拝啓、神様僕は叶わぬ恋をしてしまいました、そんな僕を許してください。

さくら ゆい

第1話 プロローグ

俺は自分の席に座って窓の外を見ていた。


外では桜がひらひら舞っている。


ずっと眺めていても仕方ないと思い、本を取り出して読む事にした。


本を読み終わってしまった俺は、暇を持て余した。


俺は本から目線をあげると、ある少女と目が合った。


その子は普段眼鏡をつけているのだが、珍しく外していた。


その途端、俺はその子に恋をした。


叶わぬ恋だ。

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