボックス収納、容量無限なら空から3m×3mくらいの岩落とすだけ、もしくは必要に応じて大きく岩するだけで魔物倒せません?」
「基本、呼吸する魔物なら水魔法で窒息狙いお薦めです。」等
「この森の魔物を絶滅させないよう、やりやすい距離でオセロのマス目のように狩る狩らない範囲を決めてレベル上げして欲しい。」
話し合いの結果、鳩5羽づつの八編隊で4編隊戦闘中は4編隊休憩で、必要に応じて加勢という方針になる。倒した魔物は状態が良いものだけ、アイテムボックスへ魔石を抜いて保存。
ミツグ少し悩み、
おにぎりの樹:魔力をおにぎりの樹に渡すことで、おにぎり授与。賞味範囲制限なし。生育条件、魔力に満ちた森の中のみ。
それぞれ必要なだけ昼食用に採取してもらう。
「雪風、遠くまで持ち運べるタイプは基本繁殖も常在化させないのは戦争を引き起こす種族に渡さないため。」と説明する。
「じゃあ、レベル上げ等よろしくお願いします。」
「僕は海辺で【森林】で狩場を創れるか試してきます。」
おにぎりの樹を普通の樹に戻し、海辺に向かう。
ミツグ茫然と座り込んでいる・・・・。
森の外へ500m×500m分、海の中まで隆起し拡張に成功。溜息をつきながら自分を【やや鑑定】。
【森林】森だけ最強!: 有効使用範囲、森の中だけ
森だけ最強!: 有効使用範囲、森の中だけ
新種創造: 森の樹々に魔力を渡すことで新種植物を創造。
森林拡張: 魔力を使って森林を範囲外へ拡張可能。
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森林同化
森林把握
森林操作
追い込み漁の漁場を確かに土魔法で海に創ろうとは考えていたが、大規模でかつ、この世界の海に向かって森を拡張。
ミツグ考える拡張コンセプトを
漁場を、拡張した森林と海の地形考えて何パターンか試す。
海水で育つ新種を多品目【新種創造】、海水と魔力で育つ魔竹(真水と資材)、食用で賞味範囲限定もの各種。
拡張した森の将来的に人間利用しにくさ大事、とにかく多様な環境、高低差、海底の深さ多様化。
雪風が飛んできたので肩の上に。鳩も自分も急激にステータスが上がり特に知力が上がり皆が戸惑っているという。ミツグも言われてみると急にウンチクを雪風に語りたくなったので
「転移する前の世界は農業文明が終わりかけててね、1a(10m×10m)の小麦の生産量18㎏~50㎏、米20㎏~65㎏、トウモロコシ15㎏~90㎏、最大収穫量はうろ覚え。」
「2050年には人口90億以上になると2006年の水準より60%以上生産量を増加させないと需要をまかなえないと言われてる。」
「一人当たり米だけだと最低180㎏年間必要。米、トウモロコシもそれくらいと考えると単純に考えると世界の農地一人当たりま10a(31.6m×31.6m)前後が現状で・・・。20aくらいかも。自分知力が上がっても元が元なせいか10aとか1haとか一反一町よりも10m×10m(1a)で考える方が好きなんだよね。」
「雪風解かる?解かって欲しい。この世界の人口と大きさとか全く知らないけど転移してきた異世界で将来これと同じような未来は個人的に望まない。多分、自分が老青マンドレイク(青人参)と融合した生命体かろうじて人間なせいか・・・」
雪風「この世界の森林面積増やしたいの?」
「この世界の食糧獲得方法も魔法文明も何も知らない。森林面積増やしたいは内なる衝動。元の世界の地球温暖化は森林面積の減少だと言われているけど、問題は海なんだよね。暴走大学の地球総合学科で海洋学の通信授業で。」
雪風「じゃあどうしたいの?」
ミツグ「話してて思いついたよ。この世界は単純に【新種創造】で海水にいる何十万種の藻類を魔力と太陽光だけでも繁殖できるようにしとくだけで、この世界が直面するかしないかわからない温暖化問題は将来起こらないことに」
雪風「この世界で必要なの・・・・?」
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