登場人物紹介1
<登場人物紹介/主要メンバー>
1.阿久津雄介(あくつゆうすけ)
天性【ガチャ】
シングルマザー母親を安心させる為に、彼女の一人でも作るべく高校デビューを果たすが無事撃沈。
中学時代から仲の良いオタク友達の冴島薫(男)と共に暗い高校生を送っている。
そんな彼に訪れた異世界召喚。
だが取り敢えず長いものには巻かれておく、事なかれ主義の雄介の手に入れた『天性』はガチャ。
ステータスはその世界の一般人の子供と同等で、とてもレギュラー入り出来るスペックは持ち合わせて居なかった。
故に補欠として扱われる。
2.冴島薫(さえじまかおる)
天性【商人】
雄介以外のクラスメイトには塩対応で、興味すら示さない。
表面上の付き合いでしかないのでツンが激しいが、雄介が会話に絡んだだけで柔和になる。
過去にゆうすけに助けてもらったことがあり、それ以来猛烈アタックして友達になった。
女の影があると機嫌が悪くなる。
天性は商人。商売が絡むと性格が非常に悪くなる。
(※書籍版では正義の心が発動した)
3.杜若みゆり(かきつばたみゆり)
何故か一般校に迷い込んだ天上の存在。
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花という言葉がよく似合う。可憐で居て、それでいて一本芯の通った性格。
クラスで一番モテるが、それを鼻にかけることはない。
誰にでも平等に接するが、女子との仲が一番いい。
男子にはなかなか近づけないのは、中学まで女学院で過ごしてきた影響。
親の決めた婚約者がおり、告白してくる相手には非常に申し訳ない気持ちになっている。
ちょっぴり天然。
一人っ子なので兄弟や姉妹に軽い憧れがある。
4.錦由乃(にしきよしの)
天性【識別】
歳の離れた妹達がおり、しっかり者のお姉さん。
非常に真面目な性格で、度の強いメガネとおさげがトレードマーク。文学少女で、人に聞くより調べることから始めるのでわからないことがあったら聞けばなんでも答えてくれることから、錦Pedhiaと呼ばれて頼られている。
サバサバとした性格もあり、男子からは接しやすいと評判。
クラス委員をしてるからか渾名が委員長で定着している。
(※書籍版での設定。WEB版ではクラス委員でもないけど委員長っぽいという理由でそう呼ばれた)
5.三上泰明(みかみやすあき)
天性【剣士】
クラスカースト上位に君臨する甘いマスクの剣道少年。
家が貧乏なのでアルバイトをしながら歳の離れた妹達を養っている。
女子受けは良いが、それどころじゃなくて恋愛どころじゃない。正義感が強く、高いステータスを持つことから異世界でも非常に頼られる存在になった。
クラスの安全の為、強硬策を取りがち。
自分一人が頑張ればなんとかなると思っている節がある。
6.木下太一(きのしたたいち)
天性【全属性魔法使い】
目立つたがり屋でウェイウェイしてる光属性のスポーツ少年。
野球部故に坊主頭にしているが、別にハゲではない。
一人っ子特有の早口で、周囲を巻き込むタイプ。
突如芽生えた魔法の才能にちょっと調子に乗ってるが、根は悪い奴じゃない。
良くも悪くも小物臭が抜けない永遠のNo.2。
ステータスの高さだけが自慢。
7.夏目樹貴(なつめいつき)
天性【鍛治師】
クラス一の生真面目君で、勉強にできない相手を可哀想だと思っている。
当初雄介達とは袂を分つ気で居たが、雄介の力の一片を知り、協力体制を取る。
鍛治師にあるまじき危険思想を持ち、のちにマッドサイエンティストとして名を馳せる。
8.水野義隆(みずのよしたか)
天性【スカウト】
クラスに一人入る濃い目のアニメオタク。
深夜番組や日曜朝八時の女子児童向けのアニメの蘊蓄を語らせたら一番。その視線が気持ち悪いと女子から嫌われており、順当に闇落ちしている。
異世界では「チートキター」と一番に叫んだが、彼の天性はスカウト。魔法で無双したかったと木下を羨むが、自分の持つ能力を使っていくうちに、そんなに悪くないんじゃないかと気づき始める。
後に勇者として活動する姿を見せ、新しい自分を開拓した。
9.榊美帆(さかきみほ)
天性【裁縫士】
親がデザイナーで世界を飛び回っており、自身もその道に進もうと日々努力をしている。
裏表のない性格で、男女の前で態度を変えない。
ちょっと吊り目すぎるのが最近の悩み。
杏仁豆腐の程よい甘さに何度も救われてる。
10.坂下恵(さかしためぐみ)
天性【シェフ】
料理アドバイザーの母親とレストランのシェフを父親に持つ、料理業界のサラブレット。
オリジナルレシピをSNSに載せてはそれなりに良いねをもらっている。
新作レシピ作りに余念がないが、異世界のあまりにも物の少なさに辟易している。
雄介の素材合成ガチャに肩入れしている。
11.姫乃皐月(ひめのさつき)
天性【アーチャー】
一般家庭の生まれなのに、やたら立ち居振る舞いが高貴。
お嬢様言葉を操り、それでいて奔放な性格。
恋バナに興味が強く、なかなかくっつかない相手に背中を押すことも。
弓道部に所属しており、天性もアーチャー。
弓を用いらせたら右に出る者がいないが、左にずらっと並んでいる。
水野のことは好きでも嫌いでもないが、たまに後ろ姿が大きく見えることがある。
<登場人物紹介/グルストン王国>
12.第13代国王ガイウス・グルストン
過去の勇者大戦で最愛の息子を失っており、後がない。
基本的にステータス信者で『天性』も攻撃的なものを好む。
トレーニング方式はダンジョンアタックによるレベリング。
周回させることによって高速レベリングを図るが、完全に運を天に任せた天性頼み。
そのため、初期ステータスの低い勇者を切り捨てる方向にある。
13.大臣:ベスター
ガイウスの幼少期の頃より頼りにしている懐刀。
暗部の指示などは彼が一任している。
ガイウス同様にステータス主義者。
14.騎士シルバ・アレクセイ
日々上層部の腐敗に心を痛めている。
妄想が強く、時々自分勝手な思い込みで周囲を巻き込もうとする。
<登場人物紹介/城下町>
15.ギルドマスター
元Aランク冒険者。
どう見ても山賊にしか見えない厳つい顔をしてるが、実力は本物。顔の傷は勲章だが、奥さんから子供が怖がるから近寄らないでと言われて内心傷ついている。
16.猫耳ギルド受付嬢
語尾に「にゃ」をつける生粋の猫獣人。
あざとい! 圧倒的にあざとい!
隙あらば金儲けを皮算用し、脈のありそうな新人に唾を付ける傾向にある。
17.迷子の女の子
WEB版では人間の少女だったが、書籍版では半獣人の少女にアップデートされた。二巻の伏線に繋がっている。
18.迷子の女の子のお母さん
宿屋を営む半獣人のお母さん。
<ドラグネスからの来訪者>
19.アリエル
職能【ドラゴンロード】
スラム生まれの戦争孤児。
自分以外の味方は居らず、全員が敵。
そんな環境で育ってきた為、弱い相手から奪うのが通常認識。
殺してでも奪い取る。相手が誰であろうとも。
よこせ、全部だ!
20.グレイス
種族:グレイトドラゴン
グレイトドラゴンの中での落ちこぼれ。
一人で餌を取ることもできず、しかしアリエルと出会うことでそれなりに成長した。
弱虫ながらデカい図体の頑張り屋さん。
【※書籍オリジナル】
21.プティ
種族:ベビーワイバーン
小さいながら、その背にアリエルを乗せて縦横無尽に戦場を駆け抜ける。
【※書籍オリジナル】
22.ルクスィ
種族:ホーリーライトドラゴン
アリエルの従えるドラゴンの中では縁の下の力持ち。
ドラゴン系統の傷を癒すブレスを吐き、強靭な鱗は物理攻撃を反射する。獣人キラー。
魔素変換は3500と破格。
【※書籍オリジナル】
23.リカオン
種族:アビスフレイムドラゴン
アリエルが滅多に表に出したくない切り札の一つ。
凶暴な性格で、自分さえ暴れられたら良い為、仲間を犠牲にしがち。物理も魔法も無効化する鱗に、全てを焼き尽くすブレスは国の崩壊を意味するのに十分。
魔素変換は4000と破格。
【※書籍オリジナル】
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