第9話 道しるべ
「ねぇ麻百合ちゃん、もう寝ちゃうの?もうちょっとお喋りしたいなぁ~。」
パジャマ姿でベッドにうつ伏せになり足をバタバタさせながら、横で仰向けになって固まっている麻百合に話しかける小百合。
お風呂から上がった後にベッドの中で夜遅くまでお喋りを楽しみたかった小百合は、少し残念そうな表情を浮かべていた。
「…………………………。」
麻百合はショックを受けていた。
未だにバスルームでの出来事が頭から離れないのだ。
別に小百合を嫌いになった訳じゃない。
ただ、小百合のことが少し怖くなったのだ。
夕食後まではわたしの可愛いちょっと天然の入った妹分みたいに思っていた。今までずっとそう思っていた。
しかしあのバスルームでの体験をした今、わたしの中の小百合像が壊れつつある。
純真無垢で年相応の元気で可愛い小百合。その小百合が湯船に浸かった途端、急にいなくなってしまった。
代わりに現れたのは、わたしの身体を弄ぶ小さな悪魔。性体験に疎いわたしの胸を犯し尽くした恐ろしいケダモノ。小百合の姿をした得たいの知れない何かだった。
麻百合は隣にいる小百合を恐れていた。
夕食後までの時のように振る舞える自信がない。
目を合わせることさえできない。
あんなに親密な仲だったのに。
何で急にこんなことに。
麻百合はお風呂から上がった後から小百合の部屋に戻るまでの間、一度も小百合に声をかけることができなかった。
小百合は普段通りマイペースに喋ってきていたが何も返せなかった。
無視してしまった。
傷付いてないだろうか。
内心悲しんでいないだろうか。
声をかけてあげたい。
………でも怖い。
麻百合は自責の念に苛まれるのと同時に、隣にいる少女に恐怖し動けないでいた。
「麻百合ちゃん。」
「!!」
突然声をかけられる。
………いや、違う。小百合は先程からわたしに何度も喋り続けていた筈だ。
でもわたしを呼ぶ小百合の声に何故か違和感を感じた。
あ。
わかった。
バスルームにいた時の声色だ。
一気に身体中の血の気が引いた。
「はい。」
麻百合は真上を向いたまま返事をした。この声だけは無視してはいけない。
麻百合の本能がそう告げていた。
「麻百合ちゃん様子が変だよ?具合でも悪いの?」
「大丈夫、大丈夫です。」
返事を返すので精一杯だった。
小百合が今どんな表情で自分を見ているのか怖くて仕方がなかった。
またバスルームの時みたいな目に会うんじゃないかと、身を強張らせた。
「ホントにホント?ウソついてない?」
「はい。ついてないです。」
「ふ~ん。」
ボフッ
小百合が動き出した。掌と膝で移動しながらわたしの方に近付いてくる。
ボフッ
ボフッ
近付いてくる。
ボフッ
ボフッ
ボフッ
「良かった♪心配したよ~。」
わたしの視界に小百合の可愛い顔が入ってきた。その顔はわたしの知っている小百合の顔だった。
「ねぇ麻百合ちゃん。ベッドの中でお喋りしようよぅ~。ねぇ~。」
駄々をこねるように語りかけてくる小百合。
「う、うん。いいよ。話。しよう。」
まだ上手く声が出せない。
小百合にじっと見つめられていると緊張してしまう。
「やた♪入ろ入ろ♪」
目を輝かせながら麻百合のパジャマの袖を引っ張る小百合。麻百合は無抵抗のまま布団の中に入っていった。
すぐ隣には掛け布団の中に籠ってワクワクした目でこちらを見つめる小百合が見える。
麻百合は緊張しながらも話し始めた。
「……き、今日は楽しかったね。色々遊んで。」
「うん!すっごく楽しかった!麻百合ちゃんをまる一日独り占めしたみたい!しかも一晩泊まってくれるなんて思わなかった!ホント最高♪」
矢継ぎ早に喋る小百合。寝る前だというのにとても興奮した様子だ。
麻百合は少しホッとした。
いつもの小百合だ。
「喜んでくれて良かった。内緒にしていた甲斐があったよ。」
「うん!えへへ♪」
小百合の屈託のない笑顔に思わず顔が緩む。良かった。元の小百合だ。
麻百合は安堵しながら肩の力を抜いた。
「ねぇねぇ麻百合ちゃん!」
「んー?なぁに?」
「えっちなあそびしよ♪」
「………え………?」
小百合の口から突然下品な言葉が飛び出した。
聞き間違いだろうか。
「小百合ちゃん、今なん」
「小人を使ってえっちなあそびしよって言ったんだよ。」
食い気味に麻百合の言葉を遮る小百合。
麻百合は掛け布団の中から目を光らす小百合を見た。目の色が違って見えるのは気のせいだろうか。
小百合は片手でゆっくりと掛け布団を持ち上げていく。
「…………うそでしょ………?」
先程までパジャマを着ていた筈の小百合がいつの間にか一糸纏わぬ姿になっていた。
そしてその手には沢山の小人が入ったペットボトルを握りしめていた。
「ウソなんかつかないよ。さぁ、今日最後のアソビ、二人だけでじっくり愉しもうね♪」
小百合は妖艶な瞳を光らせながらペットボトルの蓋を開けた。
※
「うわあぁぁっ!」
「いやだぁぁぁ!」
透明のペットボトルの口からサラサラと大量の小人たちがこぼれ落ちる。
落ちた先は全裸の巨大少女の掌の上だった。上空に見える巨人の顔から荒い鼻息が暴風となって猛威を振るう。
もう一方の巨人は何故か恐怖で引きつったような表情で固まっていた。仲違いでもしたのだろうか。何が起こっているのか小人たちには知る由もなかった。
「さぁまずは全部脱ごうね~。」
「ひっ……ひぃぃ……。」
全裸の巨人が片手だけで器用にもう一人の巨人の衣類を脱がしていく。涙目の巨人は抵抗することなくパジャマも下着も脱がされ、同じように裸になった。
「あはっ、怖がらなくていいんだよ麻百合ちゃん。これはただのアソビなんだから。」
そう言って掌に乗せた小人たちを麻百合の身体に満遍なく振りかける小百合。
「ひゃッ!な、なになになにすんのぉ~小百合ぃ~……やめてよぉ~……。」
掌から振り落とされた人々は麻百合の頭からつま先まで広範囲に散らばっていった。
汗でじっとりとした麻百合の肌が人々の身体の自由を奪い、更に巨人が身震いすることで激しい揺れに見舞われ逃走を図る余裕さえ与えられなかった。
「あははっ、麻百合ちゃんの身体中に小人がいっぱい貼り付いている~!おっかし~!」
ケタケタと笑う小百合。
その様子を小さな人々ともう一人の巨人は怯えながら見つめていた。
「さて、はじめよっか♪」
そう言って麻百合に這い寄る小百合。
「あ………あ………あは…あはは………。」
「あはっ、麻百合ちゃんやっと笑ってくれた~。よかった~♪」
恐怖のあまり笑いが込み上げている麻百合を見て喜んでいると勘違いする小百合。
ぷるぷると揺れる麻百合の肩に蛇のように両腕を絡ませゆっくりと麻百合の身体に身を重ねていく小百合。
次々と二人の裸体に挟まれて潰れていく小人たち。
若き少女たちの胸やお腹、股間、両腕両脚など、あらゆる場所で無差別に殺戮が行われていった。
「ひゃ……ッ!」
「あんっ、わたしと麻百合ちゃんの身体の間で小人がぷちぷちと弾けていく……。とっても気持ちいい………。」
悦に浸る小百合と再び襲ってくる快楽に驚く麻百合。
二人の身体がすり寄せ合う中、数百人の人たちが犠牲となった。
「小百合ちゃ……小百合ちゃ……。」
力なく小百合の名前を連呼する麻百合の精神は既にボロボロだった。
「ん?どしたの麻百合ちゃん。気持ちいいの?じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる……♪」
小百合と麻百合の唇が重なり合いベロチューが始まる。麻百合の頬や唇の表面に貼り付いていた人々は小百合の顔に擦るように潰れていった。
麻百合の口内にこぼれ落ちていた人々は侵入してきた小百合の巨大な舌に舐めとられる。二人の口内で怪獣の如く暴れ狂う小百合の舌に人々はただただ翻弄されるしかなかった。
「んぐっ………!」
「んん………ん~♪」
ぷちゅっぷちゃっと淫靡な音を立てながらディープなキスを味わう小百合。
麻百合は自分の口に押し込まれる小百合の舌に耐え難い嫌悪感を感じていたが、自然と自分の舌もそれに応えるかのように動いていることに気付いた。
気持ち悪いだけなのに、何でこんなに興奮するのだろう。今にも吐きそうなのにどうして舌が勝手に動くのだろう。
麻百合は生理的嫌悪感と性欲的快感の間で揺れ動いていた。
その頃、二人の口内は更に激しさを増していた。もう片方の舌も暴れ始めたのだ。
二枚の舌が艶かしく絡み合いながら、お互いの口内を行ったり来たりする。
舌に囚われた者たちはもう片方の舌や上顎との間で磨り潰されたり、喉の奥へと流されて唾液と共に呑み込まれていった。
運が悪い者は二人の舌の上で生かさず殺さずの状態で死ぬまでなぶられ続けていた。
※
「……んぱぁ……くすっ、麻百合ちゃん上手だったよ~♪」
麻百合の舌使いにご満悦な小百合。
麻百合の方はというと、自分が小百合のディープキスを受け入れてしまったことに驚いていた。
初めてなのにあんなに激しいキスをされてしかも自分からもしてしまうなんて。
今になって羞恥心が湧いてきた。
「じゃあ、次はこっちのお口にキスしてあげるね~。」
そう話すと顔を麻百合の股間へ向ける小百合。
「え……?ま…まってまってまってやめてまってぇぇッ!!」
麻百合が再び哀願するも小百合は無視して麻百合の股間にある陰部に顔を近づけ、舌で舐めるように大陰唇を開いた。
「いやあぁぁぁぁああぁ………ッ!!」
麻百合が悲鳴を上げながらボロボロと泣き出す。
その姿には昼間に小百合を可愛がっていた頼もしいお姉さんの面影は微塵も残ってなかった。
麻百合のおまんこから大量の愛液が滴り落ちていく。丁度その真下にいた小人は麻百合の愛液の滝に呑み込まれてそのまま絶命していった。
麻百合の準備万端なおまんこを見た小百合は嬉しそうに笑うと再びペットボトルから小人たちを取り出し、おまんこの中にサラサラと振りかけおまんこの小陰唇やクリトリスを小人ごと舐め回した。
「ーーーーーーーッ!!」
今までの快感とは比べ物にならない刺激が麻百合の上半身を弓のようにしならせる。一瞬にして頭の中がぐちゃぐちゃになってしまった。
僅かに残っている理性が助けを求めようと必死に思考を巡らす。
ふと顔を下ろすと、自分の汚い所を小百合が愉しそうに舌で舐め回していた。
目があった。
その目は自分の初めてを奪おうとしている獣の目だった。
麻百合の中の理性が砕け散った。
「やだぁ~~おかあさぁ~~~ん!たすけてぇ~~~あぁ~~~~ん!」
感情が爆発したように大声で泣き出す麻百合。天を仰ぎながら恥も外聞もなく涙と鼻水と涎を垂れ流して泣きじゃくっていた。
一方の小百合は、そんな麻百合を見て動揺する訳でも謝罪する訳でもなく、一心不乱におまんこを舐め回していた。
小百合は自分が麻百合を強姦して泣かせているという自覚は全くなかった。
小百合の想いはただひとつ。
大好きな麻百合と心行くまで遊びたい。
それだけだった。
「ぷはっ。あはは、そんなに気持ち良かった?よぅし、もっとがんばるね♪」
「あぁ~~~~~~ん!ああぁ~~~~~~~ん!」
くちゅくちゅといやらしい音を出しながら、舌で陰部を攻め続ける小百合。
その口元では小百合の舌と麻百合の陰部に閉じ込められた大量の小人たが絶叫を上げていた。
赤く充血し切ったクリトリスは極限まで肥大化し、その表面に貼り付いていた人々は包皮とクリトリスの間でぷちぷちと潰されていった。挟まれずに済んだ小人たちも小百合の巨大なざらざらとした舌でクリトリスに強引に押し付けられて潰れていった。
襞に貼り付いていた人々もそれぞれ舌と襞に挟まれてミンチと化したり過剰に分泌された愛液に呑まれて苦悶の表情を浮かべながら息絶えていった。
「ぺろぺろ……うん、そろそろかな?」
そう言って枕の下から何かを取り出す小百合。その手には大きく太いキュウリが握られていた。
「あぁ~~~~!あぁ~~~!あぁあ~~!」
「さぁ麻百合ちゃん、これがラストスパートだよ。最後はわたしも参加するからね。」
もう会話さえもできない麻百合に向かって一方的に話す小百合。
おもむろに口いっぱいにキュウリを咥えて、たっぷりと舌で唾液を塗りたくる。反対側も同じように湿らす。
そしてキュウリを持った手を自分の股間に運び、ペットボトルに残っている小人を全てキュウリの上にまぶした。
キュウリにびっしりと貼り付く小人たち。そのもがく様を見て口角を歪める小百合。
小人たちは山のように巨大なおまんこを見て狂ったように大声を上げたが、その悲鳴がより一層小百合を興奮させた。
次の瞬間、小百合が左手で自分のおまんこをくぱぁ…っと開き手に持ったキュウリをゆっくりと膣の中へ挿入していった。
ぷちぷちぷちぷちぷち!
「あふん………ッ!」
太めのざらざらしたキュウリが膣の壁を押し広げて侵入してくる。それと一緒にその表面に貼り付いた小人たちも膣中へと呑み込まれていく。
膣圧に堪えきれずぷちぷちと磨り潰されていく小人たち。キュウリ表面の突起物にも劣るその脆弱な身体は小百合のグロテスクな膣内に溶け込むようにしてこびりついていった。
キュウリは小百合のおまんこにしっかりと咥えられていた。その様はまるで男性器のそれだった。
麻百合の両腕を手で押さえ、小百合は股間のキュウリを麻百合の膣の入り口を守る処女膜に向けて近付けていった。
「あー………あぁ~………あー………。」
枯れた声を出しながら真上を見つめる麻百合。もう涙も鼻水も止まり、涎だけを垂らしながら廃人のように唸っている。
「一緒にいこうね麻百合ちゃん。」
優しく微笑みかけ、小百合は股間のキュウリを麻百合の処女膜にぐいっと押し当てた。
「おぉ………おっ………ッ!」
麻百合の身体が大きくビクンと跳ねる。その身体をがっちりと両手で固定しながら更に押し付けると、キュウリは麻百合の処女膜を突き破り中へと入っていった。
「おっ……!おっ……!おぉっ……!」
初めて自分の中に入ってきた異物の圧迫感に思わずオエッとなる麻百合。それと同時にかつてない快楽が麻百合の膣内を刺激する。壊れた理性を通り抜けて直接本能に訴えかける甘美な刺激だった。
当然キュウリに貼り付いていた人々は麻百合の膣の中でも磨り潰されていった。麻百合の初体験に貢献して死んでいったのだ。
キュウリは子宮の入り口付近まで侵入し、麻百合の膣内を埋め尽くした。
小百合は奥までキュウリが入ったのを確認すると、ゆっくりと腰を引いてキュウリを抜いていった。
すると、麻百合が小百合の方を向いた。
その表情は先程までの廃人ではなく、更なる刺激を要求する子供のような顔だった。
「やめないで……もっと……ください……もっとやってください……おねがいします……。」
麻百合が喜んでくれている。
初めての体験を楽しんでくれている。
小百合はとても嬉しかった。
大好きな麻百合が自分と合体して喜んでいるという事実が、この上なく嬉しかった。
それならば、もっと麻百合の期待に応えて上げなくては。
わたしがこのアソビの道しるべとなって麻百合を先導して上げなくては。
使命に燃えた小百合は全力を以て腰を前後に振り始めた。
ズンッ!
ズンッ!
ズンッ!
ズンッ!
小百合のピストン運動は一気に激しくなった。
麻百合は声にならない声を出しながら身を捩っていた。白目を剥いて快楽に溺れていた。
「あうっ!えぅっ!おっ!あんっ!」
麻百合の喘ぎ声を聞いて小百合も腰の振りをより激しくする。麻百合の膣内をキュウリが上下左右に暴れ廻る。
それと共にキュウリの突起物の根元付近に貼り付いたお陰で偶然潰れなかった小人たちが全員まとめて振り落とされ、二人の少女の膣の中でもみくちゃにされながら小さな刺激として消えていった。
ズッチュ ズッチュ
ズッチュ グッチュ
グッチュ グチュ グチュ
グチュグチュグチュグチュグチュ
「ん…ッ!イクよッ!麻百合ちゃん!」
「あんッ!おねがいッ!小百合ちゃん!」
小百合が渾身の力でキュウリを突っ込むと同時に二人は絶頂を迎えた。
「んーーーーーーーーーッ!!」
「あぁぁーーーーーーーッ!!」
二人の声が室内に響き渡る。
限界まで膣が締め上げられ膣壁が一致に硬くなる。
強力な膣圧がキュウリを絞り上げ、大量の愛液が膣の隙間から溢れだしていた。
二人の身体が大きく反り返ると同時にキュウリは真ん中でポキッと音を立てて折れた。
※
「麻百合ちゃん……また来年も来てくれる……?」
「もちろんだよ。今度はもっと早い時間から来て上げよっか?」
「ホント!?わーいっ!絶対だよっ!」
「うん、約束♪じゃあ、そろそろ行くね。バレー部の練習に間に合わなくなっちゃう。」
「……わかった。」
ギュッ
「……グスッ……またね……麻百合ちゃん……。」
「……うん。また来年来るからね♪」
「………うん………グスッ………。」
麻百合は家の玄関で小百合と別れの挨拶を済ませて駅に向かった。
昨日の夜のことはあまり覚えていなかった。小百合との行為のことは何となく記憶に残っているのだが、行為中のやり取りがすっぽり抜けている。行為中のわたしは何を考えていたんだろう?
二人で絶頂を迎えた後、わたしたちは暫くの間抱きしめ合い余韻に浸っていた。あんな気持ちのいい経験は生まれて初めてだった。
いずれ通るであろう道を、小百合はわたしに教えてくれたのだ。
とても貴重な経験だった。
お陰で以前よりも性的なことに対しての恐怖感は薄れていた。これなら今後その時が訪れても問題ないだろう。
小百合が最初の相手で本当に良かった。
………それにしても、小百合はどうしてあんなに性行為に詳しかったんだろう。
まだ中学に入って数ヶ月の子が何故あんなにエッチなことに積極的なんだろう。
………まるで小学生の頃から既に行為に及んでいたみたいな………。
そんな疑問を頭に抱きつつも、麻百合は来年の再会を今から心待ちにして駅へと急いだ。
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