時間

@Sumaphonekentyan

第1話

昨日から、感情に飲み込まれがちになる。

寝不足だからか。布団の心地良さに気づきにくくなっているからか。

一向に時間と向き合える気がしない。

目標は逆算していくうちに、悪魔が乗り移るのか。

興味よりも、悪魔に魅了されるのか。


時間は操れない。音楽にしか

一音一音つまらぬモノでも、違った個性をあつめて時間を操る。

時間という感覚を音で隠せる。


ちょっとやそっと扱ったくらいじゃあ、時間は悪魔になり、人を混乱させる。


つまらないモノだと見くびり、時間を支配したがる。

いつしか、時間に支配され悪魔に乗っ取られるのに気付くことなく…


目標はもう戻ってこない。

あの頃の喜びは、こそこそと竹藪の枯葉と一緒に、土の中へ長い長い眠りへとつくのでした。

喜びは、自然と一緒にいる事が心地良いようでした。

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