衝撃
お笑い
'はぁ、はぁ。'息を整えて物陰に潜む。あれから2日経た。この辺りは領内近くで比較的安全と言えば安全といえる。
静かな農村に星空が消えそうな空だ。少し前、2日前まで殺し合い、1対300を繰り広げていた俺の心の片隅に安心がいるような気がする。良く生き残った。150人殺し、たぶん怪我だけという奴もいるかもしれないが確実に60人はmpと正宗で殺った。痛快感もあるにはある。ただ罪悪感も拭いきれない。継妻があうタイムスリップをしたとしても、遙か未来の同業者と未来に繋がるはずの侍を殺した。
理性的に、感情的に責められるものもある。
"ご主人"
浸る俺に気遣ったパートナーが脳内パルス、ロリ声で。
はぁ〜?!。
"なんだ、そうゆうシュミないから。"
''ご主人"
今度は熟女風に。疲れが増す。敵中突破した身としては辛い。脳内パルスはかなりしんどい。
'ノリがいいのは結構。お笑いはテンポとノリは大事。合格。だけどツッコミれない。散々さっきまでつっこんでたからな。'
"ノリとテンポなるほどね。
ってか、そんないうあんたこそ守ってないやん?どうなの"
今度は自分のオカンの声音を使った関西のオカン。もうギブ。沈黙しとこ。
突然
朝日が登り始めたころに沈黙をパートナーが警告の意味を込めた怖いキャラで有名な長熊ニ茂の声音を使って大きな音で、破った。寝ていた俺を起こす。体を起こして、
なんだ、一時間の睡眠しか…。
と寝言をいっていたら、首元にはクナイが。手に緊張。震えだす。喉仏を約5センチ上げてまた下げる。三回かやった。
『静かにしろ、動くな。やると。仲間の仇だ。情報もな。?』
脅す相手の脅す右手首に目をやる。見覚えのあるもの。
パルスでパートナーに解析してもらう。また、相手の顔を調べてもらう。すぐ、片方はでた。顔は忍者装束で見えないらしいが、目をこっそりスキャンすると関係性を見いだすきっかけが得れたらしい。面影があるそうだ。もう一つも出た。当たりだった。
'お前は俺を殺すことはできない。継妻は合わなくなるし、そもそもこうなるという運命だったのさ。息子。'
『はっ、馬鹿な。タイムスリップは我々の世代でしか。』
"バグったからさ。それらは俺が、タイムジャンプ機の改良版さ。初めて作ったのは俺。"
『でも殺せないと前提が。』
"いや、成り立つもの。連鎖的なもので、元を正せば何かでそうなった。そうゆうもの。"
『何故それを?』
'マイクロチップ型量子パソコンにあらゆる情報を、処理解析してもらった。また、手首につけているそれで。俺にも同じものが。"
二人にあるものは赤い糸のお守りだった。愛だった。互いに好きな人につけてもらったもの。
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