戦い
時系列はまた戻る。
正宗一振りで凸る。体は血まみれ。相手の銃弾が飛んで俺を殺そうとするリズムをひたすら数えて、自分の発明品の超スーパー小型マイクロチップ型埋め込み式量子コンピュータにデータを打ち込んでいく。スマホを使うように小さな声でボソっとつぶやいて使う。するとパートナーは男声で。
'マースター、ヘイなんやねん?お望みを叶えましょうやねん。ラララ、ふはっは ふはっは 君もふはっは こんなコンピュータいねいぜ。ワイルドやろう。'
いい加減にしろよ。まじで。
関西弁下手。ディズナーの、インラの、映画のミュージカル風のあの感じをパクった。
また、コスギチャンのモノマネも入れてきた。しょうもない、笑えないネタコンボ。
"いい加減にしろ"
と囁くと。
'あ、もう!そうやってご主人はテンション、ノリ、雰囲気全部全て台無しにするし最悪ー。ないわ~。私jjkkしか勝たんし。'
生意気言うJKの声で返しを入れてくる。ラップチックで。
"なんで今アイドルグループ?!今は、ムカつく。今は真面目に今なれよ。今いらないからさ。"
パートナーはいきなり真面目になった。そして、突然、
'ご主人今やねん。'
そのとき、銃撃はやんだ。凸るタイミングを知らせた。さすだ、自分の発明品。
踊り出て正宗で凸ると楽しい。流浪に何心のゲーム感覚。殺しをやってたら爽快感があっていい。
雲天光流義流竜月斬
と技名を斬りながら言い放つ。ゲーム再現だ。周りは唖然。弾を込めようとしてた敵に一太刀浴びせ、顔が歪んだ同業者を見るとより爽快感が増す。量子コンピュータが的確にヘルプするから、チートできて、被弾はない。具体的にこの型、この捌きと知らしてくれる。さすがだ、自分の発明品。ただ、さすがにまとまって掛かってこようとした二人やったら、銃弾のリロードを終える同業者が出てきて狙われることでやばさを感じるが、味方に被害を自ら出したくない心理が働いてギリギリまで狙いを定めないからか、なんとかやれている。最短ルートの南に向かって一点突破だ。じゃないと俺が死ぬ。木々も上手く使って立ち回り侍も撃破した。同業者も結構殺した。50人は殺した。肌は赤で染まってなんとかその場を脱出できた。
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