食パンを咥えながら角を曲がると運命の出会いがある

鯖の味噌煮

第1話 神回避☆

「いっけなーい!遅刻遅刻!」

食パンを加えた少女は走った。

彼女は高校入学初日から遅刻しそうだった。


「いっけねぇ〜!遅刻遅刻!」

カロリーメイトを加えた少年は走った。

彼もまた高校入学初日から遅刻しそうだった。


そしてドキドキ☆曲がり角!

彼女が走ってくる方向とは反対側から彼が走ってくる。

ふたりともトップスピードを保っている。

ここで曲がった際にゴチーン!となるのが定番のオチだ。

だがふたりは一味違った!!

ぶつかる寸前で回避☆神回避☆


「ひょっお~あうらいあらいろ!(ちょっと〜あぶないじゃないの!)」

「あうあ!へははあいあい?(あぶな!怪我はないかい?)」


ふたりとも食パンやらカロリーメイトやらを咥えている

もごもごしゃべている!


一足先に少年がカロリーメイトを食べ終えた。

「おやっ☆君は・・・?」

あきらかに私を見ている。

やばい、見ているのに気づかれた!?


そう、この話は私・クリスティーナがちょっぴり変わった少女・キャサリンと少年・チャーリーの日常を記録した、日記のようなでも何かが違う、壮大なコメディストーリーであーる!!


to be continued...

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