ぶんかつ、

@touko_miduki999

ぶんかつ、

クッキーを割るみたいな気軽さで

こころを分割して裏山に埋めてきました

春には熊が掘り起こして食べてくれるから

私の命もきっと無駄にはならない

私が私でなくなったあとの体温は、どこに行くのだろう

五月 雪の匂い

メンヘラを起こした低気圧が私の頭を殴りに来る

笑う彼らは深夜に鳴る着信音だ

お腹がすいたよ

肋骨が食べたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ぶんかつ、 @touko_miduki999

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る