第4話吐き気

パブに出て明かりが少ない路地裏に行った

路地裏隅っこに座った。でもだんだん座るのもきつくなった

地面は汚いゴミが散らかっている 

薄黒いべちゃべちゃした油みたいな液体が地面の大半の支配している

絶対この地面には横になりたくない

座っているとズボンのケツの所が湿ってるのに気づいた

きっったねえズボンのケツの所に液体が染み込んでた

酢とヘビースモーカーの口臭を合わせたみたいなひどい臭いが路地裏を囲んでいる

鼻が麻痺しそうだ

びちゃびちちゃぴちぴちちゃちゃっちゃっ

女が潮吹くみたいに勢いよく吐いた

まるでポケモンのハイドロポンプだ

これを受けた奴は顔面が潰れちまうかもな

吐瀉物が壁に流れて落ちていっている。

ゲロの臭いは余りしない完全に鼻が一時的に逝ってるな

吐いたら気分は前より良くなった立ち上がれるぐらいには

でもまだ気分の悪さは残っている

のそのそとした歩きでコンビニに行った

深夜だからなコンビニは空いてるヤンキーもいない珍しいな

コンビニに入って一番奥の酒がある所へ一直線に行った

コンビニは照明が強く目を開けたくなかった

一瞬目を開けてできるだけ安いのを選ぶ

3本ぐらい手に取った

あとはレジに行くだけだ

レジに行く途中睡眠薬が目に入りバレないようにポケットに入れた

レジの店員は顔は崩さないが異様に早く会計を進めている なんだ?

俺はそんなに臭いのか?

まあ後で風呂に入ればいい

会計を済ませてコンビニに出た早く風呂に入らないとな

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