ゆっくり強くなる異世界転移~召喚した神から匙を投げられ、仲間達と好きに冒険していたら神秘の力に目覚めました!~

安野 吽

【第一章】ローヌの村

1.雑に喚び出された男


――平穏で退屈な日常の裏にある、危機や困難の排除された整った世界。


 当然のようにその恩恵を享受して生きて来た私達が、想像に及ばない世界が、どこかにはきっと存在している……。


 ただしそれは必ずしも、こちらの望む形では現れてはくれない……。

 





 壮絶な違和感を感じながら、俺は書類を掴み上げた状態で静止していた。


 理由は急に周囲に忽然こつぜんと現れた一面の緑に驚いて、だ。手からパサッと紙束が落ち、そのまま地面に散らばる。


 風に吹き散らされていくそれは、光の粒子となって溶けるように消えて行った。


 さっきまでここは寂れたオフィスビルの一室だった筈だろう? 目の前のプリンタは? 硬いビニルシート張りの床は? 立ち並ぶデスクにPC群は、一体どこへ行ったのだ……。


 満天の星空から放たれた夜闇を照らす明りのおかげで、周りがなんとか見えるのが救いだ。その場で首をぎこちなくひねる。


 まさかだが、異世界転移とかいうあれだろうか。


 しかし、こんなに何の前触れもなく起こるものなのか。いや、理不尽なものだとはライトノベルや漫画からの知識で知ってはいるけれど、あまりに雑すぎないかと大いに混乱する……。


 本当にそうなのか……疑いを持った俺は、自分の知っている知識の範囲で、色々と試してみることにした。


「……ステータス、とか言ってみたりしてな」


 すると、その言葉に応じ――目の前が、白くくり抜かれたように光る。


【ジロー・カスダ】 LV:1 


・HP (体力)     : 10

・MP (魔力)     : 5

・ATK(攻撃力)    : 1

・DEF(防御力)    : 1

・INT(知力)     : 1

・MND(精神力)    : 1

・DEX(器用さ)    ; 1

・SPD(素早さ)    : 1

・LUC(運)      : 5


 何の音もなく出現したその小さな画面は宙に浮いたまま、俺の動かす目線に合わせて位置を変える。

 ……これで確定だ。ゲームか現実か、そんな事は分からないが、俺は異なる世界に飲み込まれてしまったのだ。


 視線の向きと垂直になるように開かれたその20インチモニター位のサイズのクリアブルーの板――それには白くはっきりした日本語で、様々な情報が書かれていた。  

 だが、これだけでは無いはずだ。


「え~、ス、スキル?」


【スキル】

言語直解ワーダスタンド

支援魔法LV1 


 若干照れながらの発声により、画面が本をめくられたように切り替わる。そして表示されたのは、使用できる特殊能力が記載されたページだ。


 俺は再度、夢じゃないのかと手の甲をつねって確認する。

 普通に痛いし赤みも差して来て、目の前の事態から逃れられないことを察した。

 がっくりと肩を下げる。


 内容もまた問題だ。前者は恐らく、字面から判断して翻訳用のスキルではないかと思う。だがもう一つが、支援魔法。支援魔法とは……?


 ――支援魔法。


 自身のゲームの知識を掘り返し、字面から何となく推測すると、それは恐らく、某有名ゲームの攻撃力を二倍にしたりする奴や、相手からのダメージを割合で減少させたりと言った、自軍側に有利な状態変化を及ぼす継続的な魔法で無いだろうかと思う。


 しかし、それは何かを強化する為にあるのであって、それ単体だけでは有意に働かない。スライムの攻撃力を二倍にしたところで、たかが知れているのだ。


 俺のステータスの数値を見る限り、それが有用な魔法とはとても思えない。


(……何これ、支援を掛けて殴ればどうにかなるとでも思ったのか? いや、それとも俺のステータスが低すぎるだけなんじゃないのか?) 


 どういう意図で召喚した者がこのような構成にしたのかが良く分からない。

 ちなみに名前も表記がおかしく、本当は数田かずただし、二郎のウが長音になっているなど、ところどころに雑さが感じられ、不安を誘う。


 木の葉がざわめく、標高も、方角も何もかも良く分からない夜の森の中。


 残業中に着ていたスーツのまま、まともな食料や水すら無い状態で……現代社会の恩恵に慣れ切った俺のような一般人にどうやって生きて行けと言うのだろう。


 せめてチュートリアル的な何か位無いのだろうか。そんな事を考えながら、俺はまだ試していない事がもう一つあるのに気付いた。


「あ! もしかして……アイテムとか、あったりする?」


 思い付きで言った言葉に応じ、消えてしまっていた四角い板が何の前触れもなく浮かび出す。

 どうやら書いてある物品の中から選択して取り出すようになっているらしい。


 枠内の非常食をタップすると、四角い手のひらサイズの包みが枠内から普通にポンと具現化した。


 その非科学的な現象に唖然とするが、もうここに至っては順応していかないと仕方がない。取り合えず少しの間餓死だけは避けられそうなことを感謝しよう。


 紙の包みを破り捨て、俺はそれをしげしげと見つめる。


 香ばしい香りを放つ薄いビスケットらしきものを恐る恐る口に挟んで嚙み切ると、さっくりとした感触。味は悪くない。

 だがこれだけだと、もそもそして非常に喉が渇く。1セットに三枚入っているが、慎重に食べないと飢えて詰むだろう。


 一方の水ははガラス瓶に入っており、味は市販のミネラルウォーターと遜色そんしょくなく、とても美味しかった。


 簡易的な食事の途中、突如茂みがガサガサと動く。そして、それを割るように出て来たのは青いゼリー状のアレ、そうスライムだ。

 いや、正式名称はわからない。こちらではジェルとかゼリーとか、プリンとか、もしくはもっと別の呼び方があるのかも知れないが、暫定的にスライムということにしておく。


 非常にぷるぷるしていて、冷やすととても美味しそうに見える清涼感のある青色だが、流石にあんなわけのわからない魔の物体を口にする訳にもいかない。

 飢え死にする位なら試す価値はあるかも知れないけど、今はまだパスしよう。


 奴らは目が見えているのかいないのか、ただその辺りを這いずりまわる。それを見ながら、俺はどうしてもいいか分からず途方に暮れて地面にしゃがみこんだ。

 事の始まりはあの長い残業からだったのだ……。



 ――約一時間前、俺は十一時を過ぎても終わらない仕事を抱え、窓際の席から駅を通過していく終電を眺めて見送りながら、体にレッ〇ブルという翼を授けていた。

 冷たい炭酸が喉を勢いよく通過し、疲労した頭に束の間活力が戻る。


(どうせ誰も居ないんだし、ビールでも良かったかもな……)


 社内には誰もおらず、節電の為に一か所だけ着けた蛍光灯がスポットライトのように俺の机を寂しく照らしているという、寂しい状態だ。


 座席からおもむろに立ち上がった俺は、モニターに表示されたドロップボックスの決定ボタンを押す。


 すると会議用の文書ファイルが社内サーバにアップロードされ、その後、印刷実行を命令。部屋の中央に据え付けられた古い業務用印刷機の動作音が辺りにうるさく響きだした。


 入社して三年目……月の残業時間は軒並み百を超えているが、残業代は月二十時間までと決まっている。いわゆるブラック企業という奴だ。

 社員の精神衛生やコンプライアンスなど毛ほども考慮していない。儲かれば良かろうなこんな会社で、俺は日々、雑用係としてこき使われていた。


 精神的に限界に達しそうで、いつ辞めれば社的に一番ダメージになるのかなぁとかのイケナイ妄想が日常的に思い浮かぶようになってきた今日この頃、それは起きたのだ。


 座席から離れ、印刷に時間のかかるオンボロ印刷機の動作にイライラしながら、つま先で何度も床を叩く。


 会議用の資料とか、そろそろタブレットか何かで各自クラウドからダウンロードできるようにしといてくれよとか、愚痴だけは色々と浮かぶが、冴えない底辺会社員に、そんなことを提言する余裕も、自力でそれを達成する余力も無い。


 とりえだった若さは失われ始め、一説によると免疫力が半減すると言われる三十代までもう五カウントも残っていないのだ。


 人生の楽しみを作ろうにも、若者を育てるという大義名分の元に忙殺しようとしてくる上司の仕事攻撃善意からの押し付けに削られて、余暇などろくにとれやしない。

 休みは家に帰って酒をかっ喰らって寝るだけという退廃的な毎日を送る内に予想以上に俺の顔は老けてしまっていた。もちろん恋人などいるはずが無い。


 そしてこのまま頭も薄くなり始め、脂ぎった額で周囲に光線を撒き散らす某上司と同じように煙たがられて行くのだろうと悲しい妄想を抱きながら、俺は天井を見上げた。


「仕事、楽しくねぇなぁ……。このままどっか雲隠れしちまおうかなぁ……」


 そんな実現不可能な空想を誰もいない場所でぶちまけた瞬間、天井の蛍光灯がバチバチと感電した時の様に瞬き、一瞬室内が真っ暗になった。




 ――そして暗闇に慣れ、徐々に周囲の輪郭が浮かび始めたと思ったら、そこは唐突に夜の森。現在に至るという訳だ。


 森とスライムが一緒に存在するのはいい。許そう。だが何故俺がそこに共存させられなければならない。


 現実逃避気味の思考回路で、目の前を這う青いぷにぷにを興味本位で突いてみようと思った俺は妙な歩きづらさを感じた。


 すぐに思い当たった違和感の正体、それは、靴に引っかかったスーツだ。……体のサイズがやや縮んでいる?


 わずかだがスーツがダボついており、袖が手の甲の半ばに達している。

 自らの体にまで影響が出ていることに恐怖を覚えた俺は、スマートフォンを取り出してカメラ機能で自分の顔を映す。

 そこに映し出されたのは、長い髪が目元までかかった、高校生位の少年の顔だ。


 体が震え出し、変な汗が背中を流れ出す。


 そして俺は「ちくしょう……神でも悪魔でも、何でもいい。誰か出て来い責任者――!」と空を見上げて怒鳴った。


 そんな俺の思考を読んだかのように、突然天空から光が降り注ぐ。

 俺は対向車からハイビームを浴びせられたかのようなうざったさに顔を歪めて目を逸らし、光量が減少していくのを待って睨みつけた。


 だがその姿を見た時、怒りよりも驚愕が頭を支配した。


光りに包まれ降りて来る、白い貫頭衣をはためかせた一人の老人の姿、あれは――T中部長!? 


 コスプレまでしてワイヤーアクションとは手が込んでいる、中々やるものだ。しかし宴会芸にしては手が込みすぎている……昔アクション映画俳優でも目指していたりしたのを、どうしても誰かに自慢したかったのだろうか。


 ちなみに、T中部長というのは俺の直属の上司だ。


 いつも何かと雑用を押し付け、俺の残業時間が増える要因として二位以下を突き放す形でトップに君臨しているありがたい存在。

その癖彼はいつも定時できっちり退社するのだ……。


 派手な登場演出が終わり、俺は貼りついたような笑みを浮かべながら未だ上空で手を拡げている彼に話しかける。いつまでやっているのだ、この爺さん……早く降りろよ。


「何ですか、ドッキリですか? T中部長」

「何を言っている。私はT中部長などという名前ではない。れっきとした神の一人じゃ」


 良く見ると、姿形は似ているものの、若干髪の毛が豊かで眼鏡は掛けていない。どうやら別人のようだが、本当に瓜二つだ……殴り飛ばしたくなるくらいに。


「神ぃ? なあ、あんた……本当にT中部長とは別人なのか?」

「言っておるじゃろう、私は神であると」

「よし。それじゃあ、別に攻撃を仕掛けても良いってことだよな」


 俺は鬱憤が溜まって自制が効かなくなっているという言い訳を作り上げ、足元の石投げ付け始めた。

 石が服を掠めて揺れるのに老人は慌て、杖を突きつけて騒ぎ出す。


「何をする! やめんか貴様! 転移直後で自我が安定しておらんのか!?」

「俺の自我はいつでもどこでも不安定なんだよっ! おら、くらえっ!」

「な、なんという罰当たりな……しかしこんな者でも召喚してしまったからには仕方が無い」


 自称神とやらは、木製の硬そうな杖を一度振るった。

 そうすると俺の体は見えない何かで縛られ、地面へと引き倒される。


「なんだよ、コラ、離しやがれ!」


 手足を動けなくされ、暴言を吐きだすことしかできない。そんな俺の元へふわりと舞い降りた自称神は嫌な笑みを浮かべながら歩み寄って来る。

 その笑い顔、某上司が俺に残業を押し付ける時の顔と同じなんだよ、ムカつくわぁ……。


「フッフッ……いい気味よ。さて、貴様に選択権を与えよう。一つは、儂の言う事を聞き、この世界を救う事に貢献する」

「次は」

「もう一つは、今この場で存在ごと消滅する」

「他は」

「贅沢な奴じゃな。空中に瞬間移動して鳥になった気分を味わうというのはどうじゃ? 無論、自由落下後の命の保証などせぬが……」

「二つめよりひでぇじゃねえか……」


 微塵も選ばせる気など無い答えに、流石に青筋が立つ。目には見えない何かに簀巻きにされた俺は、憎々し気にその場に唾を吐いた。


「もうちょっとまともな選択肢を用意しろよ。大体さ、存在ごと消滅させるとかできるわけねぇって……」

「ほぅ、そう思うか」


 たかをくくって鼻で笑う俺の言葉に自称神は嫌な笑みを浮かべ、傍に屈みこむと首元のネクタイを掴む。

 すると、自称神の掌に包まれた部分から、それはくしゃっと歪み、黒い粉になって風に吹き散らされて行く。……あ、これはヤバい奴だわ。


「わかったかね?」

「……すみませんでした。調子乗ってました。もう二度とは向かうような真似は致しません」


 得意げに微笑む神に、察した俺は秒速で態度を軟化させる。社会人たるもの、強者に媚びないと生きてはいけないのだ。


 そのへりくだった様子に満足したのか、自称神は俺の拘束をようやく解き、自由になった俺はやや気を使いながら不満を呟く。


「……しかし、いきなり世界を救えとか大それたことを言われても困りますよ。何がどうなって世界は滅びようとしてるんすか」


 座り込んだまま頭を捻り聞く俺に、神とやらは少し言葉に詰まりながら答えた。この慣れていないような対応――あまり召喚とやらは頻繁にあることでは無いのか?


「む、それはな。人々の信仰心が薄れ、神の力が弱くなっておることに起因しておるのじゃ……」


 彼の話を整理すると、神に対する祈り等の《プラス》のエネルギーである――《徳》というものが人々の邪心と相反する形でこの世には存在しており……善行などを積み、清い心を保つことでそれは神の元に還元される。


 だが、逆に世が乱れ、人々の心に邪心が生まれると、それは《マイナス》のエネルギー ――《背徳》という形で邪神たちに還元され、滅びの尖兵たる魔物達を生み、世界を崩壊に導くのだという。


「よってお主には、魔物を倒して邪気を払う事と、人を救い、徳を積むことで神への信仰を取り戻させる事……この二つを成して貰いたい」

「いや、無理でしょ」

「なぬ!?」

「なぬじゃないでしょうが……何でこんな一般凡人サラリーマンをそんな世界的プロジェクトに参戦させようとしてんすかあなたは……」

「まぁそれは、ちとこっちの都合もあってな」

「……さらっと適当に流そうとしないで下さいよ。もっといいのいたでしょ。オリンピック選手とか、世界的科学者とか呼べよ……。ステータスほぼオール1だぞこっちは……!」


 どうやったら自分のような無能力者に白羽の矢が立つのかが理解できず、つい自暴自棄になった俺が悪態を吐き出すと、神とやらは顔を真っ赤にして怒りを露わにした。


「うるさいわ! ランダムでその年代に生きている人間から選ばれるから仕方なかったんじゃ! 儂だってこの世界に変革をもたらすほどの人物を期待していたというのに……」


 逆切れかよオイ……ってか世界の命運を委ねる召喚の儀式が何故にガチャ仕様やねん……。

 俺は何とも重い溜息を口から吐き出すが、続いて彼が言い出した言葉には開いた口が塞がらない。


「まぁ、まだ意思疎通ができるだけマシな部類じゃな」


 それは本当に人だったのか……!? そして、その儀式はまともに機能しているのか。何にしてもろくなもんじゃねえ、この世界の神様……。


「まぁ、そう言う事じゃから、誠心誠意頑張ってもらいたい。困ったことがあれば、そこの知の女神、アルビスを頼ると良い。ではな」

「何!? 女神だと?」


 《女神》という言葉に釣られ、過敏に反応した俺は、振り向いて周りを見渡したが、そこには何の人影もない。

 そして、目を離した隙にT中部長似の自称神は前触れもなく姿を消していた。


 結局あまり情報も得られないまま放り出された俺は愕然として頭を抱えてしまう。吹きすさぶ寒風が冷たく肌を撫で、暗澹あんたんたる未来が頭に思い浮かんだ。


「嘘だろ……騙して消えやがった。これでスタートすんの? マジで?」

「あの~……」

「いや、無理でしょ。面倒臭くなったからって説明もロクに無しって……子供か! ちっくしょおぉ……」

「あの~すみません……」

「ん? 何だ!? 女性の声か……いや、俺はストレスのあまり幻聴まで聞こえるようになってしまったのか……哀れな」

「そうではなくてですね~……下、下を向いて下さい」


 一人芝居のように地面を叩いたり頭を振ったりする俺の耳に、幻聴ではない何かの声が届く。

 それに従い地面に目を向けると、そこにあったのは古ぼけた分厚い革表紙の一冊。

 不可解な記号だけが金箔の文字で描かれた、不思議な輝きを宿す本……それはこちらに気づかせようと小刻みに震えている。


「その本が私です」

「本……喋る本か。いよいよだな……もうどうとでもなれ」

「とりあえず、それを開いていただけます?」

「はいはい……はいぃぃぃ!?」


 何もかもどうでも良くなって来た俺は、おざなりに拾い上げてその本を開く。


 だが、その白紙のページから光り輝く鮮明な女性の映像が浮き出るように現れ、くるりと回転すると、つぶらな瞳がこちらに向いた。


 夜目にも眩しいその姿に腰が抜けてしまい本を放り出すと、悲鳴を上げたその女性はやんわりとこちらに注意を促す。


「あっ……くれぐれも乱暴に扱わないで下さい。その本が壊れるとあなたと交信が出来なくなりますので」

「あっ、えっ!? すっ、すいません!」


 俺は慌ててその本を拾い上げ、土を払う。するとその女性はにっこりと微笑んで丁寧にお辞儀をして見せた。


 まるでそこに存在する様に滑らかに動く、人外の美を備えたその姿に、俺は改めて違う世界に連れて来られたことを実感したのだった。

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